車中泊をする際の注意点3つ!夏・冬の対策も


ここ数年のアウトドアブームのおかげで車中泊を楽しむ人が増えてきました。

しかし、車中泊をする際にはいくつか注意すべき点もあります。

ちゃんとした準備をせず、知識もない状態で車中泊をすることは非常に危険です。

この記事では、そんな車中泊における「3つの注意点」と季節ごとの対策についてご紹介しています。

またアウトドアとしての車中泊ではなく、仕事の合間に車でちょっとした仮眠を取るという方もいると思いますが、そういった方たちもぜひ参考にしていってください。

車中泊の魅力とは?

車中泊の魅力はなんと言っても手軽にアウトドアキャンプが楽しめる点です。

本来であれば宿泊をするのにテントが必要となりますが、車中泊の場合はテント不要・設営不要で寝泊まりすることが出来ます。

また、大自然の中であればテントで寝るより車の中で寝た方が安全です。

大きな動物に襲われることも小さな虫に悩まされることもありませんので、テントより快適な睡眠が得られます。

さらに朝起きたときのことを考えても、特に片付けるものがなく非常に楽です。

そして車中泊をメインに旅行をする場合は、宿泊代が浮くというのも大きなメリットと言えるでしょう。

しかもフットワークが軽くどこへでもすぐに移動できるので、自分の気の向くままに旅行を楽しむことが出来ます。

しかし、こうしたメリットの裏にはいくつか注意すべき点もあります。

ということで、次に車中泊を楽しく安全におこなうために知っておきたい注意点を見ていきましょう。

車中泊をする際の注意点

車中泊では以下の3つの面における注意点を事前に知っておくことが大切です。

・安全面
・防犯面
・体調面

どういった場所で車中泊をするのか?ということによっても意識するべき注意点は変わってきますが、初心者キャンパーの方などは一通り覚えておいて損はありませんのでぜひご覧ください。

安全面

車中泊をする上でもっとも注意するべき点は「エンジンを掛けっぱなしにして寝ない」ということです。

夏でも冬でも車のエアコンを使って快適に寝たいという方は多いと思いますが、車のエンジンを掛けっぱなしにして寝ると気付かぬうちに「一酸化炭素中毒」を起こす可能性があります。

特に雪が降るような冬の季節・場所で車中泊をする場合は、積もった雪でマフラーが塞がれてしまう危険性が高いです。

本来であればマフラーから排気されるガスが車の中に逆流してしまうと、すぐに一酸化炭素中毒で命を落とすことになります。

そのため、車中泊で安全面を確保するには「エンジンを消してから寝る」ということを忘れないようにしてください。

また、ちょっとした仮眠のつもりで運転席に座ったまま寝る場合、誤ってアクセルを踏み続ける可能性があります。

この際にもエンジンを掛けっぱなしにしておくと、空ぶかしの状態が続いてしまうため非常に危険です。

空ぶかしを長時間続けると車両火災を引き起こすケースもありますので、エンジンを付けたまま運転席で寝ることは絶対にやめましょう。

なお、エンジンを付けたままにしておくと当然のことですがガソリンを消費します。

自然の中で車中泊をしていて「気付いたらガソリンがなくなり車が動かなくなってしまった…」といった事態を避けるためにも、エンジンをこまめに切ることは大事なことなのです。

