プロサーファー加藤嵐|サーフィンの実績〜スポンサーまで

JPSAショートボード2連覇という実績を持ちながらも、2017年からはスポンサー離れなどの苦難の時期もあった日本人プロサーファーの加藤嵐。プロフィールやサーフィンの実績について紹介します。

加藤嵐ってどんなサーファー?

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加藤嵐は国内でもトップランクのサーファーです。東京都出身で、ホームを千葉県の一宮から太東あたりとしています。志田下海岸でもよく練習しているようなので、関東のサーファーの間ではお馴染みの存在かもしれません。加藤嵐は2016年に国内戦の結果によって初めてグランドチャンピオンになり、2017年・2018年もタイトルホルダーとして堂々のライディングをこなし3連覇を果たしています。

経歴からも分かる通り実力は折り紙つきで、1年を通して強い選手ということが言えます。2018年までは日本を主戦場としていましたが、2019年からは海外での転戦に切り替えてQSに出場しています。

また、日本チャンピオンということで加藤嵐モデルのサーフボードなども販売されています。加藤嵐自身もサーフボードには非常にこだわっていて、ブログなどに事細かく説明が載っていますので、サーフィンをやる方にとっては勉強にもなると思います。

加藤嵐はショートボードを得意とするサーファーです。繊細なライディングで基本に忠実なドライブターンなどの技が見どころでもあります。初心者や女性の方でもお手本になりやすいテクニックの持ち主ですので、サーフィンを始めたての方などはぜひ加藤嵐の動画をチェックしてみましょう。

加藤嵐のプロフィール

加藤嵐は1993年7月18日生まれの26歳です。(2019年時点)。プロ資格を取得したのが2009年ですから、16歳のときにはすでにプロサーファーとして活動を行っていることになります。プロとして10年近くのキャリアを持っているので、年齢的には20代半ばですが最近ではもう中堅どころの選手のような扱いです。

身長は172cmで、体重は67kgほどですので平均的な体型といえます。しかし、世界のトッププレーヤーと比べるとやや小柄かなといった印象です。ただ、ショートボードをやるには適していて、小回りの効いたライディングが可能となっています。身長は低いですが、見てもらえば分かる通りビジュアル的にはかなりがっしりとした体格が伺えます。

そのため、筋肉量はかなりのものだと思います。荒々しい波にも対応できる体幹が持ち味でもありますので、ある意味日本人選手の中では「マッチョ」的な立ち位置になるかもしれません。ちなみに余談ですが、加藤嵐を検索すると「彼女」「kiy」といった単語が出てきたりしますが、こちらは「宮崎絹子」さんのことです。

どうやら2017年から交際しているとの噂ですが、現場レベルのサーファーの間ではもしかしたら常識なのかもしれません。宮崎さんはROXYのモデルなども務めていますので、サーフブランド系の繋がりで知り合ったと見られています。

加藤嵐のサーフィンの実績

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加藤嵐のサーフィンの代表的な実績というと、やはり2016〜2018年にJPSAグランドチャンピオンになったことです。年間を通しての結果が求められるグランドチャンピオンは1度獲得するだけでも難しいことですが、これを3年連続で獲得するというのは、まさに規格外といえます。

一年を通して常に安定的に高いパフォーマンスができなければ王者には輝けないので、そうした意味では加藤嵐は、継続して波を捉える能力があるタイプのサーファーと言えるでしょう。

加藤嵐のスポンサーは?

加藤嵐には2016年までオークリーやPEACE WAVEといったところがスポンサーに付いていました。しかし、初めてのグランドチャンピオンに輝いた2016年末、メインスポンサーを失うことになったといいます。なぜメインスポンサーが離れていってしまったのかは明確に語られていませんが、このことにより世界への挑戦が資金的な問題で頓挫してしまったことを明らかにしています。

サーフィンはボードとウェットスーツさえあればお金が掛からないようなイメージですが、実際のプロサーファーともなると世界中を飛び回るためにかなりの旅費・交通費・滞在費などが掛かります。それをバックアップしてくれるのがスポンサーというわけですが、この重要な柱を失ってしまったことにより、2017年における加藤嵐の世界挑戦は中途半端な形になってしまいました。

結果としては2017年にJPSAグランドチャンピオンに輝いていますから、良かったのかもしれませんが、本人的にはかなりショックな出来事だった様子。しかし、その後冷静にサーフィンに向き合うことができたそうで、「お金を問題にして世界を諦めることはしない。出られる大会には参戦していく」とインタビューでも語っています。こうした経緯があったということですが、前述の通りスポンサーがいなくなったことで成長した1年だったとも捉えられますので、これからは更なる飛躍に期待したいところです。なお2019年からは海外への挑戦を実現させてQSにも参戦しています。

プロサーファー加藤嵐を要チェック

国内の実力派プロサーファー・加藤嵐についてご紹介していきましたが、非常に身近な存在として頑張っている選手だと思います。いろいろと苦労する部分はあるようですが、これからも世界へ向けて挑戦し続けて欲しいものです。

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