【映画】ソウルサーファーのあらすじ&名言集!片腕を失ったベサニー・ハミルトンの実話!

2012年6月日本公開の「ソウルサーファー」は、ハワイで生まれ育った実在の女性サーファーの物語です。サーフィンの練習中に、サメの襲撃に遭い片腕を欠損したベサニー・ハミルトンの実話を基に作られた作品となっています。

彼女がサーファーとしてもう一度再起を果たすまでの挑戦と、周りの家族たちの奮闘を忠実に再現したストーリーが話題となり、世界中に勇気と感動を与えたヒット作でもあります。ここではその映画の内容と、作品の中で描かれている登場人物の名言などをご紹介していきます。

映画・ソウルサーファーはベサニー・ハミルトンの実話


「ソウルサーファー」というのは本当の意味でサーフィンを楽しんでいるサーファーを表現した言葉で、まさにこの映画の主役であるベサニー・ハミルトンにぴったりのタイトルです。

ベサニー・ハミルトンは、子供のころから波と戯れ、サーフィンに没頭する女の子でした。その腕前はプロ顔負けで、初めて出場したローカルのサーフィン大会で優勝をするほどだったといいます。

そんな彼女は小学生の段階からスポンサーが付き、プロのサーファーとしてこれから活動していくことにまったく疑念を持たない生活を送っていました。しかし、そんなべサニー・ハミルトンが13歳のときに悲劇が起こります。

それが「シャークアタック」とも呼ばれるサーファーにとってはもっとも恐ろしい事故です。べサニー・ハミルトンは左肩の下から丸ごとサメに食いちぎられてしまいました。そんな彼女がその後、現在に至るまでサーフィンを続けてこれたというのは奇跡に近い確率かもしれません。

しかし、それが奇跡ではなく努力と挑戦であることが分かるのがこちらの「ソウルサーファー」という作品です。次に映画の内容やあらすじについてご紹介していきましょう。

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映画・ソウルサーファーのあらすじ

ご紹介したように映画の主人公であるベサニー・ハミルトン(以下ベサニー)は13歳のときに左腕をサメの襲撃によって失ってしまいます。物語はこの少し前から始まり、彼女が子供ながらローカルの大会で優勝する腕前であることを紹介するところからスタートします。

ベサニーにはアラナという親友とマリーナというライバルサーファーがいました。アラナもサーフィンをするのでベサニーとは同じ大会に出ることもあり、一緒に表彰台にあがることもある仲間でした。

そしてベサニーがいろいろな大会で優勝し、スポンサーが付き、これからプロのサーファーとしてますます活躍をしていくというときに事件が起こります。

片腕を失ったベサニーでしたが、奇跡的に一命を取り留め、サメの襲撃によるトラウマやショックはもちろんあるものの、サーフィンをやめるという選択肢はなかったようです。退院をし、帰宅をしようとするベサニーにはたくさんの報道陣やメディアが殺到し、裏口から隠れるようにして家に入っていきます。

すぐにでもサーフィンを始めたいと考えていたベサニーでしたが、思った以上に片腕がない生活というのは厳しいもので、趣味のウクレレの演奏はもちろんのこと着替えることすらひとりで出来ません。

しかし、一念発起をし海へ向かい、またサーフボードを抱えて海へと入っていくのです。最初のうちはコツがつかめずに失敗を繰り返していましたが、段々と波に乗る感覚を取り戻したベサニーは以前のようにサーフィンをすることができるようになります。

しかし、サーフィンを楽しむことができても大会での実績が残せないとプロにはなれません。親友のアラナと共に出場した大会では、ライバルのマリーナからの妨害を受けながらも奮闘しますが、その途中経過でベサニーをかばうようにしてアラナがマリーナへと反則行為を犯し失格になったり、自身も思うようなサーフィンができず意気消沈の面持ちに。

結局ベサニーはこれをきっかけに一度サーフボードを手放すことになります。そして元から信心深くボランティア活動などをおこなっていたベサニーは、アジアのタイで大津波が発生し、多くの被害者が出たことを知り、その現場へ支援ボランティアとして参加をすることにしました。タイを訪れたベサニーは、そこで家族を失った多くの方々と触れ合うことになります。

そしてその中にはまだ小さな少女もいました。その少女は被災したことが原因で笑顔と家族をなくし、会話もできない状態でしたが、そんな少女をベサニーは海へと連れ出し元気を出してもらおうと奮闘します。

その一環としてサーフィンを教えることにしたベサニーは、段々と自分自身の傷も癒えていくことを実感。少女は笑顔になり、ベサニーもまたサーフィンへと向き合う決意をします。

ハワイに戻ってきたベサニーには、世界中から応援のメッセージが届いていました。そしてサーフィンを再開することを家族へと伝え、父親のトムはサーフボードを工夫し、水中へと潜れるようにしてくれたりと彼女のサポートに尽力します。

全国大会に出場することとなったベサニーと親友のアラナ、そしてライバルのマリーナ。3人とも予選を通過し、決勝戦へと進みます。前回と同様にマリーナからの妨害にあうものの、水中へと潜れるようになったベサニーは妨害を超えて波に乗ることに成功、最高得点を叩き出します。

しかし、サーフィンの大会では2本のライディングで勝敗が決するため、もう一度波に乗らなければいけません。終了の時間が迫るなか、波がこないことに焦りを感じるギャラリーたち。

ただ、ベサニーは波が来ることを信じていました。そして終了間際にきた波を見事乗りこなし、さらなる高得点を獲得することに成功。と思われたのですが、タイムアップぎりぎりで2本目のライディングが認められず結果は5位に。

表彰台の一番上にはマリーナが立つことになりましたが、ベサニーの姿を認めたマリーナは、表彰台にベサニーを迎えます。そして、この大会をきっかけにベサニーはプロのサーファーへと成長していくことになったのです。

映画・ソウルサーファーでの名言

映画「ソウルサーファー」では数々の名言が登場します。

そのいくつかをここではご紹介したいと思います。

海がわが家。この血管には海水が流れている。いつも海水で濡れているあたしたちをママは「人魚」と呼んだ。初めて波に乗れた日、少しも迷う事なくプロになりたいと思った。サーフィンはあたしの天職!

子供のころからの目標を信じて、努力した先に奇跡の復活劇が待っていたのです。

今では、水着すら1人で着られない。でも1番の恐怖は、サーフィンとの別れだった。

片腕をなくしてもなお、また海へと戻る強い決意を感じさせてくれます。

これだけの勇気を持つことはきっと容易いことではないでしょう。

近すぎると見えなくなる。行き詰まったら、ものの見方を変える事よ。

このほかにも片腕を失ったベサニーに「ミロのヴィーナスはあなたよりも1本腕が少ないわ」といった「ものの見方」についての名言が聞けます。

人生はサーフィンに似ている波に飲み込まれたらまた次の波に乗ればいい

「ソウルサーファー」を象徴するような一言、今がダメでも次に頑張ったら良い、というメッセージは世界中の人間に勇気を与えました。

 

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まとめ

サーフィン

映画「ソウルサーファー」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、その内容は映画を通して実際にご覧ください。きっとあなたへの応援やメッセージにもなると思います。

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