この記事ではアウトドア用の保冷バッグとしておすすめの商品を5つご紹介していきます。
アウトドア用保冷バッグはキャンプやバーベキューなどに欠かせないアイテムのひとつです。
また、子供の運動会や部活の試合の応援、普段の買い物などにも使えますので、持っておいて損のないアイテムと言えるでしょう。
ここではそんな保冷バッグの選び方についても詳しくまとめてみました。
これからアウトドアな趣味を持ちたいと思っている方や、レジャー用の保冷バッグを探している方はぜひ参考にしていってください。
アウトドア用の保冷バッグの選び方
それでは最初にアウトドア用保冷バッグの選び方を見ていきましょう。
保冷バッグを選ぶときには「容量」「素材」「デザイン」をチェックすることが大切です。
特に容量に関しては使用する人数やシーンによって変わってきますので、しっかりと確認しておいてもらいたいと思います。
サイズ・容量
アウトドア用保冷バッグの容量はバッグ自体の形状にもよりますが、概ね以下のようにサイズ分けできます。
【保冷バッグの容量】
・7~8L:350ml×9本、500ml×6本、2L×3本
・13~15L:350ml×18本、500ml×12本、2L×4~5本
・33~35L:350ml×48本、500ml×25本、2L×7~8本
スーパーで貰うレジ袋の中サイズがだいたい容量7~8Lとなりますが、これだと2Lペットボトルが3本くらい入る大きさです。
ソロキャンプやカップルでのキャンプであれば、このサイズでも特に問題なしと言えるでしょう。
ちなみに保冷バッグのサイズ的には小型の大きさに分類されます。
それよりも大きな中型サイズだと13L~15Lくらいの保冷バッグが販売されていますが、これだとファミリーキャンプやグループキャンプにも適した大きさです。
アルコール350ml缶を7~8本入れても、ソフトドリンク2Lペットボトル1本くらいは入るので、バーベキュー用として使うには丁度いいサイズかもしれません。
さらに大人数で使用するなら容量33L~35Lほどのサイズがおすすめです。
これくらいの大きさになると一般的なクーラーボックスと変わらないサイズなので、容量が足りないといったことにはならないと思います。
素材
保冷バッグには主に以下のような素材が使われています。
【保冷バッグに使われる素材】
・ポリエステル
・ポリウレタン
・ポリプロピレン
・PEVA
・ターポリン
ポリエステルは耐水性や防汚性に優れた素材なので、よく保冷バッグの表面に使われます。
土や泥が付いても汚れを落としやすいところが特徴的です。
ポリウレタンやポリプロピレンは断熱素材として使用される素材で、保冷バッグの断面に挟み込まれているものをよく見かけます。
ちなみにポリウレタン素材は安い割に断熱効果が高いので、保冷力アップのためには欠かせない素材です。
またPEVA(ポリエチレン)は保冷バッグの内側で内部の温度を保つ役割を果たすことが多いです。
PEVAはポリエステル同様に汚れが落としやすいため、保冷バッグの中で飲み物などがこぼれても掃除しやすいところが特徴的な部分として挙げられます。
あとは保冷バッグの底面に耐久性と防塵性を高めるためにターポリン素材が使われているものもあります。
こうした素材が複合的に使われているアイテムなら色々な機能性に優れているので、商品選びに失敗することがないと言えるでしょう。
デザイン
保冷バッグを選ぶときにはデザインも重要なポイントです。
アウトドアシーンだけでなく普段の買い物でも使うのであれば、街中で利用できるデザインのものを選びましょう。
また、保冷バッグにはトートタイプやショルダーバッグタイプなどがあります。
普段使いするならトートタイプの保冷バッグがスマートに見えますが、容量の多いバッグを使うなら持ち運びやすさを考えショルダーバッグタイプを選んだ方が良いかもしれません。
このあたりは自分の身長や体型によっても変わってくると思いますので、自分自身が使用する場面を考えながら選んでみてください。
アウトドア用の保冷バッグおすすめ5選
ここからはアウトドア用の保冷バッグとしておすすめの商品を5つご紹介していきます。
