「車中泊を楽しみながら車で全国を旅行したい」
こうした趣味を持ち始めている方が多くなってきていますが、そんなときに必要となってくるのがWi-Fi環境です。
車中泊や車での旅行時にはスマホのナビを使う方も多いと思います。
また、スマホから音楽を流したりすることもあるでしょう。
さらに車中泊をしながら長距離の移動をする方の中には、パソコンで仕事をしながら自由なバンライフを楽しむ方もいます。
こうしたときにもWi-Fi環境が整っているとインターネットに楽々繋がって非常に便利です。
この記事では車中泊に欠かせないWi-Fiの使い方や種類をご紹介していきますので、ぜひ参考にしていってください。
車中泊はWi-Fiがあると便利
車中泊をする際にWi-Fiがあるととにかく便利です。
・スマホのナビをよく使う方
・パソコンで仕事をする方
・車中泊中も知人と連絡を取りたい方
・寝る前などに動画を楽しみたい方
・音楽を聴きながらドライブをしたい方
車中泊をするときは基本的に長距離の移動をおこなうことになります。
そうしたドライブ中にスマホのナビを使ったり、音楽を聴いたりする人は多いはずです。
また、ひとりで車中泊を楽しんでいる方の場合だと、寝る前に動画を見るという方もいるでしょう。
こういったシーンにおいてWi-Fiがあるとスムーズにネット接続ができて便利です。
ちなみにスマホ会社のキャリア通信だけを使っていると「通信料が高くなってしまう」というのもWi-Fiをおすすめする理由となっています。
そして、車中泊をしながら日中はパソコンで仕事もおこなうといった方にはWi-Fiが必須です。
車での旅行や自然を楽しむために車中泊をおこなっている方でも、このようにWi-Fiは必要なアイテムとなっていますので、ぜひ覚えておいてください。
車中泊でWi-Fiを使う方法
車中泊でWi-Fiを使う方法には大きく分けて3つのパターンがあります。
・Wi-Fiスポットを使う
・車載用Wi-Fiルーターを使う
・モバイルWi-Fiルーターを使う
それぞれのWi-Fiの使い方を詳しく見ていきましょう。
Wi-Fiスポット
最近はWi-Fiが自由に使えるお店や公共施設などが増えてきています。
ちなみに車中泊をする際には高速道路を利用することもあると思いますが、パーキングエリアやサービスエリアでもWi-Fiが使えるようになってきました。
こういったWi-Fiスポットを経由しながらインターネット接続を試みるというのもひとつの手です。
仮にキャリアの通信しかネット接続の手段を持っていなくて、速度制限などに引っ掛かった場合などにはこうしたWi-Fiスポットを上手く活用しましょう。
また、Wi-Fi利用可能なカフェやレストランを休憩場所にするというのもおすすめです。
なおWi-Fiスポットを使うメリットは、なんと言っても無料で利用できるところにあります。
ただ、自分でルーターなどを用意しなくてもWi-Fiが使えるのは便利ですが、基本的にはその場所に行かないと使えないというのがネックです。
そのため、場所を問わずWi-Fiを使う場合には次の「ルーターを持ち運ぶ」という方法を選ぶことになります。
車載用Wi-Fiルーター
最近は長距離ドライブをする方のために車載用Wi-Fiルーターというものが販売されています。
たとえばこちらは1日から利用できる車載用Wi-Fiルーターです。
25,000円ほどの本体代金を支払い、利用期間をあらかじめ設定して利用する形ですが、2年契約で換算するとひと月だいたい2,000円でWi-Fiが使い放題になります。(本体代金込み)
面倒な工事や契約の手間も掛からないので、車中泊を楽しむ方には非常におすすめです。
もちろん2年といった長期契約をしなくても、週末に車中泊を楽しむときだけWi-Fi接続をするといったことも出来ます。
なお、その場合は通信料が1日あたり500円です。
本体だけ買っておけば自由に使いまわせて、しかも通信制限なしという条件なのでかなり使い勝手が良いと思います。
また、こちらの車載用Wi-Fiルーターを1台持っておけば5つのデバイスまで同時接続可能です。
同乗者がいる場合、一度に複数のデバイスを使う場合などにも便利なので、ぜひ商品内容をチェックしてみてください。
モバイルWi-Fiルーター
車中泊でWi-Fiを使う方法としてもっともポピュラーなのがこちらです。
先ほどの車載用Wi-Fiルーターの場合は走行中、もしくは一部の停電時のみ使用可能となっていますが、モバイルWi-Fiルーターはいつでもどこでも使うことが出来ます。
普段の生活から利用していればスマホの通信料を最小に抑えることも可能なので非常にお得です。
また、場所を選ばないというのも大きなメリットと言えます。
なお、モバイルWi-Fiルーターは本体を購入して月額の契約料を支払うことでネット接続ができるようになります。
スマホの契約などとほとんど変わらないので、特に手間が掛かることはありません。
もちろん工事も不要なので購入した当日から利用することが可能です。
快適な車中泊ライフを送るのであればひとつはモバイルWi-Fiルーターを持っていた方が便利なので、ぜひ検討してみてください。
バンライフにWi-Fiは必須?
最近は車中泊をしながら普段の生活や旅行を楽しむ「バンライフ」というライフスタイルが流行ってきています。
そんなバンライフを送るために必須のアイテムがWi-Fiです。
実際にバンライフを楽しんでいる方の多くはノマドワーカーとして働いていることが多く、その際にはインターネット環境が必要不可欠となります。
というのも、目的地に到着をして車中泊用の準備を整えた後にわざわざWi-Fiスポットがある場所まで移動するのは面倒です。
しかもお店などのWi-Fiを使うときには時間的な制約などもありますので、そういった部分を考えると確実にWi-Fiルーターを持ち運んでいた方が便利と言えます。
時間や場所に縛られないバンライフというライフスタイルを選ぶならWi-Fiルーターはひとつ用意しておいた方がいいので、ぜひ一度お店などでルーターを探してみてください。
ちなみに本体代金の相場は2~3万円くらい、月額料金は2,500円~4,500円ほどで通信制限なしといったものが多いです。
スマホのテザリングも便利
Wi-Fiルーターを使わずにネット接続を確保する方法としては「テザリング」も有効な手段のひとつです。
テザリングというのはスマホがキャッチしているキャリアの通信をパソコンなど他のデバイスに飛ばすことを指します。
つまりスマホ自体をWi-Fiルーターのようにして使うといったイメージです。
こちらの方法であれば新しくWi-Fiルーターを契約しなくてもパソコンなどに電波を流すことが出来ます。
ただし、このテザリングを使うとスマホ自体の通信料が膨大になるので、その点だけは注意しましょう。
まとめ
車中泊でWi-Fiを使う方法についてご紹介してきました。
車内でWi-Fiを使うのであれば車載用のWi-FiルーターかモバイルWi-Fiルーターを用意するのがおすすめです。
また、この際には通信制限がないプランを選ぶようにしましょう。
仮にテザリングを利用してネット環境を維持するときにも通信制限なしのプランがおすすめです。
よく車中泊をする方ならスマホの月額料金(データ使用量)を最低額にしてモバイルWi-Fiルーターを持ち運ぶというのがもっとも経済的な方法だと思いますので、こういった形もぜひ参考にしてみてください。