アロハシャツは夏に欠かせないファッションアイテムのひとつです。
アロハシャツというとリゾート地などで着る服といったイメージがありますが、最近は日本でも街中で着る服として定着してきています。
特に若者から注目を集めているサーフブランドのアロハシャツは人気アイテムのひとつです。
アロハシャツはゆったりとした着心地と風通しの良さが魅力的で普段使いにも適しています。
また、オシャレなアロハシャツは1枚持っているだけでもコーディネートの幅を広げてくれます。
ここでは、人気サーフブランドから販売されているおすすめのアロハシャツを3つご紹介していきますので、ぜひチェックしていってください。
アロハシャツの選び方
アロハシャツを選ぶときにはいくつかのポイントがあります。
そこで、初めてアロハシャツを買う方のために基本的な情報をまとめておきました。
サイズ・素材・柄といったポイントから自分に合うアロハシャツを選んでいけば間違いありませんので、どうぞ参考にしてみてください。
サイズ
基本的にアロハシャツはややゆったりめに着ることが多い服です。
正装としてのアロハシャツやリゾートホテル従業員のアロハシャツは比較的タイトなサイズ感になっていますが、私服として選ぶなら少しオーバーサイズくらいでも構いません。
なお、最近の場合だと20代くらいはジャストサイズ、30代~40代以降はやや大きめのサイズを選ぶ傾向にあります。
もちろん特にルールがあるわけではないので自分の体型に合ったものを選べば良いのですが、参考知識として覚えておいてください。
ただ、アロハシャツはそこまでピッタリとしたサイズ感で着るものではないので、ピチピチになるようなものは選ばない方が良いかと思います。
素材
アロハシャツに使われている素材は大きく分けて3つです。
・レーヨン
・シルク
・コットン
ハワイのローカルショップで買うようなアロハシャツの多くにはレーヨンが使われています。
アロハシャツ特有のテロテロっとした見た目や触り心地というのは、このレーヨン素材からくるものです。
ヴィンテージのアロハシャツにも使われている素材なので、本場のアロハシャツ感を出したいならレーヨン素材のものを選んでみてください。
ちなみにレーヨンは洗濯時に縮みやすいという欠点がありますので、そこだけは注意しましょう。
次にシルク素材のアロハシャツですが、こちらはアロハシャツの中でも高級品の部類に入ります。
ツルツルとして滑らかな質感は見た目にもゴージャスです。
高額な商品が多いですが、最近は手頃な値段でもシルク素材のアロハシャツが販売されています。
シティユース用のアロハシャツとして選ぶならシルク素材のものがおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
最後に紹介するコットン素材のアロハシャツはデイリールックに使える便利なアイテムとなります。
コットンの魅力はなんと言っても吸水性・耐久性に優れているところです。
アロハシャツは汗をかく夏場によく着ますが、コットン素材なら洗濯をしても縮みにくいので管理がとても楽です。
また、ハワイでもコットン素材のアロハシャツはよく着られていますので、本場の感じが表現できます。
海に着ていくアロハシャツとしても最適な素材ですので、ぜひ何枚か購入して上手く着回していきましょう。
柄・デザイン
アロハシャツには決まった柄やデザインがあります。
また、描かれているモチーフによって意味合いが変わってきたりもするのですが、主流とされるパターンは以下の通りです。
・オールオーバー
・ホリゾンタル
・ボーダー
・パネル
・ピクチャー
・和柄
オールオーバーというのは全体的に同じモチーフが描かれている柄のことです。
アロハシャツの中でもこのオールオーバー柄は非常にポピュラーなので、見る機会も多いかと思います。
ホリゾンタルは「水平」を意味する言葉で、アロハシャツの上下がハッキリと分かる柄になっています。
たとえば海と砂浜が描かれているようなアロハシャツは、このホリゾンタルに分類されるわけです。
絵画的な美しさもあるのでアーティスティックな洋服が好みであればホリゾンタル柄を選んでみましょう。
次に、ボーダーというのは縦にモチーフが並んでいるものを指します。
花などのモチーフが縦に配列されているので、パッと見たときにスラっとした印象を与えます。
パネル柄は表面がシンプルで、背中に大きなモチーフが描かれているところが特徴的です。
ピクチャー柄は古い写真を切り貼りしたようなデザインで、レトロな雰囲気を表現できるアロハシャツとなります。
最後に和柄ですが、こちらは龍や鯉といったデザインが描かれているものを指します。
観光客向けといったイメージがありますが、もちろんオシャレなものもありますので、色々なデザインを探してみてください。
サーフブランドのアロハシャツおすすめ3選
アロハシャツの選び方を学んだところで、次は人気のサーフブランドから販売されているおすすめアロハシャツ3選を見ていきましょう。
ビラボン
ビラボンはオーストラリア・ゴールドコースト発祥のサーフブランドです。
世界的にも有名なサーフブランドで、多くのファッションアイテムを販売しています。
その中でも一押しのアイテムがこちらのアロハシャツです。
デザイン性と機能性を高めたアロハシャツとなっていて、見た目のカッコよさはもちろんのこと吸水性や撥水性にも優れています。
カラーは2パターンでどちらも水色をベースにした爽やかな色合いが魅力的です。
ルーカ
こちらは若者から絶大な人気を得ているサーフブランド・ルーカのアロハシャツです。
レーヨン素材100%でクラシックなデザインが目を引く1枚となっています。
本場ハワイのアロハシャツといった印象を与えるカッコいいアイテムなので、迷ったときにはぜひこちらを選んでみてください。
クイックシルバー × 波乗りジャパン
こちらはサーフィン日本代表「波乗りジャパン」と老舗サーフブランド「クイックシルバー」がコラボしたアロハシャツです。
シンプルなデザイン、ゆったりとしたシルエットが魅力的で、普段使いできるような1枚になっています。
なお、上質な素材を使っているので耐久性は抜群です。
強い藍色を採用しているところも特徴的な部分で、カジュアルでありながらスマートな印象を与えてくれるアロハシャツと言えるでしょう。
アロハシャツの歴史
アロハシャツは1900年前後のハワイで誕生しました。
当時、ハワイに移り住んだ日本人が「絣(かすり)」をイメージして着物をリメイクしたのがその始まりと言われています。
また、ハワイに移住した日本人が着なくなった着物の生地を現地の人にリメイクしてもらったところ、現在のようなアロハシャツが出来たという説もありますが、どちらにしてもアロハシャツの誕生には日本人が関わっているとされています。
その後、1930年代になるとアロハシャツという言葉が使われるようになり、以降はハワイでポピュラーな服として定着していったそうです。
サーフブランドのアロハシャツをチェック
アロハシャツの選び方やおすすめサーフブランドのアロハシャツ3選などをご紹介してきました。
最近では日本でもアロハシャツが定番化してきましたので、夏には1枚持っておきたいファッションアイテムと言えます。
初めてアロハシャツを買うという方はこちらの内容を参考にしながらお気に入りの1枚を見つけてみてください。