車でサーフィンに行くとき、迷うことが多いのが「鍵の保管方法」についてです。
最近はスマートキーやインテリジェントキーと呼ばれる電子キータイプが主流になってきていますが、そうした電子キーは水や汚れなどに弱いのであまり浜辺まで持っていきたくはありません。
そうなると知り合いのサーフショップに預けるか、公共施設のコインロッカーのようなものに頼るしかなくなります。
しかし、サーフショップや公共施設が常に海のそばにあるとは限りませんよね。
そこで、おすすめしたいのがサーフィン時に最適な「キーボックス」です。
キーボックスは名前の通り「鍵を保管しておく箱」のことを指します。
車の電子キーを中に入れて施錠することで、大事な鍵の紛失や盗難を防いでくれるわけです。
この記事では、そんなキーボックスのおすすめ商品3選やキーボックスの選び方についてご紹介していきます。
サーフィンを楽しむ方なら必須のアイテムと言えますので、ぜひ参考にしていってください。
サーフィン時のキーボックスの必要性
「サーフィン中、車の鍵をどうやって保管しておくか?」というのは、昔からサーフィンをする時の問題でした。
車の鍵を浜辺に置いておくのは無防備すぎる、身につけておくにも海中で紛失をしたら大変なことになる。
こうしたことから、サーファーは色々と試行錯誤をしながら車の鍵を保管してきました。
そんな問題を解決する便利なアイテムがキーボックスです。
キーボックスは大事な車の鍵を盗難や紛失といった被害から守ってくれます。
また、キーボックスはサーファーの車を狙った車上荒らしや車自体の盗難防止にも効果的です。
サーフィンをしているときは「海から駐車場が見えない、駐車場までの距離が離れている、海に行ったらしばらくは車まで戻ってこない」といった感じで、被害に遭う要素が揃っています。
そのためサーファーは車の鍵をしっかりと保管し、誰かが無理やり開けたり動かそうとしたりしたときにはアラームが鳴るように設定しておくべきです。
そして、こうした対策をおこなうためにもキーボックスが必要になってきます。
サーフィン用キーボックスの選び方
キーボックスにはいくつか種類がありますが、サーフィン用にキーボックスを購入するなら適切なものを選ぶようにしましょう。
ということで、サーフィン用キーボックスの選び方についてレクチャーしていきます。
タイプ
キーボックスのタイプには、壁掛けタイプ・固定タイプ・南京錠タイプなどがあります。
このうちサーフィン用として適しているのは南京錠タイプのキーボックスです。
南京錠タイプのキーボックスは車のドアノブやミラー、車体の下のフレームなどに取り付けることができます。
また、サイズもコンパクトで持ち運びやすいものが多く、車のダッシュボードに入れておけば常に携帯しておくことが可能です。
こうした理由からサーフィン用には南京錠タイプがおすすめとなっています。
サイズ
南京錠タイプのキーボックスには色々とサイズがあります。
スマートキーがひとつ入るくらいの小さなものから何本もの鍵が入る大きなものまで様々です。
なお、サイズに関しては自分が持っている車の鍵のサイズや入れておきたい貴重品の多さで決めてみてください。
ちなみに車の鍵と一緒に家の鍵やストラップなどを付けている場合は、少し大きめのキーボックスが適しているかと思います。
機能
キーボックスを選ぶときには機能面を見ることも大事です。
特に備わっていて欲しいのは「電波を遮断する機能」です。
最近の車の鍵によく使われている電子キーというのは、常に微弱の電波を発信しています。
そして、実はこの微弱の電波をキャッチすることによって簡単に鍵を開けたりエンジンを掛けたり出来てしまうわけです。
実際に発生している車両の盗難事件でも、こうした電波ジャックによる犯行が増えています。
そのため、キーボックスに入れていても電波をキャッチされてしまっては防犯対策として不十分です。
こうしたことから、サーファーの方には「電波遮断機能付き」のキーボックスをおすすめしています。
スマートキーの電波を遮断する方法
サーファー用のキーボックスには電波遮断機能が必須と伝えましたが、そうした機能が付いていなくても電波を遮断することは可能です。
たとえばおすすめなのが、こちらの電波をブロックするアルミパックです。
鍵をこのアルミパックの中に入れて、普通のキーボックスに収納すれば電波遮断機能と同じ効果があります。
他人が電波を不正にキャッチして車の鍵を開けようとしても出来ないので、ぜひ防犯対策に取り入れてみてください。
ちなみにこうした電波ブロックアルミパックは日常的にも使えます。
車両の盗難事件は何もサーフィン時だけとは限りませんので、買い物をするために車を駐車場に停めたときにもこうした対策をおこなうようにしましょう。
サーフィン時に使えるキーボックスおすすめ3選
ここからはサーフィン時に使えるおすすめのキーボックス3選をご紹介していきます。
こちらは南京錠タイプ・ダイヤル式のキーボックスです。
タバコのケースがひとつ入るくらいの大きさなので、スマートキーを入れておくには丁度いいサイズとなっています。
実際のサーファーも多く利用しているキーボックスで実績と信頼性は抜群です。
もちろん暗証番号は何度でも変更可能となっています。
続いてこちらは電波遮断用のアルミパックが付属されている南京錠タイプのキーボックスです。
車に引っ掛ける部分がワイドな作りになっているので、どこでも鍵を掛けられます。
また、汚れに強いところも特徴のひとつとなっていて、サーフィンだけでなく様々なアウトドアシーンにぴったりです。
出典:【Makuake】入れるだけでリレーアタック対策!スキミング電波遮断キーボックス
最後にご紹介するのは本体に電波遮断機能が付いているキーボックスです。
蓋を閉めてしまえば電子キーから発信されている電波が完全にシャットダウンされるので、防犯対策に大きな効果が期待できます。
また、サイズがやや大きめで鍵以外のものが入れられるところも便利です。
サーファーの方はぜひこうしたキーボックスを使って車上荒らしなどの被害から身を守るようにしましょう。
サーフィン時にキーボックスを使う際の注意点
キーボックスを使うときにはいくつか気を付けておきたい点があります。
まず、暗証番号を忘れないというのは当然の注意事項です。
キーボックスの大半はダイヤル式かブッシュボタン式になっていますが、この暗証番号を忘れるとキーボックス自体の鍵が開かなくなってしまいます。
なお、キーボックスの暗証番号を忘れた場合、解決策は壊すことくらいしかありません。
もちろんキーボックスは頑丈な造りをしているので、壊すとなるとかなりの手間です。
また、キーボックスを利用しているからといって盗難・車上荒らしの被害を100%防げるとは思わないようにしましょう。
車上荒らしや車両盗難をおこなう人間たちは日々新しい手段を考えています。
電子キーが発信する電波をジャックして盗難をおこなう「リレーアタック」というものがその一例です。
そのため、サーフィンをするときは車の中に貴重品(特に大きなお金)は置いておかない、キーボックスと併用してハンドルロックも備えておくといった対策をおこなってください。
まとめ
サーファーにおすすめのキーボックスについてご紹介してきました。
キーボックスは鍵の紛失を防ぐだけでなく、車上荒らしや車両盗難といった犯罪から身を守るためにも必要なアイテムです。
サーフィンをしているときは車が無防備な状態になってしまうので、ぜひこうしたキーボックスを活用して防犯対策を徹底しましょう。