【ソウルサーファー】ベサニー・ハミルトンのプロフィール&名言集!新作映画情報も!

片腕を失いながらもサーファーとしての地位を確立し、またプロサーファーとして障害のない選手達とも対等に渡り合っているベサニー・ハミルトン。日本では「ソウルサーファー」という映画で一躍有名になった女性プロサーファーですが、ここではそんな彼女のプロフィールや現在の活動などをご紹介していきます。

また、彼女をモデルにした映画「ソウルサーファー」公開から日本では6年経った2018年、現在の彼女を映し込んだドキュメンタリーフィルムも発表されていますので、そちらの情報も合わせてご覧ください。

ベサニー・ハミルトンのプロフィール

View this post on Instagram

Bethany Hamiltonさん(@bethanyhamilton)がシェアした投稿

まずはベサニー・ハミルトンという女性を知らないという方のためにも簡単にプロフィールからご紹介していきたいと思います。ベサニー・ハミルトン(以下ベサニー)は、ハワイ出身のプロサーファーで1990年2月8日生まれの28歳です。(2018年12月時点)

幼い頃からハワイの波を相手に、大人やプロ顔負けのサーフィンテクニックを持ち、子供のころからプロを嘱望されている存在でした。そんな彼女を悲劇が襲ったのが13歳のときです。

すでにローカル大会などで優勝を果たしていて、スポンサーも付き。あとはスムーズにプロサーファーとして活躍していくだけといったときに、とある練習中にサメに襲われる事態となりました。ベサニーは体内の血液60%と左肩から下を失い、一時は命の危険すらある状態となってしまいます。

しかし、奇跡的に一命を取り留めたベサニー。ただ、もちろん左腕は元に戻ることはありませんでした。若い頃から天才サーファーとして知られていただけに、サーフィン中の事故で左腕をなくした彼女にはテレビカメラが向けられ、いろいろなメディアに出演することにもなったといいます。

また、あるときには義手を製作する企業がサポートのために彼女用の義手を贈ってくれたこともあったのですが、左肩との相性が悪く断念しています。そんなベサニーは一度サーフィンを諦めた時期もあったのですが、ボランティア活動を通してもう一度サーフィンを向き合うことを決意。

そして復帰戦で堂々たるライディングを披露し、その後プロサーファーとしての活動をおこなっていくことになりました。元々キリスト教信者であり、信心深い性格というベサニーは「神様(キリスト)」の存在を信じてやみません。

そのため、自分自身が遭った不幸に関しても、悲観的になることはもうないとも語っています。2003年にシャークアタックという悲劇に見舞われたベサニーでしたが、その後リハビリと努力を重ね、2005年にはアマチュアの全国大会で優勝を果たしています。もちろん障碍者の大会ではなく、健常者の中に混じっての結果です。

これがきっかけに、その後は数々の大会で好成績を残し、2008年にはプロのASPのワールドクオリファイシリーズに出場するまでになっています。この世界大会は、世界中から選ばれた二十数名しかエントリーできない大会でもありますので、その実力の高さが伺えると思います。

ベサニー・ハミルトンの現在

View this post on Instagram

Bethany Hamiltonさん(@bethanyhamilton)がシェアした投稿


世界的には2011年に公開された映画「ソウルサーファー」でも有名になったベサニーですが、プライベートではその後結婚を果たしていて、2児の母親にもなっています。

2015年6月に第一子である「トビアス」を出産し、その3ヶ月後にはワールドシリーズにワイルドカードで出場というパワフルな活動歴を持つベサニーですが、2017年の10月に第二子の妊娠を報告。

サーフィン業界にとっても愛でたい発表に、地元ハワイでも喜びの声が聞かれたそうです。現在もプロのサーファーとして活動するベサニーですが、2018年には「ソウルサーファー」以来はじめてのドキュメンタリー映画への出演も果たしています。(後述あり)

また、ケリースレーター考案・開発のサーフ・ランチ(ウェイブプール)のテストライディングなどもこなし、世界中をサーフボードと一緒に駆け回っている様子が届けられているようです。

ベサニー・ハミルトンの名言集

なかなか一般的な人間では見舞われることのない悲劇を体験したベサニーですが、そんな彼女の言葉からはいろいろと人生の学びとなるものが多く、そのメッセージは世界中の方の勇気にもなっています。

ここではベサニーがこれまでに語った名言をいくつかご紹介していきたいと思いますので、ぜひチェックしていってください。

(片腕を失ったあとに信仰しているキリスト教の言葉に救われたと語るベサニー)

「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(エレミヤ29:11、新共同訳)

(この聖書の小節を教えられたときにベサニーが語った言葉)

私は、この言葉を信じています。
神様は、私の人生の計画を持っていて、それに私のことを愛してくれています。
納得がいかないことが起こっても、すべては神様が最初から計画されたことであり、悪から善を生み出してくださると信じているのです。

とても強い信心と信念を感じられる言葉です。

実際に自分が同じ境遇に立たされたときに、同じような気持ちになれるでしょうか。

この姿を用いて人々に影響を与えたいとは思いません。
でも私の生き方が、誰かが希望を見出す手助けになるなら、腕を失った価値はあったと思います。私の話が、あなたの励みと恵みになることを願っています。

各所で彼女はインタビューを受けることになりましたが、そのたびにこの言葉を口にしています。同じような苦難に見舞われた方からすれば勇気が沸くことでしょう。映画に出演する前から、ベサニーは世界中の多くのファンから手紙を貰うことが多いそうです。それもひとえに彼女の人柄とひたむきな姿が評価されてのことだと思います。

サーファーの名言に関する記事はこちら

心に染みるサーファーの名言10選!あのレジェンドの言葉も!人生のヒントに!

【2018年】ベサニー・ハミルトンの新作映画情報

View this post on Instagram

Bethany Hamiltonさん(@bethanyhamilton)がシェアした投稿


映画「ソウルサーファー」ではベサニーの実話を基に、彼女にシンパシーを感じたハリウッドの女優や俳優が各役を演じましたが、2018年に公開された映画はベサニー本人が登場するドキュメンタリーフィルムとなっています。

タイトルは「Unstoppable」で、「止めることができない」「止められない」といった意味を持っています。まさに彼女のサーフィン人生を象徴するかのようなタイトルとなっていますが、内容は左腕を欠損してからプロのサーファーとなり、実際に大会などで波に乗っている姿までを映した真実の物語です。

実際にベサニーが波に乗っている姿は圧巻の映像美であり、またシャークアタックの際についても忠実に映し出されています。その後の人生の変化や現在の心境なども語ってくれているので、非常に見ごたえのある作品で、母親となったあとにもサーフィンに挑戦する意味を教えてくれます。

もちろんサーフィンをしている人でなくてもパワーをもらえる映画ですので、ぜひ興味がある方はご覧になってみてください。なお、この映画の監督を務めたアーロン・リーバーは、映画を公開した際に「特に若い女性にこそ見てもらいたい」とも語っています。

逆境や苦難に立たされていると感じている女性の方は、ベサニーの生き方が何かのヒントになるかもしれませんので、映画を見てみてはいかがでしょうか。きっと人生において大事な何かを見つけられると思います。

ベサニー・ハミルトンの実話ソウルサーファーに関する記事はこちら

【映画】ソウルサーファーのあらすじ&名言集!片腕を失ったベサニー・ハミルトンの実話!

サーフィン映画に関する記事はこちら

サーフィン映画おすすめ23選!人気の《邦画・洋画》や2020年最新も

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事