自分が生まれ育った街や地域の発展を応援したい街に対して寄付をする制度が「ふるさと納税」です。
ふるさと納税を利用すると実質自己負担金2,000円で寄付がおこなえ、さらに色々な返礼品を受け取ることができます。(寄付上限額内であれば)
そんな返礼品の中にはサーフィンに関連したものもたくさんあります。
サーファーからすると自分が支払う税金を無駄にすることなく、さらに貰って嬉しい品物やサービスが受け取れるので、ふるさと納税の利用は非常におすすめです。
この記事では、サーファーならチェックしておくべきふるさと納税の返礼品5選をご紹介しながら、ふるさと納税の仕組みについても解説していきます。
これまでふるさと納税を利用したことがないという方もぜひご覧になっていってください。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に対して寄付をおこなうことにより、所得税の還付や住民税の控除が受けられるという仕組みのことです。
寄付金は自分が納める税金への控除が受けられるものなので、結果として普通に納税するよりお得になります。
なお、寄付をした自治体からは返礼品として色々な品物やサービスが貰えるのですが、これがふるさと納税の特徴的な部分です。
返礼品には地域の特色を活かしたものが多く、中にはふるさと納税ならではの品物もあります。
ちなみに、ふるさと納税は自分が育った街に対しておこなうことが一般的でした。
ただ、最近は発展を期待したい街や自然災害に遭った街に対して支援の意味を込めてふるさと納税をおこなうケースも珍しくありません。
さらに欲しい返礼品がある街を狙ってふるさと納税をするという方も多いです。
たとえばふるさと納税では希少な牛肉が返礼品として貰えたり、地域伝統の工芸品が貰えたりするのですが、そういった自治体に対して寄付をおこなう人も少なくないということです。
そんなふるさと納税の返礼品の中には、サーフィンに関連した品物やサービスもたくさんあります。
サーファーであれば自分がサーフィンをする海がある街を支援したいという方も多いと思いますので、ふるさと納税をする際はぜひそうした街を選んでみてください。
サーフィン関連のふるさと納税の返礼品5選
ここからはサーフィンに関連したふるさと納税の返礼品がある街や実際の品物・サービスについてご紹介していきます。
サーファーであれば欲しいと感じるものが色々と揃っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
宮崎県日向市
まずは日本国内でも有数のサーフスポットとして知られる宮崎県日向市からです。
こちらは日向市が独自にブランディングしている「ヒュー!日向オリジナルTシャツ・タオルセット」です。
日向市は町興しの一環として「リラックス・サーフタウン日向プロジェクト」という活動をおこなっています。
その活動のイメージキャラクターである「ヒュー!日向(ヒューくん)」のロゴをプリントしたTシャツとタオルのセットがふるさと納税の返礼品として扱われているわけですね。
ちなみにこちらのTシャツやタオルのデザインは世界的にも人気の高いサーフアーティストであるJonas Claessonさんが手掛けています。
日向市でサーフィンをするときにも着るも良し、地元の海に行くときに着るも良し。
サーフィンをしている人であれば日向市のTシャツと気付いてくれる方もいるかもしれませんので、ぜひ一度そのデザインをご覧になってみてください。
普段着として使うにもなかなかカッコいいデザインをしていると思いますよ。
また、こちらのTシャツとタオルのセットはだいたい12,000円の寄付金で手に入ります。
税金の還付や控除を考え、実質2,000円で手に入るならかなり安いですね。
「ヒュー!日向イラスト入りHippo blooビーチサンダル」
続いても同じ日向市からの返礼品で、こちらは天然ゴム100%を使った「ヒュー!日向イラスト入りHippo blooビーチサンダル」です。
このビーチサンダルも日向市の町興しプロジェクトの一環として作られているものなので、よく日向市でサーフィンをするという方はぜひチェックしてみてください。
近隣の市にお住まいのサーファーであれば日向市の発展に手を貸すことにもなりますので、とても有意義だと思います。
千葉県 一宮町
続いては関東屈指のサーフスポットである一宮市の返礼品です。
一宮市が用意するのは「ICHINOMIYA SURFING満喫券(10枚)」となっています。
こちらは市内にあるサーフショップで使えるクーポン券のようなもので、サーフィンスクールの体験レッスンやサーフボード・ウェットスーツの購入などに利用が可能です。
また、宿泊サービスを提供しているお店であれば宿泊費に使うこともできますので非常にお得です。
これからサーフィンを始めてみたいという方にとっても有意義な返礼品と言えますね。
千葉県 鴨川市
次は一宮市から南に下ったところにある鴨川市の返礼品です。
鴨川市の返礼品はなんとフルオーダーメイドのサーフボード(ショート)です。
このサーフボードを手掛けるのは鴨川市在住のプロシェイパー大淵義洋さんで、「SLOW&FAST」をコンセプトにしたオリジナルのブランドも運営されています。
ちなみに、これまで大淵さんが作ったサーフボードを使ってプロのサーファーになった方もいるほどなので、その仕上がりはまさに一級品です。
返礼品の「SLOF SURF DESIGNSフルオーダーサーフボード」は、鴨川市に寄付をした上でサーフボードの申し込みをしてくれた方に対して贈られます。
申し込み後にSLOF SURF DESIGNSから直接連絡が来るのですが、そこから寄付者に合った世界にひとつだけのボード作りをするというのが何とも魅力的です。
フルオーダーメイドのサーフボードを購入しようか迷っているという方は、こうした形で手に入れてみてもいいのではないでしょうか。
千葉県 勝浦市
最後にご紹介するのは千葉県勝浦市の返礼品です。
こちらは勝浦市にあるサーフショップ「マリブポイント」が提供する返礼品で、ボードロッカーが1年無料で利用できるサービスとなっています。
マリブポイントは海至近の立地にあり、各種レンタルやレッスンなどのサービスも提供するサーフショップです。
勝浦市によくサーフィンに行く方であればボードを預かっておいて貰えるのはかなり便利なサービスと言えます。
こうしたサービスを返礼品として受け取れるのもふるさと納税の素晴らしい部分ですね。
ふるさと納税の申し込み方法
ここからはふるさと納税の申し込み方法についてご紹介していきます。
ふるさと納税をおこなう際はまず寄付をする自治体と返礼品を決めます。
ちなみにふるさと納税で受け取れる返礼品をチェックするには、いわゆる「ふるさと納税サイト」を調べてみるのが便利です。(さとふる、ふるさとチョイスなど)
そして、寄付したい自治体を決めたら寄付を申し込み、寄付金を支払います。
そうすると寄付をした自治体から寄付をした証明書と返礼品が届きます。
寄付証明書を受け取ったら確定申告時に寄付控除をおこない、還付金があるなら受け取ってください。
最後の手続きとして「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を寄付した自治体に送ると、現住所の自治体から住民税の控除通知が届くようになっています。
これでふるさと納税が完了しました。
慣れないと難しく感じるかもしれませんが、手続き自体は簡単なのでぜひ上手く活用してみてください。
まとめ
ふるさと納税をすることで受け取れる返礼品についてご紹介してきました。
ご覧いただいた返礼品はどれもサーファーにとって関心の高いものばかりです。
実際、とても便利なサービスなどが返礼品として受け取れますので、ぜひ一度各自治体の返礼品をご覧になってみてはいかがでしょうか。