アウトドア用の虫よけグッズおすすめ6選!スプレー・アロマ・ランタンなど

最近はキャンプや登山といったアウトドアを趣味にする人が増えてきましたが、そんな楽しいアウトドア時間を邪魔してくるのが「虫」の存在です。

山や川、海などにはたくさんの虫が生息しています。

虫に刺されたり咬まれたりすると「肌が腫れて痛みを感じる」「発熱する」といった症状が出ることも珍しくありません。

そうしたことにならないためにも、アウトドアに出掛けるときには「虫よけグッズ」を持参するようにしましょう。

この記事ではアウトドア用の虫よけグッズとしておすすめの商品を6つピックアップしました。

また、虫よけグッズの種類についても詳しく解説していきますので、どうぞ参考にしていってください。

アウトドアで虫対策は必須

アウトドアを趣味にする場合は「虫対策」が必須となります。

キャンプ場などの屋外でよく見かける虫だと「蚊」や「ブヨ」といったものが代表的ですが、ほかにも厄介な虫というのはたくさん存在します。

中でも特に警戒してもらいたいのが「マダニ」です。

マダニは普通のダニよりも比較的大きく、肉眼でも目視できるくらいのサイズです。

マダニが厄介なのはウイルス性の感染症を媒介し、それを人に移す可能性があるところです。

この感染症は「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と呼ばれ、最悪の場合は命を落とすケースもあります。

実際に日本国内ではマダニから「重症熱性血小板減少症候群」に感染して死亡した例がいくつもあるので、アウトドアをするときには虫よけグッズが必要と言えるわけです。

ちなみにマダニなどはペットに付着して、そのまま家までついてきてしまうこともあります。

そのため、ペットを連れていくときにはペット用の虫対策も考えておきましょう。

なお、同じテントや車内でペットと寝るときには、その前に必ずペットの身体を洗ってあげるというのも虫対策のひとつです。

あとは「自分の身体に虫がつかないよう虫よけスプレーをかけておく」「空間に殺虫効果のあるスプレーを噴霧する」「虫が寄り付かないアロマを持参する」というのが基本的な虫対策に挙げられます。

こうした虫対策を怠ると楽しいはずのアウトドア時間がイヤな思い出に変わってしまいますので、ぜひとも色々な虫よけグッズを持っていってください。

アウトドア向けの虫よけグッズの種類

虫よけスプレー

続いてはアウトドア向けの虫よけグッズの種類をご紹介していきたいと思います。

アウトドアに適した虫よけグッズは、大きく分けると以下のようになります。

・身体に直接噴霧するタイプ
・空間に噴霧するタイプ
・置き型タイプ
・防虫ネットタイプ
・電力を使った殺虫器タイプ

屋外で活動するときには身体に直接噴霧するタイプの虫よけグッズを使いましょう。

そして、テントや車内に虫を寄せ付けないためには空間に噴霧するタイプの虫よけスプレーを使います。

また、虫よけ効果のあるアロマなどを使った置き型タイプもおすすめです。

ちなみに虫よけアロマにはスプレータイプもあるので、敏感肌の方はこうした天然由来の虫よけアロマを使ってみてください。

あとはテントや車に防虫ネットを張ることも大切です。

寝ているときに虫が入ってこないようにするためには必要なので、ひとつくらいは用意しておきましょう。

さらに電気を使った殺虫器があれば虫対策としては完璧です。

こちらはランタンやライトのような形をしていて、虫が近づくと電気の力で殺してくれるというグッズですが、虫が多い季節には非常に重宝します。

そのほかの種類であれば、テントの周りに撒いておく虫よけジェルや粉末タイプの虫よけ剤もおすすめです。

ほとんどのホームセンターにはガーデニング用の虫よけ剤が売られているのですが、その効き目は超強力です。

ムカデなどの大きな虫にも効果てきめんなので、テントの周りにバリアを張る感覚で使ってみてください。

地を這うタイプの虫が嫌いな方にとっては最高の虫よけグッズだと思います。

ちなみに粉末タイプの虫よけ剤はいざというときに殺虫剤としても使えます。

これは個人的な体験談になりますが、かなり大きなムカデを退治するのにスプレータイプの殺虫剤と粉末タイプの虫よけ剤を使ったところ、圧倒的に粉末タイプの方が優れていました。

