サーフィンのルール&マナーを解説!ローカルルールって?初心者必見

どんなスポーツにおいても安全を確保し楽しむためにルールやマナーが存在します。サーフィンも同様に海での事故やトラブルを防ぐためにルールやマナーがあり場所によってはローカルルール(その土地特有のルール)が存在します。もちろんルールやマナーを守っていても事故やトラブルは起きますが、ルールを知らない、守らないと事故やトラブルを起こす可能性が高くなります。

「ルールを知らなかった」では許されないので、サーフィン初心者は最低限のルールを知った上で海に入ることが大切です。今回は最低限守るべきルールと知っておきたいマナー、ローカルルールについても解説します。初心者必見です。

サーフィンのルール

知らなかったり守らなかったりすると事故に直結する最低限知っておくべき4つのルールを紹介します。

ワンマンワンウェイブ

基本的に1つの波に1人しか乗れないというルール、一つの波に複数人が乗ると接触事故が起こるためです。しかしグーフィーとレギュラー(左右両方)に崩れていく波では一人ずつ乗れるので1つの波でも2人乗れるケースはあります。

ピーク優先

ピークとは波が崩れ始めるところ、「ピークに最も近い人が波に乗る優先権がある」というルールです。複数のサーファーが同時にパドルをして波に乗ろうとした際にピークに近いサーファーに乗る権利があります。

前乗り(ドロップイン)禁止

すでに他のサーファーが乗っている波に手前で乗る行為、前乗り(ドロップイン)は禁止ルールです。初心者が気付かずにやってしまいがちで接触事故やトラブルにつながります。テイクオフ前に必ず周囲を確認して、もし前乗りしてしまった場合は先に乗っていたサーファーに謝るのがマナーです。

サーファーの真後ろでパドルしない

ゲットアウト(沖へ出る)のとき、前方にサーファーがいる真後ろでパドルをすると前方サーファーが波に流されたときに接触する可能性があります。事故を防ぐためにゲットアウトで自分の前にサーファーがいるときは左右に逸れる必要があります。

サーフィンのマナー

サーフィンのルールは怪我や事故を防ぐために設けられていますが、誰もがサーフィンを楽しむために守るべきマナーもあります。

他のサーファーに迷惑をかけない

人として当たり前のことですが他のサーファーの邪魔をするような行為はやめましょう。不注意によるライディングの邪魔やキャパの狭いポイントでは集団入水が他のサーファーの迷惑になることがあります。

自然を壊さない

サーフィンは自然に遊ばせてもらうスポーツですので、自然を壊すような行為をするサーファーに海へ入る資格はありません。

ゴミを捨てない・違法駐車をしない

海やその周辺にゴミを捨てたり違法駐車をしたり地域住民に迷惑のかかる行為もマナー違反です。

サーフィンのローカルルールとは?

最後はローカルルールについてです。サーフィンは地域やポイントごとに独自に生まれたルールが存在します。例えばローカルサーファーしか入れないポイント、ショート・ロングのエリアが決まっている、車を止めてはいけない場所があるなどなど、ポイントによっては厳しいローカルルールが決まっていることもあります。

これらもトラブルを防ぎ、安全にサーフィンを楽しむために作られたルールです。ローカルルールは明文化されていないのが大半で知らずにルールを破ってしまい痛い目に合うなんてこともあります。

初めて行くポイントでは地元のサーフショップやローカルサーファーにローカルルールの有無や内容を聞いてから海に入るのがいいでしょう。また日頃からそのサーフポイントの環境や秩序を守っているローカルサーファーへの配慮も忘れてはいけません。

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