サーファーの髪型というと一昔前までは、「茶髪でロン毛」というのが定番だったように感じられますが、現在はそのヘアスタイルも多種多様なアレンジがされるようになりました。
ここでは、そんなメンズ・ガールズサーファーに人気の最新ヘアトレンドをご紹介していきます。王道のロン毛スタイルから、短髪ベリーショートまでメリットやデメリットと共に合わせてご覧ください。また、外国人サーファーや現役プロサーファーの髪型も参考に見ていきますので、それもどうぞ参考に。
サーファーといえばどんな髪型?
一般的な日本人に「サーファーってどんな髪型かイメージしてみてください」と聞いたら、半分くらいの確率で「茶髪or金髪のロン毛」と答えるかと思います。サーフィンをやったことがない方ならなおさらこのような印象を持っているのではないでしょうか。それほど日本では「サーファー=カラーありのロン毛」というイメージが根強いはずです。
これは1990年代から2000年初め頃まで、サーファーといえばその髪型がトレンドだったことが要因とされています。やはり一番知名度が高かったのは若かりし頃の木村拓哉さん、ロン毛でやや茶髪というスタイルで一世を風靡しました。
凄腕のサーファーではありませんでしたが、ワゴン車のCMなどにも起用され、海などに出かける姿を印象的に覚えているものです。しかも、当時はあまりまだ茶髪やロン毛というのが市民権を得ていませんでしたので、なおさらサーフィンをやっているイケメンはみんなロン毛で茶髪なんだというイメージが付きました。
そんな一昔前のサーファー像から、現在は大幅にスタイルが変わってきています。むしろ日本人においてはロン毛のサーファーというのをあまり見かけなくなったという印象すらあります。最近はやはり日本においては全体的にショート・短髪の男性が好まれるようになってきたというのもあり、サーファーもどちらかというと短髪傾向です。
実際にサーフィンをやるときにも邪魔になりませんし、手入れも楽です。特に日本のローカルな海岸だと夏季以外でシャワーが使える施設がなかったりするので、自分でタンクに水を積んで車で持っていっている方も多いでしょう。その際にロン毛だと水の消費量も余分に必要になりますから、やはりロン毛より短髪という意見が強くなっていきているように感じます。
《男性》サーファーに人気の髪型
さて、実際に現在サーファーの間で人気の髪型をご紹介していきたいと思いますが、こちらはサーフィンをやっている方や、その周りの方に意見を聞いたアンケートを元にしています。現場の意見ということでリアルな声が届いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベリーショート・坊主・スキンヘッド
まずはベリーショートスタイルの髪型からです。安定した人気があり、日本男児たるものサーファーでも坊主頭がベストという方もいるようです。ベリーショートでツンツンと立てたヘアアレンジはプライベートでも手入れしやすく、清潔感があって女性からの支持も非常に大きい髪型となっています。
また、坊主頭やスキンヘッドといった極端なヘアスタイルを好む方も一定数いるようで、最大の理由は「とにかく楽ちん」というもの。たしかに海から上がって、ウエットスーツと一緒にバシャバシャと水を被ればケア終了ですから、サーファーとしては便利この上ない髪型といえるでしょう。
73分け
現在アメリカでも流行っているのが73スタイル。日本でも2015年ごろから一般的に流行り始めましたが、ショート・ミディアムに対応したヘアアレンジが可能なので、非常に応用力のある髪型といえます。日本人だと短髪で後ろに流すような形で73分けスタイルを利用している方が多く見られますが、海外だとロングで同じようなスタイルの方もいます。
これは好みの差ともいえますが、どちらもサーファーとしてはカッコいいスタイルだと思います。メリットとしてはセットが楽なわりにバリエーションが豊か、といった部分が大きいようです。女性側からの意見としても、「爽やかに見える」「一見サーファーっぽくはないけど、そのギャップが良い」といった声が上がっています。
ロン毛
やはり根強い人気があるのがロングヘアーです。しっかりと結べる長さまで伸ばしておくと、逆にゴムでまとめられるので楽という意見が多数上がっています。
たしかにサーフィン中に邪魔なロングヘアーですが、結んでしまえば特に問題はありません。また、昔からロン毛でややダメージを受けてくすんだ茶髪(アッシュ系)はサーファーの証。海水で痛んだ髪を逆にカッコよさに変える力がロン毛には隠されています。
最初からカラーを入れておいてもイイ感じにくすんでくれたりもするので、定期的にサーフィンに通う方にはおすすめかもしれません。もちろん人によって髪の強さが違いますので、カラーリングがベストな状態になるかどうかは保証されていませんが。
アフロ・ドレッド