このように、虫よけグッズには色々な種類があります。

季節や場所によって使うべき虫よけグッズも変わってきますが、とにかく様々な虫に対応できるようにしておくことが大事です。

ということで、次はアウトドアに持っていってもらいたいおすすめの虫よけグッズをご紹介していきたいと思います。

アウトドア用の虫よけグッズおすすめ6選

ここからはおすすめのアウトドア用虫よけグッズ6選をご覧いただきます。

どれもキャンパーたちから人気があるグッズばかりなので、ぜひ参考にしていってください。

スプレー

まずは定番の虫よけスプレーからご紹介していきます。

こちらはアース製薬から販売されている「サラテクトUV虫よけスプレー」です。

衣服に噴霧するタイプのスプレーですが、ノンパウダータイプなので衣服が白くなりません。

蚊やチョウバエなどに効き目があり、一度噴霧すれば24時間効果が持続します。

また、紫外線を90%以上カットしてくれるのでちょっとした日焼け対策にも使えます。
(人体に直接スプレーすることは不可)

アウトドア用虫よけグッズの基本とも言えますので、ぜひキャンプなどの際にはこちらを持参してください。

シート

こちらは素肌に使える「虫よけウェットシート」です。

小さなお子さんにも使えるアルコールゼロ処方の虫よけシートなので、家族連れの方には特におすすめとなっています。

ちなみにこちらの虫よけシートは蚊・ブヨ・マダニ・ハエなどに効果があり、日常的に使う虫よけグッズとしても最適です。

使ったときに肌がベタつかないところも人気の理由となっていますので、アウトドアのお供にぜひ選んでみてください。

アロマ

植物由来のアロマオイルには、虫よけ効果を発揮する種類もあります。

虫よけスプレーを使うより肌に優しく、お子さんがいる場でも気軽に使えるところが魅力的な部分です。

なお、虫よけ効果がある代表的なアロマには以下のような種類が挙げられます。

・シトロネラ
・ゼラニウム
・ユーカリ

シトロネラはレモングラスのような香りが特徴的なアロマです。

リフレッシュ効果が高いのでアウトドアでリラックスをしたいときには最適なアロマと言えます。

ゼラニウムはバラに似た芳香が魅力的で、ホルモンバランスを整えてくれる効果が期待できます。

なお、ゼラニウムには蚊が嫌がる成分が多く含まれているので、夏場のキャンプにはぴったりのアロマです。

ユーカリは天然素材の虫よけスプレーによく使われていて、その効果には殺菌作用・抗ウイルス作用といったものも含まれています。

清涼感のある香りが特徴のひとつで、テント内にユーカリスプレーを撒いておけば除菌も出来て一石二鳥です。

こうした虫よけ効果のあるアロマグッズは最近の流行りなので、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに虫よけアロマグッズとしては「スプレータイプ」「置き型タイプ」「ブレスレットタイプ」などが販売されています。