どの保冷バッグもキャンプやバーベキューなどに最適なアイテムとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
サーモス
最初にご紹介するのは「サーモス」のトート型保冷バッグです。
【商品の特徴】
・容量12L
・カラーは「ダークグレー」「ネイビー」「レッド」の3色
・ファスナー付き
・手洗いが可能
・小さく畳んで持ち運べる
・普段の買い物にもおすすめ
こちらの保冷バッグは容量12Lと平均的な大きさのアイテムです。
とはいえ350mlの缶であれば20缶、2Lのペットボトルなら3本分の収納力があり、キャンプやバーベキューで活躍してくれること間違いなしのアイテムとなっています。
また、タンブラーなどの商品でもお馴染みのサーモスだけあって保冷力は抜群です。
実験結果によると4℃の冷水を入れたペットボトルを収納し、気温40℃という環境に2時間放置していても中身の温度は10℃強までしか上がりませんでした。
炎天下でも冷たい飲み物を楽しみたいときに便利な保冷バッグであり、子供のスポーツ観戦用として使うのにもおすすめのアイテムと言えるでしょう。
ちなみにデザイン性に優れカラーも3色用意されていますので、普段の買い物用バッグとして利用するのもアリです。
1Lの牛乳パックが8本入るくらいの容量はあるため、スーパーで飲料や食材を買い込む際にも使える保冷バッグとなります。
なお、使わないときにはコンパクトに折り畳んでボタンで留めておけますので、かさばらないところも魅力的な部分です。
アウトドア用の保冷バッグを試しに買ってみたいという方は、ぜひこちらの商品を参考にしてみてください。
サーモス
続いてご紹介するのも「サーモス」の商品ですが、こちらは容量15Lのボックスタイプ保冷バッグです。
【商品の特徴】
・容量15L
・生地表面に撥水加工あり
・保冷力が高い5層断熱構造
・内側の生地は汚れを拭き取りやすいPEVA
・フロント部分にポケット付き
・側面に折り畳み用テープ付き
こちらの商品はキャンプやバーベキューはもちろんのこと、ゴルフや子供の運動会などにも使える大型の保冷バックとなっています。
500mlのペットボトルなら12本、2Lのペットボトルなら4本ほど入る収納力は非常に魅力的です。
レジャーだけでなくスーパーなどでまとめ買いをするときにも使える便利な保冷バッグで、ひとつ買っておいて損はありません。
また、内側の素材には汚れを拭き取りやすいPEVAが使われているため、仮にスーパーで買った食材や総菜で中が汚れてもササッとキレイに出来ます。
外生地から内生地までの間にはポリウレタンやポリエチレン、ポリプロピレンといった素材が層になっていて、高い保冷力を発揮してくれるところも特徴のひとつです。
さらに表面の素材には撥水加工が施されているので、天気が急変しやすいアウトドア環境で使うのに最適です。
なお、使用しないときには底板を縦にズラして折り畳めばコンパクトに収納できるため、自宅で邪魔になることもありません。
保冷力・収納力・防汚性に優れたサーモスの保冷バッグはレジャーから普段の買い物まで幅広いシーンで活躍する商品なので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみにこれだけの機能性を備えて2,000円弱という価格はかなりリーズナブルだと思います。
チャムス
こちらはアメリカの人気アウトドアブランド「チャムス」から販売されている大型のトートタイプ保冷バッグです。
【商品の特徴】
・容量17L~18L(推定)
・高さ43cm×幅48cm×奥行20cm
・リサイクルポリエステル100%
・保冷剤用の内ポケットあり
・肩掛けできる長さのストラップで持ち運びに便利
・カラーは「レッド」と「ベージュ」の2色
・バッグの底面にはターポリンを採用
・前面にはチャムスのロゴとフロントポケット
6本の2Lペットボトルを楽々と収納できる大型保冷バッグで、ファミリーキャンプや仲間同士で野外フェスなどに行くときのお供には最適なアイテムです。
おそらく想像しているものより大きいサイズの保冷バッグなので、容量が足りないといったことにはならないと思います。
また、内側には保冷剤を入れられるポケットが付いているため、より保冷力を高めた状態で使用することが可能です。
