インドネシア・バリ島「クラマス」で開催された2019年CT第3戦「Corona Bali Protected」は五十嵐カノアの初優勝で幕を閉じました。今大会の五十嵐カノアの各ラウンド結果&動画を紹介。
R1(Seeding Round)
Heat11に登場した五十嵐カノアは、Mikey Wright(オーストラリア)、Joan Duru(フランス)と対戦。波数が少なく、サイズも小さいコンディションで五十嵐カノアが乗ったのは前半の1本のみで結果は3位、R2(Elimination Round)に進出となりました。
R2(Elimination Round)
R2(Elimination Round)Heat1に登場した五十嵐カノアはDeivid Silva(ブラジル)、Jacob Willcox(オーストラリア)と対戦。前半から本来の力を発揮し7.33p・7.27pのトータル14.60p、1位でR3(Round of 32)進出を決めました。
R3(Round of 32)
Round of 32 はPeterson Crisanto(ブラジル)と対戦。前半から5.67p・7.50pと好ライディングを見せて試合をリードし、中盤には縦に入るエアリバースを決めて6.40pとさらにリードを広げて勝利。R4(Round of 16)進出を決めました。
R4(Round of 16)
R4(Round of 16) はJesse Mendes(ブラジル)と対戦。4本目に巧妙なフローター&無駄のないライディングでエクセレントスコアの8.23p、続く5本目も7.43pと高得点をマークし、終始優位な試合運びでQuarterfinals進出を決めました。
Quarterfinals
QuarterfinalsはAdrian Buchan(オーストラリア)と対戦。中盤にリードを許すも残り7分を切ったところで6.50pをマークして逆転し勝利。SemifinalsはFilipe Toledoに勝利したKelly Slaterと対戦が決まりました。
Semifinals
Kelly Slater(アメリカ)とのSemifinalsでは4本目・5本目で7点台(7.67 p・ 7.40p)をマーク、 Kellyもチューブをメイクして7.17pをマークするも、そのまま逃げ切って勝利しファイナル進出を決めました。
Final
Jeremy Flores(フランス)とのFinalではSemifinalsの勢いそのままに2本目で9.10pの高得点を叩き出し、5本目に6.00p、Jeremy Floresも負けじと8.93pをマークし最後は競ったものの五十嵐カノアが見事初優勝を決めました。
“This day can’t get any better” Congratulations @KanoaIgarashi on your first CT event win and 2019 #CoronaBaliProtected Title! 🏆 pic.twitter.com/9TqSn81xYJ
— World Surf League (@wsl) May 25, 2019