アウトドアを楽しむときに持っていると便利なアイテムが防水リュックです。
キャンプや登山をしていると急な雨に降られることもありますが、防水リュックを使っていれば荷物を濡らさずに済みます。
ここでは、そんな防水リュックの選び方やおすすめの防水リュック5選をまとめてみました。
防水リュックを購入しようか迷っている方は、ぜひこちらの内容を参考にしていってください。
アウトドア用の防水リュックの選び方
まずはアウトドア用の防水リュックの選び方から見ていきましょう。
サイズ
アウトドア用に防水リュックを購入する場合は、最初に容量を確認してください。
1泊程度なら20リットル~30リットルくらいのリュックで十分です。
これが連泊となると40リットルくらいのリュックが必要となってきます。
なお、アウトドア用の防水リュックの中には容量80リットルクラスの大型リュックもあります。
こうした大型リュックは長期出張などにも使えるので、ビジネスマンの方からすると仕事と遊びの両方に利用できて便利かもしれません。
生地
防水タイプのリュックに使われているのは基本的にポリエステルやナイロンといった生地です。
あとは各アウトドアブランドが独自に開発した防水素材が使われていることもあります。
なお、防水タイプのリュックには「防水」と「完全防水」の2種類があるのですが、水に沈めても中に水が入ってこないものが完全防水タイプです。
普通の防水リュックは水の侵入を防ぐための素材を使っているだけで、開口部などからは水が入ってくることもあります。
このあたりの違いはよく覚えておきましょう。
デザイン
防水リュックをデザインで分けると「ロールトップタイプ」と「ジッパータイプ」の2タイプがあります。
・ロールトップタイプ:開口部を巻いてから閉めるので防水性に優れている。ただし、その分荷物を取り出すのに手間が掛かる。
・ジッパータイプ:長時間雨に打たれているとジッパー部分から浸水する可能性がある。ただし、荷物が取り出しやすい。
どちらにも一長一短がありますが、防水性だけで考えるとロールトップタイプのリュックがおすすめです。
あとは見た目のオシャレさなども考えながら購入するリュックを選んでみましょう。
オシャレなものなら日常的に使えるので少々値段が高くても損をしません。
アウトドア用の防水リュックおすすめ5選
ここからはアウトドア用の防水リュックおすすめ5選をご紹介していきます。
モンベル グラナイト パック
まずは国内アウトドアブランドとして有名なモンベルから、登山に最適な「グラナイトパック」をご紹介します。
こちらは高い防水性能を持ちながら、さらに登山用として使える機能を色々と搭載したリュックサックです。
長時間背負っていても安定した背負い心地が体感できる構造、その場ですぐに給水できるトレールウォーターパックの装着が可能といった特徴を持っています。
また、開口部がロールトップタイプとなっていますので、多少の雨では中身が濡れることもありません。
なお、ここでご紹介しているのは容量30リットルタイプですが、ほかにも大容量40リットルタイプやキッズ用10リットルタイプなどがあります。
本格的な登山やハイキングを楽しむ方には最適なリュックサックなので、ぜひ一度使ってみてください。
コールマン リュックサック シールド25
こちらはコールマンから販売されているスクエアタイプのリュックサックです。
容量は25リットルで、開け口が広く設計されているところがおすすめのポイントとなっています。
通勤・通学からアウトドアまでに使える万能型のリュックサックなので、ひとつ持っておいて損はありません。
なお、完全防水ではないものの、リュックサック本体には防水加工が施されたポリエステル素材が使われています。
A4サイズの資料やノートパソコンなどがすっぽりと入るデザインということもあり、どんな方にもおすすめできる商品です。
また、トップを開けなくてもサイドから中身を取り出せる作りになっているため、荷物をたくさん入れている場合にも便利です。
ロゴス SPLASH LIFE AIR BAG・ラッコフロート12
ロゴスからは完全防水タイプのフロート機能付きリュックサックをご紹介します。
こちらのリュックサックは完全防水となっていますので、水に沈めても中身を濡らすことがありません。
そのためキャンプ中に強い雨が降ってきても、このリュックサックの中にスマホなどを入れておけば水濡れで故障する心配がないわけです。
また、こちらのリュックサックはいざというときに「フロート(浮き)」としても使えます。
リュックサックの中に空気を入れると浮き輪のようになるのですが、これを身体に巻いておけば溺れることがありません。
海や川によく出掛ける人にとっては防災グッズにもなるという優れものなので、釣りやマリンスポーツを趣味にしている方はぜひチェックしてみてください。
ちなみに容量は12リットルで重量は450グラムと「軽量コンパクトタイプ」のリュックサックとなっています。
ノースフェイス トータス
続いてはノースフェイスから販売されている防水リュックサック「トータス」を見ていきましょう。
こちらは街中でも使えるオシャレなデザインを特徴としたリュックサックです。
また、容量が34リットルと程よい大きさになっているところも普段使いに適している部分と言えます。
両サイドには小物を入れるスペースがあり、リュックを背負った状態でも出し入れが可能です。
登山やキャンプ以外のシーンでも防水リュックサックを使いたいという方はこちらの商品を選んでみてください。
スノーピーク 4WAYウォータープルーフドライバッグ
最後にご紹介するのはスノーピークから販売されている「4WAYウォータープルーフドライバッグ」です。
こちらのリュックサックはストラップを脱着することで4通りの使い方が出来ます。
定番のバックパックスタイルをはじめ、ショルダーバッグ・ワンショルダーバッグ・ボストンバッグといった使い方が出来るのは非常に便利です。
また、長期旅行や連泊アウトドアに使える大容量80リットルサイズという部分も特徴的です。
一週間分くらいの着替えは楽々収納できますので、ビジネスマンの出張シーンにおすすめが出来ます。
なお、ロールトップタイプのデザインということもあり、トップを折り畳めば自分の好きなサイズに調整することが可能です。
防水性能を高めるために縫い目をなくしたデザインは、シンプルでありながらオシャレさも感じられます。
長期宿泊時にはとても重宝するリュックサックとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
防水と撥水の違いとは?
最後に防水と撥水の違いを簡単に説明しておきましょう。
防水とは水を通さない性能のことを指します。
対して撥水とは生地の表面で水を弾く性能のことを指します。
防水タイプのリュックはそもそも水を通さないので、雨に濡れても水が中まで浸透することはありません。
撥水タイプのリュックの場合は、長時間雨に濡れ続けると段々水が浸み込んできてしまいます。
このあたりが2つの性能の大きな差と言えるでしょう。
ちなみに完全防水と呼ばれるリュックサックは防水加工がされた生地を使い、さらにその上で止水ファスナーなどを採用して「完全に水が中に入ってこないようにしている」ものを指します。
まとめ
アウトドア用におすすめの防水リュック5選などをご紹介してきました。
防水リュックはキャンプや登山をするときに便利ですが、ものによっては日常的に使うことも出来ます。
特に大事な資料やパソコンなどを雨に濡らしたくないときには防水リュックの利用がおすすめですので、ぜひ普段使い出来るような防水リュックも探してみてください。