一番サーファーの中で目立つのがアフロやドレッドといったパーマ。ゆるめではなくかなり激しいパーマをかける必要があるので、そもそも髪を痛めるリスクはありますが、存在感は抜群です。とにかく浜で目立ちたいというサーファーにはおすすめのヘアスタイルといえるでしょう。
《女性》サーファーに人気の髪型
女子に人気の髪型はロングかボブが根強い印象です。さらにベリーショートという意見もありますが、これに関しては私生活などに問題がなければおすすめといった感じかと思います。
ロング
ストレートのロングヘアーはサーフィンをする女性をキレイに見せてくれます。実際に海でロングヘアーの女性を見ると魅力的に感じるのは、髪型自体が非常に女性的だからかもしれません。若干の明るめカラーを入れると重たさも解消されますので、ナチュラルブラウンなカラーリングをおすすめします。
ボブ
サーフィン女子におすすめのヘアスタイルがボブ。手入れも楽ですし、ダメージを受けてもカットしやすいという利便性重視の髪形です。もちろんカットによってはおしゃれさもアップしますので、プライベートタイムでも男性ウケするヘアスタイルとなっています。
ベリーショート
本格的にサーフィンをしている方の中には、かなりボーイッシュなショートスタイルを好む方もいます。そのため、頻繁にサーフィンを行う方におすすめの髪型といえるでしょう。女性としてもやはり海から上がってのケアが面倒な部分がありますので、そういった意味ではメリットたっぷりのヘアスタイルです。
外国人サーファーはどんな髪型?
最近の外国人サーファーに多く見られるのが、ツイスト系のパーマをかけたスタイルです。しっかりめに巻いたパーマで男女問わず人気があります。カラーはゴールドが多く、淡い金というよりかはがっつりと「金髪」といったイメージです。
もちろん国籍や顔つきなどにもよりますので、似合う似合わないが出てくるスタイルですが、映画に出てくるようなサーファーに憧れている方にはぜひともおすすめ。長さはショートからロングまで幅広いですが、最近のトレンドはショートとミディアムの間くらいのサーファーが多く見られます。
プロサーファーの髪型は?
実際のプロサーファーの髪型を見てみると分かりやすいですが、ハワイ出身で2年連続世界王者に輝いているジョンジョンフローレンスなどが前述の金髪パーマスタイルで人気があります。
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プロサーファー・ジョンジョンフローレンスに関する記事はこちら
また、インスタのフォロワー数の多さでも知名度の高さが伺えるプロサーファー・ジュリアンウィルソンも短髪パーマスタイルです。
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プロサーファー・ジュリアンウィルソンに関する記事はこちら
ジュリアンウィルソンのプロフィール!実績やミックファニングとのエピソードなど
そのほかフリーサーファーとして有名なデーンレイノルズはブロンド73分けスタイル、往年のベテランサーファーであるミックファニングやケリースレーターはベリーショートやスキンヘッドといったスタイルを好んでいます。
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日本人プロサーファーでは、若手の注目株である五十嵐カノアがミディアムストレート73分けスタイルといったところです。
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プロサーファー五十嵐カノアに関する記事はこちら
五十嵐カノアのプロフィール!実績〜両親・家族まで!名前の意味やスポンサーも
女性プロサーファーをみていくと、女王ステファニー・ギルモアは金髪ロングスタイル。
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日本を代表する女性プロサーファー大村奈央は黒髮ロングスタイルです。
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それぞれご紹介してきた人気のヘアアレンジを体現しているプロサーファーなので、参考にしてみるのも良いかと思います。
サーファーらしい髪型に!
一昔前からはずいぶんとサーファーの髪型も変わってきましたが、サーフィンはいまでもおしゃれでカッコいいスポーツの代名詞でもあります。そのサーファーのヘアスタイルというのは利便性とカッコよさを兼ね備えていなければいけませんから、自然とアレンジも決まってくるのかもしれません。
もちろんご紹介したように浜辺の視線を集めたいのであればアフロやドレッドもおすすめです。手入れがものすごく大変ですが、とにかく目立ちたいという方であれば一度チャレンジしてはいかがでしょうか。
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