防犯面

車中泊をする上では防犯面にも注意が必要です。

なお、この場合における防犯面というのは「対人間」のことを指します。

森の中にいる動物は人間の財布などを狙って車を攻撃してきませんが、街中には悪意のある人間がいることを忘れてはいけません。

そのため、サービスエリアやパーキングエリア、道の駅といった人の量が多いところで寝る際には必ずすべてのドアをロックしてから寝るようにしましょう。

また、車の外から車内が丸見えだと大変危険です。

バッグがどこに置いてあるかなどを悟られると、そこから狙われるケースも考えられます。

こうしたことを踏まえ、よく車内で寝るという方は車内にシェードを用意しておき、寝る前には付けるということを習慣づけておいてください。

車中泊をメインとした旅行を楽しむ方であれば、しっかりとしたカーテンを取り付けるのもおすすめです。

さらに、人が多いところで車中泊をする際には、万が一に備えて逃走経路も把握しておきましょう。

出口がどこにあるのか、行き止まりの方向に向かって車を停めていないかなど、事前に確認しておくと何かあった際にも焦らずに対処することが出来ます。

ちなみに女性の方がひとりで車中泊をする場合は、防犯ブザーや催涙スプレーといった護身用のアイテムを持っておくことも大切ですので参考にしてください。

体調面

車中泊では気付かぬうちに体調を悪くする可能性もあります。

もっとも注意が必要なのは一般的に「エコノミー症候群」と呼ばれるものです。

エコノミー症候群とは、長時間狭い場所にいることで足の血流が悪くなり、そこで生まれた血栓が体調不良を引き起こす原因となる病気のことを言います。

エコノミー症候群を避けるためには、なるべく同じ姿勢で寝続けないことが重要です。

また、ちょっとした仮眠でも運転席ではなく後部座席で寝るようにすると多少リスクが回避できます。

とにかく足が下にある状態でそのまま長時間放置をしておくと血流が悪くなるので、キャンプなどで車中泊をする際には小まめに外に出てストレッチなどをするようにしましょう。

そして、いざ寝る際にはベルトなど身体を締め付けるものを外した状態で眠りについてください。

なお、体調面においては「脱水症状」も注意点のひとつです。

脱水症状は真夏にだけ起きるものではなく、空気が乾燥する冬にも起きる可能性があります。

ちなみにキャンプ場のトイレが遠い・あまり使いたくないといった理由で水分をちゃんと摂らない人もいますが、これは非常に危険なことです。

仮にひとりで車中泊をしている場合は、すぐに助けが来ないことも考えなければいけません。

そのため、なるべく体調面でのリスクは最小限に留めることが重要となってきます。

こうしたことからも、こまめな水分補給と就寝時には手の届くところに水を置いておくことを忘れないようにしてください。

季節別の車中泊の注意点&対策

車中泊における注意点は季節によっても変わってきます。

そこで、次は夏と冬における車中泊の注意点と対策をご紹介していきたいと思います。

夏の車中泊でもっとも注意すべき点は「熱中症」です。

また、先ほども触れた脱水症状にも気を付けなければいけません。

さらに夏のキャンプ場には虫も多くいますので、殺虫・防虫スプレーなども必須アイテムとなります。

熱中症に関して言いますと、まず気温が高くなることが予想される日には車中泊をしないことが一番の対策です。

USB充電可能な小型の扇風機を使えば多少の暑さは凌ぐことが出来ますが、近年の日本の夏場においては体調不良に直結するほど気温が上がる日も珍しくありません。

どうしても真夏に車中泊をおこなうのであれば小型の扇風機のほかにクーラーボックスを用意し、保冷まくらや十分な量の飲料水を準備してからおこないましょう。

人が周りにいないキャンプ場などであれば、車内の風通しをよくするため窓に蚊帳を取り付けて一部開けておくというのも有効な方法です。

冬の車中泊ではとにかく防寒対策が必須です。

どんなに寒くてもエアコンを付けて寝ることは前述の通りご法度ですので、最初のうちは過剰なくらい防寒アイテムを持っていくようにしましょう。

具体的には寝袋・毛布・ブランケットなどが挙げられますが、最近ではアウトドア用の湯たんぽも人気です。

こうした防寒アイテムを一通り揃えてから冬の車中泊にはチャレンジしてください。

また、真冬のキャンプ場では寝ている間に積もった雪でドアが開けられなくなる可能性もゼロではありません。

さすがにそこまで厳しい環境で車中泊をする人はいないと思いますが、仮に冬キャンプで車中泊をする場合は「雪が積もりにくい場所」を見定めて車を停めるようにしましょう。

車中泊の寒さ対策に関する記事はこちら

冬の車中泊の寒さ対策6選!防寒方法や注意点も

車中泊は安全第一

車中泊をおこなう際の注意点についてご紹介してきました。

車中泊には色々な魅力がありますが、その分リスクもあります。

そうしたリスクを回避して楽しく車中泊をおこなうためには、しっかりとした準備と予備知識が必要です。

ぜひ、ご覧いただいた注意点を念頭に置き、対策用のアイテムなどを揃えてから車中泊をおこなってください。

車中泊をする際にはとにかく「安全第一」という考え方が重要です。

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