サーフィン移住をするための5つのポイント|『波乗り夫婦』が体験談をもとに解説

チャンネル登録者数1.2万人を超える人気YouTubeチャンネル「波乗り夫婦ちゃんねる」を運営するこうへいさん・あさみさんは2016年に東京から南房総に移住した夫婦。二人が考える移住で大切になる5つのポイントとは?

サーフィン移住するための5つのポイント

決意

まず移住する上でもっとも重要になる部分、移住をする決意を持つことです。移住をしたいと思って、いざ行動に移そうとすると、無意識に現状維持バイアスがかかり、慣れた生活を捨てて、新たな世界に踏み出すことに躊躇してしまうことも…

そのため、移住をするための行動を起こす前に、大きな決意を持つことが何より重要になります。これは、何事にも通じることだと思っています。

仕事

生活をする上で欠かせないのが仕事です。「地方に移住したいけれど、仕事がないから・・・」こんな声を多くの方から聞きます。

主に2つの選択肢があります。「起業する」「地元企業で働く」地元企業で働く場合、求人はあるものの、選択肢は少ないため時には妥協が必要な時があるかもしれません。妥協したくないという人は、起業がオススメです。

コロナ禍でリモートワークを推進する企業が増えてきたため「リモートワークで働く」という選択肢が増えました。
地方に居ながらリモートで都会の仕事が出来る時代が来ると思います。実際に私も最近、リモートワークを始めました。

住居

仕事探しとセットに考えるのが住居探しです。地域によって変わりますが、南房総の場合は仕事を探すより住居を探すほうが簡単です。土地が安いので一軒家も建てやすく、賃貸価格も都心と比べて大きく下がります。海近くの物件でも比較的安く見つけることができます。

中古物件や古民家も多いので、リノベーションして暮らしている方も多くいます。

地方で生活する上で車は欠かせない存在です。コンビニに行くにしてもスーパーに行くにしても車がないととても不便です。また海近くだと車がサビやすくなるので塩害対策も必要です。夫婦2人で移住すればほとんどの場合、車は2台必要です。

2台の車を維持すると意外にお金がかかります。走行距離も伸びるので、個人的には中古車がおすすめです。

貯金

必ず必要というわけではありませんが、引越し費用や新たな生活では思わぬ出費がかさみますので、貯金があるに越したことはありません。また貯金があると精神的な余裕も生まれます。浄化槽維持費、町内会費や消防費など、地方独特の出費もあります。

ガス代はプロパンだと、驚くほど高くなります。遊ぶところは少ないので娯楽費はかかりませんが、生活費は意外にかかります。

5つの中でもっとも重要なのは?

何よりも「決意」が一番大切です。それがなければ先に進めないため、まずは「決意を持つ」それが始まりになります。それから仕事や住居を探したり車を買ったり、行動に移していくのがいいと思います。

最後に

僕たちは、移住=ゴールではなく、移住=スタートだと考えています。南房総という地はとても素晴らしい場所ですが、人口減少は止まらず、高齢化が進んでいます。

このままだと、10年~20年後にはその高齢者を支える人たちが居なくなり、同時に労働人口も減るため、産業の要である観光業や医療業を支える人たちが居なくなると言われています。

また現状だと、若者の仕事の選択肢は少なく、多くの若者が就職の際に南房総を出て行ってしまっています。

そこで、今後は地元企業やリモートワークを導入している企業とコラボして、若年層や移住者への雇用を促進していく活動に力を入れていこうと考えています。行政とも一緒に活動や発信が出来ないか計画しているところです。

その活動の一環として地元企業とコラボした動画がこちらです↓

「波乗り夫婦ちゃんねる」のその他の動画はこちら

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