最近になってよく見聞きするようになった「サステナブル」という言葉。なんとなくニュアンスは分かるけど、実際にどういったことなのか分かっていないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では「サステナブルな暮らし」をテーマに、今後どういった生活を送ることが人々に求められているのかを分かりやすく解説しています。

ぜひこちらの内容を参考にしていただき、これからの生活にサステナブルという考え方を取り入れてもらえればと思いますので、どうぞ最後までご覧になっていってください。

サステナブルな暮らしとは?

「サステナブル(Sustainable)」というのは、直訳すると「維持する」「耐えうる」といった意味を表す形容詞です。そこから転じて、最近では世界的に「持続性・持続可能性」といった意味を持つようになりました。

そして、さらにその言葉を社会的に解釈すると、サステナブルには「人間社会や地球環境規模での持続可能な発展とその行為」といった意味もあるのです。

しかし、こういった言葉を聞いてもあまりピンときませんよね。そこで簡単に言い換えますが、サステナブルというのは「無駄なものを排除し、なるべく今ある資源を有効に使おう」「そうすることが後世に今の環境を持続して残せる」ということになります。

ある意味では「エコロジー」と似ているのですが、エコロジーは「経済的に得をするための思考」という意味合いが強いので、それとはまた違ったニュアンスがサステナブルにはあるわけです。

そして、サステナブルな暮らしが推奨される理由には、自分の子供やさらにその後の子孫のためといった意味合いも含んでいます。

たとえば今ある資源が100年後にすべて枯渇していたとすれば、自分の孫やその子供の世代というのは生活に不便が強いられるかもしれません。誰でも自分の子孫が苦労する姿を見たくはありませんよね。

そういったことを防ぐためにも、今の生活で出来る限りのことをしていこうというのが広義における「サステナブル」という概念なのです。

「そんなサステナブルという言葉を意識した暮らしを始めるにはどうしたらいいのか?」

次に、そういった疑問に関してもお答えしていこうと思います。

今日からできるサステナブルな暮らし

サステナブルな暮らしというと、なんとなく「意識が高い暮らし」を想像してしまいますが、一般的に生活している人でも今日から実践できることはたくさんあります。

そこで、いくつかの例を挙げながらサステナブルな暮らしというのをシミュレーションしていきたいと思います。

節電・節水

節電や節水というのはもっとも身近で、すぐに実践できる方法のひとつです。当たり前ですが電気というのは動力を基にして発生しています。

電気の需要が高まればその分多くの発電所が稼働し、それだけ多くの資源・エネルギーを消費することになりますよね。中には石油燃料を基にした発電所もあるわけですが、こうした発電所の供給量が上がればその分早く資源は枯渇してしまいます。

しかし、その中でも多くの人がちょっとした節電意識を持つだけで、地球の資源というのは守ることが出来るわけです。そして、自分の「電気を消す」という行為が地球のためになっていると考えれば、自然と電気のスイッチに手が伸びるようにもなるはずです。

また、節水というのも同じ考え方に基づくもので、水を供給するためには水という資源とそれを流すための動力が必要となります。

無駄に水を流すことを抑えると結果として地球の環境を維持し、持続させる役割となるのであれば、誰だって節水を心掛けるようになるのではないでしょうか。

募金・寄付

サステナブルには社会の持続性という意味もあります。社会というのは自分の目に見える範囲以外のことも含まれていて、そうした自分の生活圏外への支援をおこなうというのもサステナブルな暮らしの一部と言えるわけです。

そして、その行動のひとつが募金や寄付といったものになります。たとえば募金に関して言いますと、貧困国が多いアフリカへの募金活動というのはよく見かけますよね。

しかし多くの日本人からすると「アフリカへの募金をしたところで、自分のために何か返ってくる」とは考えていないと思います。ただ、実は日本人の食卓に並ぶ食材の中にはアフリカ産のものというのが多いのです。

その代表例がタコです。タコというのは輸入元の75%がアフリカとされています。(主にモロッコとモーリタニアで全体の3/4を占めている)

つまりスーパーで購入する輸入タコの多くはアフリカ産ということになります。

このことを知ると、

「アフリカの発展途上国へ募金をおこなうと、その支援を受けた子供が大人になり、モロッコやモーリタニアでタコ漁をおこない、そのタコが日本人の食卓に届く。」という循環に繋がっていることに気付かされます。

こうした循環を持続させていくことで、社会全体が豊かになり、貧富の差が縮まっていくというのもサステナブル的な考え方のひとつなのです。

エコバッグ

最近はすべての小売店でレジ袋の有料化が進んでいますが、これにはプラスチックごみの量と焼却率を減らすことが目的に含まれています。

プラスチックごみというのは地球温暖化や海洋汚染の原因となるものです。そのため、レジ袋の全体的消費量が減れば、地球環境にも少なからず良い影響を与えると考えられているわけですね。

そして、このレジ袋の削減を後押しするために必要なものがエコバッグです。多くの人がちょっとした買い物でレジ袋を使わなければ、その分プラスチックごみの量というのは確実に減ります。

仮に日本人だけでもみんながエコバッグを持つようになれば相当な量のごみが削減出来ることになりますので、ぜひあなたも今日からエコバッグのある生活を試してみてください。

水筒

水やコーヒー、スポーツ飲料を飲むときに、その都度ペットボトルや缶の商品を買うというのは資源の無駄使いと言えます。そのため、時間に余裕があるのなら家から水筒を持参し、その中に飲料を入れるというのもサステナブルな暮らし方のひとつとなります。

ちなみに缶コーヒーなどを毎日買う人であれば、インスタントのコーヒー粉末を買って自分で淹れたものを持参した方が経済的にもお得です。

その浮いたお金を違うことに使えばより豊かな生活を目指せますので、ぜひ実践してみてください。また、最近ではマイタンブラーを持参することでコーヒーチェーンのコーヒーがお得に買えるというところも増えてきています。

そうしたコーヒーチェーン側のサステナブルなビジネスを支援する意味でも、水筒やマイタンブラーの所持を推奨したいところです。

自転車

近くの距離であれば自転車で移動するというのもサステナブルな暮らしの一部と言えます。車などに頼る生活は便利ですが、その分ガソリンが必要となります。

そのため、わざわざ車で行かなくても事足りる距離なら自転車を利用することが大切です。今だと都市部であればシェアサイクルといったサービスも充実していますし、地方でも観光地であればレンタル自転車があるところが増えてきました。

こうした自治体の取り組みを理解して活用するというのも、今後の生活に必要なことだと思います。

再利用・リサイクル

こちらは昔から言われていることでもありますが、リサイクルできるものは正しく廃棄し、再利用できるよう考えて捨てましょう。

また、瓶を使った商品であればリターナブル瓶といって再利用可能な瓶が使われているものを選ぶのも賢い選択のひとつです。

ほかにリサイクル可能なもので言うと牛乳パックや古紙といったものが代表例に挙げられますが、こうしたものは資源の有効活用に大きく役立っていますので、ちゃんと分別して廃棄することが大切です。

サステナブルな暮らしを始めてみては

ご覧いただいたようにサステナブルな暮らしというのは意外と身近にあるものです。

自分の意識を少しだけ変えれば資源や環境を持続的に後世へ残していけるわけですから、できることからでも実践してみてはいかがでしょうか。

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