「プロサーファーになるにはどうすればいいの?」という疑問を抱いている人向けにプロサーファーのなり方や日本のプロサーファーの人数、プロテスト(トライアル)について解説します。また気になるプロサーファーの賞金など収入面にも触れたいと思います。

まず一般的にプロサーファーというのはJPSA(日本プロサーフィン連盟)に公認されている選手やWSL(ワールドサーフリーグ)のCT(チャンピオンシップツアー)やQS(クオリファイシリーズ)に参戦している選手のことです。

JPSAとWSLは組織が異なりますので同じプロサーファーでも参加する試合や制度に違いがあります。本記事では国内を拠点するプロサーファー(JPSA)について解説します。

関連記事:サーフィンの組織【WSL】【JPSA】の基本を解説!

日本のプロサーファーの人数は?

日本のプロサーフィン組織「JPSA」の大会でプロテスト(トライアル)に合格しプロ認定を受けると資格取得者として登録されJPSAの大会に出場できるようになります。各大会で上位入賞すると賞金やポイントが与えられ、年間を通してもっともポイントが高いサーファーに「グランドチャンピオン」の栄誉が与えられます。

日本のプロサーファー(JPSA)の数

ショートボード 男子 167名

ショートボード女子    73名

ロングボード 男子  131名

ロングボード 女子   44名

※2019年11月現在のJPSA公認プロ人数

プロサーファーになるには?資格(プロテスト)とは?

JPSA公認としてプロサーファーになるにはプロテスト(トライアル)に合格しなければなりません。合格率は2%ほどと言われていて超難関ですが毎回多くのサーファーがプロになるために挑戦しています。

JPSAのトライアルを受けるにはまずアマチュア登録が必要です。出場する1ヶ月前までに登録手続きと登録費用(登録費用31,000円)を支払います。

出場した試合で設けられた基準に達するとプロ認定されて「プロサーファー」になることができます。

以下がJPSAが設けているプロ認定の基準です。

◆プロテスト予選グラウンドを勝ち上がった、上位者がプロ本戦に出場できます。さらにプロ本戦の規定ラウンドまで勝ち上がった者は合格となります。
◆ベスト2ウェイブの得点が12ポイント以上スコアした選手は合格となります。
◆年間総合ポイントランキング上位男子5名、女子2名は、翌年のツアー全戦にプロ本戦R1から出場できるAMシードを得られます。同年最終プロツアーランキング男子32位以内、女子16位以内はプロ合格となります。
※合格となった選手は薬物検査を含む所定の手続き完了後、公認プロとして認定されます。

引用:JPSA

プロサーファーの賞金・収入について

気になる賞金や収入についてですが、まずプロサーファーは、プロ野球選手やプロサッカー選手のようにプロのチームに所属して給料をもらいながら活動するのではなく、プロゴルファーやプロプロテニスプレーヤーのように試合で勝ってはじめて賞金を手にすることができます。そのため試合に勝てなければ収入はゼロです。

賞金は男女やショート・ロングボードによって異なりますが、優勝で20万〜80万、トッププロでも年間で300万弱というのが現実です。さらに試合に出るためには遠征費もかかりますがこれも自己負担です。個人のスポンサー契約でメーカーからお金をもらって活動するサーファーもごく一部いますが、多くのサーファーはインストラクターなど他の仕事をしながら試合に出場しています。

日本でプロサーファーを仕事にするのは現状は難しいです。ただ海外の大会では優勝賞金200万〜1000万で年間億越えを稼ぐサーファーもいます。日本でもサーフィン人気が継続して高まればそうした日が訪れるかもしれません。

プロサーファーになるには?

JPSAのプロテスト(トライアル)に合格してプロサーファーになるのは決して簡単なことではなく、他のスポーツと同様にプロになれるのはほんの一握りです。

現在のプロサーファーの多くは小さい頃からサーフィンに打ち込んでいて計り知れないほどの努力をしています。プロサーファーを目指す上で難しいのがサーフィンをする環境作りでメジャースポーツと違って学校に部活があって小さい頃から打ち込める環境が整っているというはほとんどなく、自ら環境を作らなければなりません。

小さい頃からサーフィンをしている多くのサーファーは親がサーファーで海の近くに住んでいるなど環境が整っていることが多いです。そうした環境がない場合はサーフィンのスクールに入るのがいいでしょう。

プロサファーがインストラクターを務めるスクールもあってプロの技術を目の前で見ることもできます。また周りに高みを目指すサーファーがいればいい刺激にもなります。プロサーファーを本気で目指すのであればそうした環境に身を置くのがいいでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事