海辺の広い家に住んでいる方なら庭やベランダにサーフボードをそのまま置いておけますが、都市部の住宅やマンションなどに住んでいる方の場合はそういうわけにもいきません。
そこで必要となってくるのがサーフボードラックです。
サーフボードラックは名前の通りサーフボードを保管しておくための棚で、いろいろな種類のものが販売されています。
この記事ではそんなサーフボードラックの種類やおすすめの商品、また自作できるDIYサーフボードラックについてご紹介していきます。
こちらを読めばサーファーの悩みのひとつである「サーフボードをどこに置いておくか問題」が解消されますので、ぜひ最後までご覧になっていってください。
家にサーフボードを置く方法
サーフボードを家の中に置いておく場合、基本的には「縦置き」か「壁掛け」の2択になります。
ちなみにサーフボードを保管しておく上では縦置きでも壁掛けでも問題ないのですが、どちらにもメリットとデメリットがありますので、まずはそういった部分から見ていきましょう。
縦置きのメリット・デメリット
縦置きタイプのサーフボードラックを使用するメリットは、少ないスペースでも多くのボードが収納できるところです。
たとえ一畳ほどのスペースでもボードを縦にして保管すれば数本分のボードが置いておけます。
しかし、縦置きタイプのサーフボードラックを使用する場合は家の中に「高さ」が必要です。
特にロングボードを所有している方だと高さが足りずに縦置きが出来ないといったケースもあります。
そのため、ロングボーダーの方は持っているロングボードの長さから逆算して縦置きタイプのサーフボードラックを選んでください。
ちなみに縦置きタイプのサーフボードラックの場合はボードのテールが地面につかないよう、ある程度の高さをラックの下部に備えていることがあります。
この高さと取り出すときのことを考え、ボードの長さにプラスして数十センチの余裕をもたしておくと上手く収納ができます。
壁掛けのメリット・デメリット
次に壁掛けタイプのサーフボードラックのメリットとデメリットを見ていきます。
壁掛けタイプのメリットは、サーフボード自体をインテリアとして飾れるところです。
自宅のリビングにサーフボードがドンと置いてあると、それだけで室内が西海岸風のオシャレな空間に様変わりします。
そのほかのインテリアなども揃えてルームコーディネートすれば、かなり雰囲気のある部屋になるでしょう。
ただし、壁掛けタイプのサーフボードラックには「かなり幅を取る」「広い壁のスペースが必要」といったデメリットもあります。
また、しっかりと壁に取り付けていないと地震などが起きたときにラックが外れて思わぬ事故に繋がる可能性も否定できません。
ちなみに壁掛けタイプのラックというのは壁にネジやビスを打って固定するものが一般的です。
そのため、必然的に壁に穴をあけることになるので賃貸マンションなどにはあまり向きません。
引っ越しをするときに原状回復費用としてお金を請求される可能性もありますので、仮に壁掛けタイプのラックを使うときは事前にそのあたりをしっかりと聞いておいてください。
こうしたことを考えると、壁掛けタイプのラックは持ち家の方向けと言えますね。
サーフボードラックおすすめ4選
それでは次にサーフボードラックのおすすめ商品を4つご紹介していきたいと思います。
初めて買うのでどんなサーフボードラックを選べばいいか分からない、といった方はぜひ参考にしていってください。
縦置き用
まずは縦置きタイプのサーフボードラックからです。
こちらは木目調のデザインがなんともナチュラルでオシャレなサーフボードラックです。
ひとつあればボード4本分が収納できますので非常に便利ですね。
しかも幅が70センチ弱とかなりコンパクトな設計ですので、そこまでスペースを必要としません。
サーフボードが持つ雰囲気を崩さず室内に置いておくには最適なラックと言えるでしょう。
また、テール部分が地面につかないようになっているので、ボードで部屋の床を汚したり傷つけたりしない安心設計です。
続いてこちらはアルミ製の縦置きラックです。
こちらも4本分のサーフボードが収納できます。
特徴としては全体のフレームがアルミで出来ているため非常に軽く、室内を移動させるときにはかなり便利なところが挙げられます。
実用的な部分で考えてもおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
なお、もちろんこちらもテール部分が床と接触しないような設計となっています。
壁掛け用
次は壁掛けタイプのラックを見ていきましょう。
こちらはショートボード用の壁掛けラックです。
J字型をしたステンレス製のフレームにボードを引っ掛けて保管をしておくといった形ですね。
取り付けが簡単で値段も安いところが魅力的な部分となっています。
なお、壁との接着面に6点のネジを使うので強度はバッチリです。
また、シンプルなデザインなので部屋のインテリアとして見たときもかなりスタイリッシュでおすすめです。
続いてこちらはロングボードにも対応した壁掛けラックとなります。
木製のラックのためインテリアとしての存在感は十分で、室内を西海岸風にしたい方には特におすすめの商品です。
3種類のカラーから選べるため、壁紙の雰囲気と合わせてセレクトすることが出来ます。
よりサーフボードの見た目をカッコよく映すラックとも言えますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
なお、もちろんこちらも強度には問題がありません。
サーフボードラックはDIYも可能
空いている時間を使ってサーフボードラックをDIYするというのもひとつの楽しみ方です。
たとえば海に落ちている流木を使って壁に立て掛けられるようなラックを作ってみたり、天井からロープを垂らしてラックにしてみたりと、その方法には様々なものがあります。
また、本格的なDIYを目指すなら自分好みの木材を購入してきてラックに仕立てるというのもおすすめです。
サーフボードラックというのは構造的にそこまで複雑ではありませんので、素人でも比較的簡単に作れます。
「自宅や庭のスペースにラックが欲しいけど、なかなか雰囲気とマッチした商品が売っていない…」といったときには、ぜひ自作ラックにチャレンジしてみましょう。
自作のサーフボードラックの中には竹やステンレスなど色々な素材を使ったものがあり、サーファー自身の個性が反映されます。
こうしたラック作りというのもサーフィンとの向き合い方のひとつと言えますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
サーフボードを保管するときに必要となるラックについてご紹介してきました。
サーフボードラックには縦置きタイプと壁掛けタイプがあり、その両方にメリットとデメリットがありますので、自宅の環境などを踏まえた上で選んでみてください。
また、自分でラックを作るというのも非常に楽しいので、空いている時間に試してみてはいかがでしょうか。
ラックをDIYすればボードやインテリアとマッチした自分好みのものが作れます。
また、既製品をデコレーションするというのもひとつの方法ですので、そちらもぜひ参考にしてみてください。