ハワイ・オアフ島のノースショアで開催されている2019年メンズCT最終戦「パイプラインマスターズ」のRound of 16(R5)のガブリエルメディナ VS カイオイベリのヒートで”あえて”インターフェアを犯して勝ち上がるという珍しいシーンが見られた。
ワールドタイトルがかかりラウンドアップが必須のガブリエル。残り時間1分を切ったところで6.30p(4.23p・2.07p)でカイオの1.13p(0.63p・0.50p)を上回るも、そのヒートで最後になるであろう波で優先権のあるカイオがテイクオフを試みる。その波で5.67p以上出せば逆転という状況であったためガブリエルはあえてドロップインで波に乗せないという作戦に出る。
優先権のないドロップインはインターフェアで2番目のポイントを失うが、それを失ってもカイオを波に乗せないことでポイントを上回ることができたため、最善の策であった。とはいえ一瞬何が起きたのかわからないようなシーンであった。