ジョーズという言葉を聞いてあなたは何を思い浮かべますか?鮫が人を襲うアメリカの映画を連想する人もいるでしょう。しかし、ここではサーフィンをしている方であれば分かるであろう「世界トップクラスのビッグウェーブ」を生み出す、マウイ島のサーフポイント「ジョーズ」についてのお話をしていきます。

ジョーズは世界トップクラスのサーファーでさえもしり込みをするモンスタークラスの波が発生するサーフポイントです。そして映画の舞台にもなったこともあり、多くのサーファーからすれば憧れの聖地といった印象もあります。

そんなジョーズの情報をはじめ、世界各国のビッグウェーブポイントをご紹介していきますので、ぜひサーファーならずともご覧になっていってみてください。

ビッグウェーブ ポイント『ジョーズ』とは?場所は?


世界有数のビッグウェーブポイント「ジョーズ」は、ハワイのマウイ島の北側に位置しています。ジョーズは「ピアヒ」とも呼ばれ、サーファーの世界大会であるWSLの開催地にも選ばれる場所です。もちろんハワイということですので、普段は温暖な気候と心地良い風がウィンドサーフィンなどに最適といわれています。

しかし、11月の後半から2月にかけては太平洋側の低気圧を受けることで、信じられないくらいのビッグウェーブが発生をすることで有名です。そんなジョーズに波がうまく立つという情報が入ったときには、世界中から腕に自慢のあるサーファーたちがこぞって集合します。

とはいっても実際に波に乗ることが出来るサーファーは一握りで、あとのサーファーたちはその巨大な波の前に文字通り立ち尽くすしかありません。また、1年に何度かはサーファーによる事故も発生しますので、非常に危険なサーフポイントであることも間違いないでしょう。

しかし、それでもジョーズに多くのサーファーが集まるのには、それだけジョーズの波に価値があるということです。ジョーズまでは、マウイ島の空港から車で1時間ほどとされていますが、まずそこまでのアクセスが一苦労だったりもします。

舗装されていない道路部分も多く、道中には事故に遭ってしまった車がそのまま放置されているような状態です。そして、いざサーフポイントに着いたとしてもそこから海岸に行くまでがまた悪路続きとなっています。そのため、ジョーズの波に乗るサーファーの姿を見ようとする場合は、大半が高台の上からの観戦となります。

そんなジョーズですが、先ほども触れたように世界のトップレベルのサーファーでなければパドリングで沖に進むことすら出来ません。そのため、トウインといってジェットスキーに引っ張ってもらってサーフィンをするのが基本的なパターンです。

もちろん、世界のプロサーファーの中にはジェットスキーを使わずに沖まで進み、そこからジョーズのビッグウェーブに挑むつわものもいます。そうした腕自慢のサーファーですら正確なライディングが出来るかどうか微妙といわれるのがジョーズの難しさというわけです。

ジョーズはサーフィン映画「イン・ゴッズ・ハンズ」の舞台

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そんなビッグウェーブポイントのジョーズは、90年代のサーフィン映画「イン・ゴッズ・ハンズ」の舞台ともなった場所です。物語の内容は、3人の若いサーファーが世界中のビッグウェーブを求めて旅するサーフトリップムービーとなっていて、いろいろなサーフスポットに挑戦をしている中で「ジョーズ」の噂を聞きつけて挑戦をするというもの。

物語の中でもトゥインでサーフィンをすることをすんなりと受け入れることが出来るものと、昔ながらのサーフィンスタイルにこだわるものが分かれるところが映し出されていますが、それほど昔からジョーズの波というのはレベルが高いとされてきたわけです。映画ではラストに切ない終わりを迎えることとなりますが、実際にジョーズに挑戦をするということは命がけの所業といわれています。

だからこそ、その波を乗りこなせたサーファーは周りのプロ選手からもリスペクトを送られるというわけですから、ぜひとも一度は生でそのライディングを見てみたいものですよね。

ジョーズ以外の世界のビッグウェーブサーフポイント

世界にはこうしたジョーズのようなビッグウェーブサーフポイントがいくつか存在しています。どのポイントも最大級のビッグウェーブが生まれるところなので、シーズンになればプロサーファーたちがこぞって集まります。

もしサーフィンが好きで旅行中に近く寄った際、ビッグウェーブが発生するタイミングであればぜひとも観戦をしてみてもらいたいものです。ということで、ここからはジョーズ以外の世界有数のビッグウェーブポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考までにご覧になってみてください。

マーヴェリックス

カリフォルニアの北部に位置する海岸ハーフムーンベイに起こる波をマーヴェリックスと呼びます。こちらもジョーズと同様に映画の題材に選ばれたことがある場所で、2012年公開の「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」をご覧いただければその波の迫力が伝わることでしょう。

マーヴェリックスの波は最大で20メートルにもなるといわれていて、ビルの高さで言えば6~7階建てに相当します。自分が住んでいるマンションなどと比べれば分かりやすいかもしれませんが、6~7階ほどの高さの波が向かってくるだけでも恐ろしいですよね。そんな波に立ち向かうプロサーファーというのは、やはりさすが命がけの男たちだけあります。

マーヴェリックスに関する記事はこちら

ナザレ

こちらはポルトガルにあるナザレというサーフスポットです。普段は静かな田舎町ですが、ビッグウェーブの季節になると世界中からサーファーが集まり活気づく場所でもあります。

このナザレが現在のところ世界で最大の波を記録した場所ともいわれているのですが、その大きさはなんと30メートルということで、もはや災害クラスの津波とも言えるでしょう。そんなビッグウェーブにチャレンジをしたのが当時45歳で世界記録保持者だったギャレット・マクナマラです。自身が持っていたギネス記録を破ろうと挑んだ際に、この30メートルの大波が来たとされています。

ナザレに関する記事はこちら

パイプライン

ハワイのノースショアに位置するサーフポイントが通称「パイプライン」と呼ばれる場所です。WSLのツアー戦にも使われるスポットですが、その波の美しさからサーフィンの聖地とも称されています。パイプラインでのライディングというのは世界中のサーファーの夢でもあり、またそのビッグウェーブには多くのファンが存在します。

サーフィンをするようになると、誰もが一度はこのパイプラインに乗っているサーファーの映像を見ることがあると思いますが、それほどまでに圧倒的な知名度を誇っているわけです。

パイプラインに関する記事はこちら

まとめ

今回は世界有数のビッグウェーブサーフポイントのジョーズについてご紹介しながら、ほかのサーフスポットについて見てきました。どこの波もその大きさと迫力はまさに世界トップクラスといったところで、甲乙をつけがたいものがあります。

また、ご紹介したようなサーフスポットにはいろいろな伝説や記録というものが存在しますので、そうした歴史を知るのも楽しみのひとつです。ぜひ、旅行などに行かれた際には、実際に現地で生のライディングを堪能してみてください。

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