サーフィンをする人の大半は車で移動をおこなうと思いますが、そうしたときに問題となるのがサーフボードの積み込み方です。
ハイエースクラスの大きな車を持っている人であればロングボードでも車内に積めますが、比較的小さい車だとそれが出来ません。
そんなときに重宝するのがサーフボード用のルーフキャリアです。
車の天井(車外部分)にルーフキャリアを付けると、小さい車でもロングボードなどを積載できるようになります。
この記事ではおすすめのサーフボード用ルーフキャリアを2つご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、ルーフキャリア以外で使えるサーフボードの積載方法なども合わせて解説しています。
サーフィンでのルーフキャリアの必要性
サーフィンを始めるときにまず考えなければいけないのが「どうやってサーフボードを持ち運ぶか」という点です。
サーフィンをする人の多くは車を使って海まで行くと思いますが、車の大きさによって持ち運べるサーフボードの数は自然と決まってきます。
また、サーフボードの長さが車内で使えるスペースより長ければ当然車の外に積むしかなくなってきます。
そうしたときに使われているのがルーフキャリアです。
ルーフキャリアを車の天井(車外部分)に取り付けると長さのあるロングボードでも楽々と積載できるようになります。
ちなみにルーフキャリアには簡単に取り付けられるタイプと工具を使って取り付けるタイプの2種類がありますが、サーフボードくらいであれば前者でも問題ありません。
そんなルーフキャリアには利用する必要性とメリットが3つあります。
・車内に無理やりサーフボードを積み込むと運転しづらくなって危険
・車内にスペースが出来ることからほかの荷物が積めるようになる
・取り付けるルーフキャリアによっては2~3本のサーフボードが積載可能に
比較的小さな車にサーフボードを無理やり積み込もうとすると色々なトラブルの原因になります。
たとえば助手席側のスペースを使ってサーフボードを積み込むと、車が大きく揺れたときに運転席までボードが傾く可能性があり危険です。
また、ちゃんと固定をしておかないと急ブレーキを踏んだ時にサーフボードがフロントガラスに激突する可能性もあるわけです。
こうしたリスクを軽減させるためにも天井に取り付けるタイプのルーフキャリアは必要と言えます。
そして、車外にサーフボードが積めるようになると車内にスペースが生まれます。
そうなるとほかの荷物を積み込みやすくなるので、水用タンクなどを持っていきたい人からすると便利です。
あとは取り付けるルーフキャリアによっては複数枚のサーフボードを積載できるというのもメリットのひとつと言えるでしょう。
このようにルーフキャリアはサーフィンをする人にとって必要なアイテムなので、ぜひ利用を検討してみてください。
サーフィン用のルーフキャリアおすすめ2選
続いてはサーフィン用のルーフキャリアでおすすめのものを2つご紹介していきます。
ちなみにルーフキャリアにはサーフィン用のほか、スノボ用や工業(作業)用といったものがありますが、必ずサーフボード対応のものを選びましょう。
Destination
こちらは取り付け工事などが不要で誰でも簡単に取り扱えるサーフィン用ルーフキャリアです。
専用キャリアを取り付けるためのバーが天井部分に付いていない車でも使えるので、すべての方におすすめができます。
値段も7,000円弱と手頃なので、次の週末から早速使いたいという方はぜひチェックしてみてください。
ちなみにこちらのルーフキャリアはショートボードなら3本、ロングボードなら2本まで積載可能です。
取り付け方法
こちらのルーフキャリアの取り付け方法は、前後に2本のバンドを車の中に通しサーフボードを固定したらバンドを締め付けるだけです。
なお、固定するためのバックルにはサーフボードを傷つけないためのカバーが付いています。
とりあえずサーフボード1本だけ天井に積載したいという方には特におすすめなので使ってみてください。
INNO
こちらもショートボード3本・ロングボード2本まで積載できるルーフキャリアです。
車のキャリアバーに専用のアタッチメントを取り付けて使用するタイプのルーフキャリアで、安定性と固定感に優れています。
取り付け方法
こちらのルーフキャリアの取り付け手順は以下の通りです。
・ベースキャリアを取り付ける
・アタッチメントの取り付け準備(角バー・丸バーに対応したアダプターを使用)
・サーフボードの大きさに合わせてラチェットを仮置きする
・ラチェットとベースキャリアを固定する
・サブホルダーとベースキャリアを固定する
参照:取り扱い説明書
詳しい取り付け方法は上記参考資料に掲載されていますので一度ご覧になってみてください。
なお、特に難しい知識を必要としないので、誰でも簡単に取り付けることが可能です。
サーフィン用ルーフキャリアを取り付ける際の注意点
車外用のルーフキャリアを取り付ける際にはベースキャリアなどの強度をしっかりと確認しておきましょう。
また、車体とベースキャリアの相性が悪いと上手く取り付けられませんので、利用する場合には対応車種を確認することも大事です。
さらにサーフボードを車外天井に積載するときは、サーフボードの積み方にも注意が必要となります。
サーフボードをルーフキャリアに積載するときは前側が下がる(後ろ側が高くなる)ようにしましょう。
前側が高くなっていると風の影響をモロに受けてしまって危険です。
特に高速道路などに乗ってスピードを出すと抵抗力が増し、サーフボードが吹っ飛ぶ恐れがあります。
そのため、ルーフキャリアにサーフボードを積載するときには前側を下げて抵抗力をなくす必要があるわけです。
ルーフキャリアにサーフボードを載せるならボードを裏側にして、ノーズが前に来るようにしてください。
【番外編】車内にサーフボードを積む方法
続いては番外編として「車内」にサーフボードを積み込む方法をご紹介していきます。
使用するのはこちらのアイテムです。
車内に付いているアシストグリップにバックル付きのバンドを通し、天井にサーフボードを固定するという形になります。
これなら知識がまったくない方でもすぐ使えるので非常に便利です。
サーフボードと接触する部分にはクッションが付いていますので、傷が付く心配もありません。
小さい車でもこのカーラックベルトがあればスペースを有効活用できます。
ぜひこうしたアイテムも参考にしてみてください。
まとめ
サーフィンをする方に向けてサーフボード用のルーフキャリアおすすめ2選をご紹介してきました。
車の中にサーフボードを積むとスペースがなくなってしまうという方は、ぜひルーフキャリアを利用してみてください。
また、ご覧いただいたように車内の天井部分にサーフボードを積み込むという方法もあります。
こちらはより手軽な方法なので女性の方には特におすすめかもしれません。
ただし、どちらの方法を利用するにしてもサーフボードをしっかりと固定することは念頭に置いておきましょう。
固定が緩いとサーフボードが落下する、サーフボードが車内のガラスにぶつかるなどの事故が起きてしまいます。
こうした事故をなくすためにも使用するルーフキャリアの取り扱い説明書はよく読み、分からない点があるときは詳しい方などに話を聞くようにしてください。