ブレスレットタイプは手首や足首に巻いておくと虫除けの効果が発揮されるというもので、登山・ハイキングなどのお供におすすめです。

LEDランタン

こちらは紫外線ライトで虫をおびき寄せて、電気ショックで虫を退治するという虫対策グッズです。

LEDランタンタイプで、普段はライトとしての役割もこなしてくれます。

なお、USBコードによる充電が可能なので、電源が取れない屋外でも使用することが可能です。

キャンプをするときであれば近くの木に吊るしておけば周りの虫を撃退してくれます。

また、車中泊をする場合は車内のどこかに設置しておくことで寝ているときの虫対策にもなり非常に便利です。

ちなみにライトの明かりは調節することが出来るので、ランタンとしての機能性も抜群と言えます。

夏場のアウトドアにはぜひとも持っていってもらいたいグッズとなっていますのでチェックしてみてください。

防虫ネット

こちらはテントに虫が入ってくるのを防いでくれるメッシュタイプの「防虫ネット」です。

マジックテープで簡単に取り外しが出来るようになっていますので、必要なときにササッと設営することが可能です。

また、開閉用のチャックがちゃんと付いているため出入りする際の不便さもありません。

メッシュシートのカラーには白と黒の2色があり、黒のメッシュシートには周りからの視線を隠す効果もあります。

蚊やアブといった虫をテント内に入れたくないときには最適な虫よけグッズとなっていますので、ぜひこうした防虫ネットの利用も検討してみてください。

ブユ・虫シールド

「ブユ・虫シールド」はブユ(ブヨ)や蚊が嫌がる成分を空間に揮発させ、虫を寄り付かせないようにするというアイテムです。

本体のスイッチを入れると内部に組み込まれたブタンガスカートリッジが燃料を供給し、有効成分プラレトリンを周辺に撒くといった仕組みになっています。

効果を発揮する時間は、虫よけマットが1枚で4時間、ブタンガスカートリッジは1本あたり12時間です。

スイッチのON/OFFで使う時間を決められるため、「日中だけ使う」「夜間だけ使う」といった使い方も出来ます。

屋外で使える虫よけグッズとしてはとても優秀なので、ぜひ一度利用してみてください。

ファミリーキャンプをするときなどにもおすすめです。

アウトドアで注意するべき虫の種類

最後に、アウトドアで注意するべき虫の種類をいくつかご紹介していきます。

夏のシーズンになるとよく見かけるのが「蚊」です。

皆さん人生で一度は蚊に刺されたことがあると思いますが、蚊に刺されると痒み以外の症状が出ることもあります。

というのも、蚊に刺されると血液を介して感染症を移される可能性もあるのです。

たかが「蚊」と侮っていると気付かないうちに重病を患うことも考えられるので、アウトドアに出掛ける際には蚊への対策もしっかりと取っておきましょう。

ブヨ

ブヨは蚊と同じように血液を吸うために人を攻撃してきます。

蚊の場合は皮膚を刺してくるのですが、ブヨの場合は皮膚を咬んでくるので痛みを伴うところが特徴的な部分です。

また、蚊よりも皮膚の腫れがひどくなりやすく、発熱症状を引き起こす可能性が高いといった特徴も持っています。

さらに稀なケースではあるものの、アレルギーを原因としたショック反応を引き起こすこともあるので注意が必要です。

ムカデ

ムカデは湿気があるところに生息する虫です。

そのため、湖畔や河原の近くでキャンプをするときには気を付けてください。

ムカデに咬まれると「患部の炎症」「発熱」「頭痛」といった症状が表れます。

なお、ムカデはハッカの匂いを極端に嫌うので、対策としてはハッカオイルをテントの入り口などに噴霧しておくと効果的です。

また、水場の近くで寝泊まりするときには、防虫ネットなどを用意してムカデの侵入を防ぎましょう。

マダニ

先ほども少し触れましたが、マダニに咬まれると命に係わるケースもあるので特に注意が必要です。

マダニは森や林の中に生息しているので、そうした場所を訪れた場合には服やリュックにマダニが付着していないかよくチェックしましょう。

また、マダニ対策としては「肌を露出しない」「首元から侵入しないようタオルを巻く」「ズボンの裾はトレッキングシューズや長靴の中に入れる」という方法が有効的とされています。

あとは「着ていた服のままテントや車内に入らない」というのも大事なことです。

なお、仮にキャンプなどをしていて「マダニに咬まれた可能性がある」と感じたときは、すぐに病院へ行き診察を受けてください。

マダニから感染する「重症熱性血小板減少症候群」は、ひどくなると血小板や白血球が急激に減少して命を落とす危険性があります。

早期発見・早期治療が必要な病気でもありますので、少しでも不安に感じる場合はすぐ病院に行きましょう。

アウトドアでは虫対策を万全に

アウトドア用の虫よけグッズや注意するべき虫の種類について解説してきました。

蚊に刺された程度ならそこまで心配することもありませんが、自然の中には命に危険を及ぼすような害虫も存在します。

そうした虫を寄せ付けないためにも虫よけグッズ・虫よけ対策は必須と言えますので、ぜひ万全の準備をした上でアウトドアを楽しんでください。

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