缶ビールやソフトドリンクだけでなく食材を入れて持ち運ぶのにも適していて、普段の買い物でも重宝すること間違いなしと言えるでしょう。
なお、全体の素材にはリサイクルポリエステルが100%使われていますので、環境に配慮した商品でもあります。
バッグの底面には汚れが落としやすいターポリン素材が採用されていて、アウトドアで使った後もキレイにしやすいところが魅力的な部分です。
ストラップは肩掛けできる長さで中身を詰め込んでも持ちづらさはなく、レジャーで使用するのに便利な保冷バッグとなっています。
とにかくサイズの大きい保冷バッグを探しているという方は、ぜひこちらの商品を参考にしてみてください。
キャプテンスタッグ
続いては「キャプテンスタッグ」から販売されている容量33Lのソフトクーラーボックスをピックアップしました。
【商品の特徴】
・容量33L
・フロントポケット、サイドメッシュポケット付き
・折り畳み可能なコンパクト設計
・厚手の断熱素材使用で高い保冷力をキープ
・上部には取り出し用の蓋あり
・オシャレなブラックカラーでデザイン性◎
こちらの保冷バッグはもはや一般的なクーラーボックスと変わらないほどの収納力を備えたアイテムとなっています。
350mlの缶なら40本ほど入れられますので、大人数でのキャンプやバーベキューには打ってつけの保冷バッグと言えるでしょう。
また、フロントポケットやサイドメッシュポケットなど、サブ的な収納スペースも付いているため細々としたものを持ち運ぶのにも便利です。
さらにバッグ上部には取り出し用の蓋が付いていて、ファスナーを全開にしなくても中身が取り出せる親切な設計が特徴的な部分となります。
なお、使用しないときにはコンパクトに折り畳めるようになっていますので、車の中や自宅で邪魔になることもありません。
素材としては表面の生地に雨に強いポリエステル、内側の生地に汚れを拭き取りやすいPEVAが採用されています。
大容量の収納力と高い保冷力を兼ね備えたキャプテンスタッグの保冷バッグはあらゆるシーンで使えるおすすめアイテムですので、ぜひ一度そのスペックを確かめてみてください。
コールマン
最後にご紹介するのは定番アウトドアブランド「コールマン」の保冷バッグです。
【商品の特徴】
・容量7~8L(推定)
・ダブルジッパー採用
・外側にフロントポケットとメッシュサイドポケット、内側にメッシュポケット付き
・内部にはプラスチック製保冷ライナー付き
・蓋上部に荷物用ゴムあり
こちらは推定容量7~8Lというやや小型の保冷バッグです。
缶ビールなどが9本ほど入る大きさで、ソロキャンプやカップルでのキャンプには丁度いいサイズの商品だと思います。
メインポケットの他にフロントポケットやサイドメッシュポケットが付いているので、アウトドアで使うならちょっとした調味料などを入れるのに便利です。
また、キャンプやピクニックはもちろんのこと、海水浴場での利用やランチバッグとしての使用にもぴったりな保冷バッグとなっています。
小型で手軽な保冷バッグが欲しいという方には最適なアイテムですので、ぜひこちらも候補のひとつに入れてみてください。
アウトドアで保冷バッグが活躍するシーン
保冷バッグは様々なアウトドアシーンで活躍してくれます。
キャンプやバーベキューといった定番のアウトドアでは欠かせないアイテムであり、そのほか釣り・海水浴・登山・野外フェスといった場面でも使われることが多いアウトドアグッズです。
また、子供の運動会や部活の試合を見に行くときにも保冷バッグは役立ってくれます。
最近は年々気温が上がっているので、特に夏場の水分補給は大切です。
屋外で活動するなら常に冷たい飲み物が飲める状態を確保しておいた方が良いので、アウトドアに出掛けるなら専用の保冷バッグを持っていきましょう。
まとめ
アウトドア用保冷バッグの選び方やおすすめ保冷バッグ5選などをご紹介してきました。
本文でピックアップした5つの保冷バッグはどれも保冷力や収納性に優れていて、実際の人気も高い商品となっています。
これから新しくアウトドアな趣味を始める方には最適なアイテムと言えますので、ぜひひとつ購入してみてはいかがでしょうか。