サーフィンを始めて間もない人から、すでにサーフィン歴が長い人まで楽しめるミッドレングスのサーフボード。ミッドレングスボードはいわゆるファンボードと同じものといわれていますが、最近はより細かくジャンル分けされるようになってきました。

ミッドレングスの魅力はなんといってもマルチな波乗りに向いているところです。波にパワーがなくても比較的スムーズにテイクオフができますし、ロングボードよりも機動性に優れているというのも特徴のひとつです。

ここでは、そんなミッドレングスのサーフボードについてご紹介していきます。ミッドレングスの魅力とは?また、デメリットはあるのか?など、いろいろな角度からミッドレングスのボードを解説していますので、ぜひご覧になってみてください。

サーフボードのミッドレングスとは?

サーフィン

ミッドレングスのサーフボードというのは、だいたい195センチ~260センチくらいまでのボードのことを指します。ショートボードでもなくロングボードでもないという、まさに中間サイズのものをミッドレングスと呼ぶわけです。ちなみにフィートに直すと6‘6フィートから8’8フィートくらいとなります。(1フィートは30センチちょっとです)

ミッドレングスのボードが誕生したのは1960年代後半ごろと言われていますが、これはロングボード全盛時代からショートボードの台頭が目立ってきた時代です。ロングボードに乗っていたサーファーがだんだんとショートボードへと移行する期間に中間サイズのミッドレングスは生まれました。そんなミッドレングスのボードにはどんな魅力があるのか?

次にその理由をご紹介していきます。

ミッドレングスでのサーフィンの魅力

ミッドレングスの魅力を分かりやすく伝えるには3つのポイントがあります。「ショートボードよりも浮力に優れている」「パワーのない波でも乗れる」「マルチな乗り方が出来る」この3つですね。

初心者のショートボードの練習に最適

ミッドレングスのボードはショートボードよりもサイズが大きいため、当然その分「浮力」が上です。そのため、ショートボードではまだうまく立てないという初心者の練習に最適とされています。初心者の場合、もっとも身につけるべき感覚はボードの上に立ち、波に乗るイメージを持つことです。

しかし、ボードサイズの中で一番立ちにくいショートボードでは失敗が続き、そのイメージをなかなか持てない人もいます。そんなときに役立つのがミッドレングスのボードというわけです。ミッドレングスのボードはファンボードともいわれるくらいですから、誰でも簡単に立つことができます。そのため、初心者がボードに立ち、波を滑る練習をするのにはぴったりです。

小波でも楽しめる

ミッドレングスのボードはパワーのない小波でも、ショートボードより広く面を捕らえることができるので悠々と波に乗れます。そのため、波のコンディションが分からないところにいくときや、慣れない土地へのトリップのときにはたのもしい味方となってくれます。

せっかく遠出をしてサーフィンをしに行ったのに、波が小さくショートボードでは楽しめない…、となってしまったらもったいないですよね。そんなときにはミッドレングスのボードが1枚あれば大丈夫です。

ミッドレングスのボードはただショートボードより大きく波に乗りやすいだけでなく、ターンの練習などもできます。仕事などが忙しく、あまり海に行くチャンスが多くない人ほど練習時間を無駄にしないためにミッドレングスのボードを持っておくと便利です。

様々な波に対応できる

ミッドレングスのボードは小波だけでなく様々なタイプの波に乗ることが出来ます。そのため、ある意味では万能的なサイズのボードとも言えるのです。ちなみにミッドレングスは、ロングボーダーの方がターンをメインに波乗りしたいときなどにも使われています。

波が大きくも小さくても乗れるミッドレングスは、サーフィン歴が長い中高年の方にも人気です。「もうショートボードでバンバンと波に乗るのは体にこたえる…」といった方が選ぶのもミッドレングスのボードとなっていますが、もしあなたも年齢と共にゆったりとしたサーフィンを求めるようになったときにはミッドレングスのボードを手に取ってみてください。

ミッドレングスのデメリット

いろいろなサイズの波に乗ることができるミッドレングスのサーフボードですが、実はいくつかデメリットもあります。次にそのミッドレングスを利用する上でのデメリットをご紹介していきますので、合わせてご覧になっていってください。

ドルフィンスルーが難しい

先ほども少し触れましたが、ミッドレングスのボードはショートボードに比べてサイズが大きいので浮力があります。そしてその分、大きな波が来たときにドルフィンスルーで波をかわすことが難しくなってしまいます。

ミッドレングスのボードを使う上では、これが一番のデメリットと言えるでしょう。せっかく大きな波が来ているのに沖に出づらいというのはちょっとストレスですよね。こうした部分を踏まえても、やはり波の大きさが分からないときにはショートボードとミドルレングスの両方を持っていった方が良いというわけです。

掘れた波に適さない

ミッドレングスのボードはショートボードに比べるとどうしても機動性が劣るので、掘れた波には適しません。掘れた波というのはブレイクまでの時間が短いので、なるべく素早くテイクオフする必要があるのですが、このときミッドレングスの大きさというのが少々デメリットになってしまうわけですね。厚みがあってリップが崩れ来るまで待てるような波であればミッドレングスに適しています。

ミッドレングスのおすすめサイズは「7フィート前後」

ミッドレングスのボードは6‘6~8’8フィートほどと最初にお伝えしましたが、実際に使うには7フィートくらいが丁度いいです。ショートボードの延長くらいに感じる6フィート後半のボードから7フィートのボードは、ミッドレングスにおけるデメリットを解消してくれます。

つまり、ある程度スピードのある波や大きな波を相手にしても問題なくライディングができるということですね。これが8フィート近くになってしまうと、やはりどうしてもドルフィンスルーはしづらいですし掘れた波にも不向きと言わざるをえません。

このようにトータルで考えたときに、もっともおすすめのサイズは7フィート前後となりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ミッドレングスでのサーフィンを楽しんでみては

サーフィンを始めて間もない人から、ある程度サーフィン歴が長い人でも楽しめるミッドレングスのサーフボードについて解説をおこなってきました。ミッドレングスのボードは練習用に最適で、できればショートボードと一緒に持っておきたいボードのひとつです。

また本文中でも触れましたが、そろそろショートボードで波に乗るには肉体的にキツいかなと感じる人にも非常におすすめです。いわゆるファンボードと同じ役割を持つミッドレングスのボードですが、その使い方は様々なのでぜひ自分に合ったサーフスタイルに利用してみてください。

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