サーフィンをするときには「ワックス」という存在が欠かせません。簡単に言えばワックスというのはサーフボードの表面に塗ることで、摩擦を生みだしボードに立ちやすくしてくれるものです。

このワックスがないとツルツルと滑ってしまって立ち上がるときなども手が上手くつきづらくなってしまいます。そんなワックスですが、季節や海水の温度によっていろいろな種類を使い分けることが一般的です。

ここでは初心者の方にも分かりやすいワックスの基本的な知識をはじめ、おすすめのサーフィン用ワックスを5つご紹介していきます。最近では環境に配慮したオーガニックワックスなども流行ってきていますが、そういった最新のアイテムも含めどうぞご覧になっていってください。

サーフィン用ワックスの種類

まずはサーフィン用のワックスの種類について説明をしていきます。サーフィン用のワックスは季節や海水の温度によって使い分けるため、いくつかの種類があります。

たとえば海水の温度が高い夏場ではすぐに溶けないよう硬めのワックス、冬場であれば海水の温度が低いので軟らかめのワックスを使うわけですね。そこで、ここではワックスの基本となる5つの種類から見ていきましょう。

ベースコート

サーフィン用ワックスの基本となるのがこちらのベースコートです。一般的にはこのベースとなるワックスを塗ったあとに、季節や海水温度に合わせたトップコート用ワックスを塗っていきます。

クール

「クールタイプ」は春や秋によく使うタイプのワックスで、使用目安としては海水の温度が12~20℃くらいのときに使います。真冬以外はサーフィンをするという人であれば、こちらのストックを多めに用意しておくと便利です。

一般的には3月~6月、9月~12月ごろに使われるタイプのワックスで、硬さのレベルでいうとやや軟らかめといったイメージとなります。

ウォーム

「ウォームタイプ」は初夏や初秋といった真夏以外で暑さを感じるシーズンに使うワックスです。使用目安となる海水の温度は17~25℃といったところですね。

やや硬さがあるため、そこまで気温は暑くないが海水の温度はちょっと高いときなどにも使うことがあります。

トロピカル

「トロピカルタイプ」はサーフィン用ワックスの中でもっとも硬いタイプのワックスです。水温25℃以上、炎天下や真夏日といったときにはこちらのトロピカルタイプを使うことになります。

そのため1年を通して7~8月のオンシーズンのみ使うワックスと言えますので、夏前にだけ買っておけば問題ありません。

コールド

「コールドタイプ」はもっとも軟らかいタイプのサーフィン用ワックスです。基本的には真冬もサーフィンをするという人しか使わないタイプのワックスとなります。

使用目安となる海水の温度は14℃以下です。ワックスというのは温度が低下すると硬くなり、その分滑りやすくなってしまいます。そのため、海水の温度が低い季節にはこうした硬さがゆるめのワックスを使うわけです。

サーフィン用ワックスおすすめ5選

次にサーフィン用ワックスでおすすめのものを5つご紹介していきます。サーフィン用のワックスというのは石油由来のものが多いのですが、最近ではオーガニックタイプのものなどが流行りつつあり、環境に配慮したワックスというのも人気です。

そうした点も見ながらそれぞれのワックスをご覧いただければと思いますので、どうぞチェックしていってください。

SEXWAX

まずはサーファーなら一度は目にしたことがある「SEXWAX」からご紹介していきます。こちらでは6種類のワックスが揃っていて、ベースコートからシーズンごとに使えるタイプのワックスまでを組み合わせながら購入することが可能です。

コールドタイプのイエローラベル以外は、そのまま単体でも使用することが出来ますので、初心者の方にも非常におすすめです。また、使用する季節や温度によって分かりやすく説明書きが記載されていますので、参考にもしゃすいかと思います。

Sticky bumps

こちらの「Stickybumps」もサーファーにとっては定番となるサーフィン用ワックスのひとつです。ベースコートの馴染みが良く、ロングボードにもショートボードにもよく合います。

「WARM-TROPICALタイプ」は日本の夏の時期にも使いやすい使用目安24℃前後となっていて、7月から9月くらいまでの間はとても重宝します。

FUWAX

プロのサーファーも使っていて人気が高いサーフィン用ワックスというのがこちらの「FUWAX」です。世界チャンピオンとしても有名だったケリースレーターが愛用していることからも、その品質の高さがうかがえます。

ちなみにブラジル産のハンドメイドワックスということで、値段的には少々お高めです。しかし、その分パフォーマンスをグッと上げてくれることは間違いありませんので、ぜひ一度試してみてください。なお、種類としてはベースコートほか5つのタイプが販売されています。

Surf Organic

基本的にサーフィン用のワックスには石油などが使われていますが、こちらは主に大豆をメイン原材料としたサーフィン用ワックスです。また包み紙もリサイクル紙を使っているため、非常にエコな印象が強い商品ですね。

環境保護に関して強い意識を持つオーストラリア発祥の商品で、植物由来のワックスを使いたいというサーファーから支持を受けています。種類としては季節に合わせた4タイプのワックスがあり、トロピカルタイプのものがベースコート代わりにもなるというのが便利なところです。

MATUNAS WAX

石油系の原材料をいっさい使わずに開発されたというのが、こちらカリフォルニア生まれの「MATUNAS WAX」です。原材料は精製した野生の樹液や粘土ということですので、環境保全の意識がある方にもおすすめができます。

また、ご紹介してきた商品の中では比較的リーズナブルな価格というのもポイントで、試しにひとつ買ってみるのもいいかと思います。なお、タイプはベースコートを含めて各シーズン4タイプの合計5種類です。それぞれ果実風のフレーバーが付いているというのも特徴的な部分と言えますね。

サーフィンのワックスの塗り方・剥がし方

それでは最後に初心者向けとしてサーフィン用ワックスの塗り方と剥がし方を説明していきたいと思います。

塗り方

ボードにワックスを塗るときは、最初にベースコートから塗っていきます。このときワックスを格子状に塗っていくことがポイントで、縦と横に線を描くように塗っていってください。

そして次に円を描くようにして全体を万遍なく塗っていきます。ベースコートが塗れたら、次は季節に合わせたトップコートを塗っていきましょう。このときの塗り方というのはベースコートと同じですが、足を着く場所などは念入りに重ね塗りしておいてください。

これでワックスを塗るという作業は完了です。次に剥がし方を説明していきます。

剥がし方

ワックスの剥がし方によってサーフボードの寿命というのは変わってきますので、とにかく丁寧にワックスは剥がすようにしましょう。ワックスの剥がし方というのは、まずボードを太陽光などで温めてワックスを剥がしやすくし、ワックスコームといわれる道具でワックスを削っていきます。

そのあとにリムーバーと呼ばれるスプレーをボードにかけて、残っているワックスを剥がしやすくし、布でキレイに拭き取れば完了です。なお、冬場など寒い時期であればドライヤーを使ってワックスを温めてもOKです。

寒くてガチガチになったワックスを無理に削ろうとするボード自体を傷つけてしまうので、こうした方法も試してみてください。

サーフィンで色々なワックスを試してみよう

今回はサーフィンに欠かせないワックスについてご紹介してきました。おすすめした商品はどれも品質の高さから評判が良いものばかりですので、初心者でどれを選べばいいか分からないという方はぜひ一度使ってみてください。

また、ワックスは季節に合わせて適切なものを選ばないとパフォーマンスも向上していきません。そのため、ワックスに記載されている商品概要などをよく読むということも覚えておいてもらえればと思います。

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