画像出典:WAKITA PEAK
サーフィンの聖地、ハワイ・ノースショアの「パイプライン」は世界中のサーファーが憧れるサーフポイント。そのパイプラインに名前を刻んだ日本人がいる。現地のハワイアンも認めるサーファー脇田貴之氏だ。「WAKITA PEAK/ワキタピーク」は彼の生き様を描いたドキュメンタリー映画。「失敗を恐れない」「今を全力で生きる」脇田氏の生き方に心が刺激される。
脇田貴之氏のプロフィール
職業:プロサーファー
生年月日:1971年12月12日
出身:神奈川県藤沢市
映画「WAKITA PEAK/ワキタピーク」とは?
ハイシーズンになると拠点をハワイに移しパイプラインの波に挑む脇田氏に監督・清野正孝氏が密着して撮影されたドキュメンタリー映画。妻・小百合、長男・泰地、長女・紗良も出演している。
クラウドファンディングで資金を募り、3,391,200円の支援を受けたことから公開前から注目されていた。映画の題名になっている「WAKITA PEAK/ワキタピーク」とは脇田氏がパイプラインでハワイアンを配慮し彼らが手を出さない波を狙うために波待ちをしていた場所を現地のサーファーが「WAKITA PEAK」と呼ぶようになったのが始まり。始めは半分バカにして言われていたというが、今では間違いなくリスペクトの表れだ。
「WAKITA PEAK/ワキタピーク」の映画レビュー
ドキュメンタリー映画だが「WAKITA PEAK/ワキタピーク」にナレーションは一切なく、リアル感にこだわっている。特にパイプラインでのサーフシーンの水中撮影は波の臨場感や、緊張が伝わってきて思わず心拍数が上がる。
映画を通じて感じるのは脇田氏の愚直さ。サーフィンや家族に向き合う姿勢は「常に全力」。そんな彼の人柄にもハワイアンはリスペクトしている。何より「失敗を恐れず挑戦する」大切さを改めて感じさせられる。「新たな挑戦」に迷いがある人は心を動かされるだろう。