結露

ある程度車中泊の経験を積んでいくと、「結露」に悩まされる時期というのが必ずやってきます。

車内の窓ガラスに結露が発生すると、そのたびに水を拭き取ったりしなければいけないのでなかなか面倒です。

最初から結露を予防できれば楽なのですが、そのためには「そもそもなぜ結露が発生するのか?」ということを知る必要があります。

そこで、この記事では結露が発生する理由や結露が発生しやすい時期に関する情報をまとめました。

また、合わせて結露対策におすすめの方法やグッズもご紹介していきますので、ぜひ参考にしていってください。

そもそも結露とは?

結露

そもそも結露とは何か?という点から解説していきましょう。

結露は空気中に含まれる水分(水蒸気)が凝縮し、それが水滴となる現象を指します。

空気には水分を溜め込む性質があるのですが、この水分の許容量は空気の温度によって異なります。

暖かい空気はたくさんの水分を含むことが出来て、寒い空気はあまり多くの水分を含むことが出来ません。

こうした理由から、一定の空間内で温度差が生じると結露が発生するようになっています。

たとえば冬の日に窓ガラスに結露が発生するのは、室内の温かい空気に含まれた水分が外気に近い温度の窓ガラスに触れることで水分の許容量が低下し、水分が「水滴」となって窓ガラスに付着するからです。

車中泊で結露が発生しやすい理由

車中泊で結露が発生しやすい理由には、「普通の家より空間が狭い」という点が挙げられます。

空間が狭いとその分「空気の量も少ない」ので、許容できる水分量が限られてきてしまいます。

そうすると少しの温度差でも結露が発生しやすくなるわけです。

また、狭い空間では人が発する呼吸に含まれる水分でも結露が発生しやすくなります。

つまり一人だけでなく二人以上で車中泊をする場合は、より結露が発生しやすくなると言えるわけです。

さらに自然の中や他に人気がない場所で車中泊をする場合は、普通の街中や住宅地よりも外気温が下がる傾向にあります。

外気温が低ければ窓ガラス付近の温度も低下しますので、それだけ水分の許容量が下がるということです。

このように車中泊は結露が発生しやすい条件が揃っている環境とも言えますので、何かしらの対策は用意しておかなければなりません。

ということで、次に車中泊での結露対策について見ていきましょう。

車中泊での結露対策

車中泊での結露対策には主に3つの方法があります。

窓を開ける

まず、もっとも簡易的な結露対策が「窓を開ける」という方法です。

窓を開けると外気が車内に流れ込み、また湿気を含んだ空気が外に出ていくので結露が発生しにくい状態になります。

車内の温度は下がってしまいますが、湿度も一緒に下がってくれるため結露対策のひとつとしては非常に有効です。

ただし、冬場などに窓をずっと開けていては車内で凍えてしまうので、時間的な制約のある対策と言えます。

サンシェードを使う

サンシェードを窓ガラスに貼り付けると、窓ガラス付近の温度が普通よりも下がりにくくなるので結露防止に役立ちます。

一般的にサンシェードは陽射しを避けるために使うものですが、断熱効果のあるサンシェードを選べばこうした結露対策にも使えるわけです。

しかし、サンシェードを使ったとしても少しの隙間というのは空いてしまいます。

こうした隙間に関しては結露防止テープを貼ってみてください。

窓枠の全体はサンシェードでカバーし、隙間に関しては結露防止テープを使うという方法はかなり有効的です。

除湿剤を使う

冬場に車中泊をする場合は、寝ているときに換気をおこなうということがなかなか出来ません。

またサンシェードで結露を抑えるのにもある程度限界がありますので、そういったときには除湿剤を併用するのもおすすめです。

除湿剤を置いておけば空気中に含まれる水分を勝手に吸い取ってくれます。

冬場は空気が乾燥しているイメージがあると思いますが、車中泊の場合は狭い空間に寝泊まりをすることになるので意外と湿気が溜まっているものです。

そうした余分な湿気を取ってくれる除湿剤は結露対策にも使えますので、ぜひ試してみてください。

車中泊での結露の取り方

次は、車中泊時に結露が発生したときの取り方、対処法について解説していきます。

エアコン

エアコンをつけて暖房や除湿をおこなえば、窓に付着した結露が多少取り除けます。

また、車内の温度を上げることは今以上の結露を増やさないためにも効果的な方法です。

ちなみに車中泊をするときは寝る前までにエアコンで除湿をおこなっておくと、翌朝の結露が少しは軽減されます。

結局のところ空気中に含まれる水分をいかに取り除いておくかが重要なので、このあたりのポイントはしっかりと抑えておきましょう。

結露取りワイパー

結露の多い時期に車中泊をするのであれば、車内にひとつは結露取りワイパーを用意しておいてください。

朝起きて車内の窓ガラスすべての結露を拭くのはかなり大変な作業です。

しかし、結露取りワイパーがあれば水分で濡れた窓ガラスもササっとクリアな状態にすることが出来ます。

タオルなどで窓ガラスを拭くよりも楽なので、こちらもぜひ試してみてください。

寒い日に濡れたタオルを絞るといった手間も省けるため一石二鳥と言えます。

車中泊で結露が発生しやすい時期

車中泊で結露が発生しやすい時期は秋から冬にかけてです。

やはり気温が下がり始める時期なので、車内と外気温の差が激しくなり、その分結露が発生しやすくなります。

これから紅葉シーズンを迎えるにあたって車中泊デビューを考えている方も多いと思いますが、結露に悩まされないためにもいくつかの対策と予防グッズはしっかりと用意しておきましょう。

車中泊の結露はカビの原因になる?

車中泊で結露が発生すると、カビの原因になりますので注意が必要です。

たとえば車のシートや足元のマットが布製の場合であれば、そういった部分からカビが発生してしまいます。

とりあえず運転をするためにフロントガラスだけタオルで拭くという方もいるかと思いますが、後部座席の窓ガラスやリアガラスの結露もちゃんと除去しておかないと、その下のマットやシートにカビが発生する可能性が高いです。

また、長期間の車中泊をおこなう場合は布団などにも気を付けなければいけません。

毛布やブランケットはカビの被害に遭いやすいので、結露はしっかりと拭き取って車内の湿度をなるべく高くしないようにしましょう。

車中泊の場合はなかなか布団を干すといった作業も出来ませんので、車内で出来る対策を取ることが必要になってきます。

こうしたことも含めると、やはり除湿剤は車内にいくつか用意しておいた方が良いと言えるでしょう。

まとめ

車中泊をしているときに厄介な「結露」に関する情報をまとめてきました。

車中泊時の翌朝、結露がひどいときにはしっかりと水分を取り除き、換気を促すようにしてください。

結露がひどいと車内の湿度が高くなり、カビの原因だけでなく電子機器の故障にも繋がってしまいます。

最悪の場合は車自体にも悪い影響を与えかねませんので、長く車を愛用するなら結露対策をちゃんと考えることも必要です。

朝起きた段階で一度窓を開けて車内を換気し、結露取りワイパーでしっかりと水分を取り除いた後タオルでさらに残った結露を拭き取れば完璧です。

ぜひこうした結露対策を心掛けてみてください。

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