サーファーに『ハイエース』が人気の理由は?サーフィン仕様のおすすめ改造も

サーフィン用の車で便利な車種と言えばやっぱり「ハイエース」ですよね。元々、ハイエースは商業車としての需要が高く、工具や作業道具などを多く積むために後部座席のスペースが広々と取られているところが特徴的な車種とされています。そんな広々空間があるハイエースは、ロングでもショートでもサーフボードを積載するにはぴったりの車としてサーファーたちから人気を集めてきました。

そこで、今回はハイエースをピックアップした記事をご紹介していきたいと思いますが、話の中心としては現在のハイエースのグレード・価格・カラーをまとめながら、おすすめの改造パーツなども見ていこうと考えています。ぜひ、サーフィンの相棒にハイエースを選ぼうと検討している方は参考までに内容をチェックしていってください。

ハイエースがサーファーに人気の理由

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それではまず、ハイエースがサーファーたちから人気の理由をご紹介していきましょう。ハイエースはいわずと知れた大型の車種ですので、とにかく荷物を積み込むには最適な国産車のひとつです。サーフィンに利用するのであれば、海から上がったあとにも便利なシャワーや水タンクをたっぷりと積んでいけるので、豊富な水量で体を洗うことができて快適なサーフトリップが楽しめます。

また、3人乗りのハイエースなどであれば、後部座席が丸ごと積載スペースとして利用ができるので、サーフボードを重ねずに2枚までは余裕で積み込むことが可能です。ほかの車種だとボードのフィン同士がぶつかったりして「ちょっと傷が付きそうでやだなぁ」といった不満があったりもしますが、ハイエースであればこのような心配もいりません。

なお、サーフボードを車外のルーフ上部に乗せる方法もありますが、トンネルや天井高が決まっているルートなどを通るときはやっぱり怖いものですよね。そうした部分も含めて、サーフボードは車内に積んでいけるにこしたことはありませんので、ハイエースは多くのサーファーたちから人気となっているのだと感じます。

あとは、とにかくサーフィン用にカスタムのし甲斐があるというのもハイエースの魅力で、後部座席スペースに荷物をガンガン置いても傷が付かないようなカーゴマットやソフトトレイなどカスタムパーツが豊富です。さらに、後部ドアを開けてカーテンを取り付ければ、おとなの男性でも悠々と着替えることが可能な更衣室スペースを作ることもできます。

こうしたいろいろなカスタムの仕方が考えられるというのも、ハイエースの醍醐味と言えるでしょう。しかし、実際にハイエースをサーフィン用に購入してみたいと考えても、いくらくらいの車なのかを知らなければ手の出しようがありません。そこで、現在トヨタが提示しているハイエースの新車価格をグレードごとに見ていきたいと思います。

ハイエースのグレード別の価格

ハイエースの新車参考価格

スーパーGL(2WD・2800ディーゼル・標準ボディ・標準ルーフ)

2・5人乗り
参考価格:3,628,900円

こちらが現在もっともグレードの高いハイエースで、燃費も一番良くリアシートがフルフラットになるためサーフィンにも使い勝手の良いタイプです。

DX/DX“GLパッケージ” (4WD・6A/T)

3・6・9人乗り
参考価格:3,436,400円

同型のDXGLパッケージの四駆バージョンで、リッターあたり2キロ弱くらい燃費がいいモデルです。
また、最大で9人まで乗車可能というのも特徴のひとつと言えます。

DX/DX“GLパッケージ” (2WD・2000ガソリン・6A/T・5ドア)

3・6人乗り
参考価格:2,554,200円

こちらは上記の2WDタイプで、リアシートを含めれば6人乗りの車として利用が可能です。
燃費はリッターあたり10キロちょっとといったところですが、本体価格が90万円ほど落ちますので手がだしやすいかと思います。

DX/DX“GLパッケージ” (2000ガソリン・6A/T・標準ルーフ)ジャストロー

3・6人乗り
参考価格:2,515,700円

こちらは同型モデルの中でもジャストロータイプの車で、荷台にタイヤハウスがないためフラットな床面となっています。
そのため、後部スペースを荷物メインにするならおすすめのタイプと言えるでしょう。

DX/DX“GLパッケージ” (2WD・2800ディーゼル)スーパーロングバン

2・5人乗り
参考価格:3,172,400円

荷室が最長3540mmということで、ロングボードでも楽勝で積載できるのがこちらのスーパーロングバンタイプです。なお4WD・2WDの両方があります。

DX(4WD・6A/T・5ドア)

3人乗り
参考価格:3,282,400円

元々リアシートがないタイプのハイエースで、荷室の長さは3000mmとスーパーロングにも匹敵するほどの広さを誇ります。ひとり、もしくは2人くらいでよくサーフィンに行くという人にはおすすめです。

DX(2WD・2000ガソリン・6A/T)ルートバン

3人乗り
価格:2,327,600円

上記のDXのルートバンタイプです。荷台と運転席が仕切られているため、万が一事故にあった際にもサーフボードが運転者や同乗者を傷つけることのないタイプと言えます。また、仕切られていることによってほかの車種にはないカスタムアレンジが可能です。

ハイエースの全ボディーカラー

<ハイエースの全ボディーカラー(対応グレード)>
ホワイト(スーパーGL・GLパッケージ・DX)
ホワイトパールクリスタルシャイン(スーパーGL)
シルバーマイカメタリック(スーパーGL・GLパッケージ・DX)
グレーメタリック(スーパーGL)
ブラックマイカ(スーパーGL・GLパッケージ・DX)
ボルドーマイカメタリック(スーパーGL)
ライトイエロー(DX)
ダークブルーマイカメタリック(スーパーGL・GLパッケージ・DX)

ハイエースのサーフィン仕様の改造

それでは最後にハイエースをサーフィン仕様に改造する際に便利なグッズやカスタムパーツをご紹介していきたいと思います。

ルームキャリア

まずは車内にボードを積むためのキャリアです。標準ボディ・ワイドボディの両方に使うことができます。別売りのアシストグリップを購入する必要がありますが、キャリアを組み合わせることで最大4枚までボードを積めるようになりますので、大人数でのサーフトリップにも非常に便利です。

ベッドキット

こちらは後部スペースをベッドのように上下に分けるカスタムパーツです。スーパーGLクラスの標準ボディに対応した商品で、上で寝て下に荷物といった使い方ができます。ひとりでのサーフキャンプはもちろん、家族でのアウトドアなどにも利用することが出来る便利パーツのひとつです。

 ハンガーレール

後部ドアを開けた状態で上部にこのハンガーレールがあると、ウェットスーツなどを乾かしたりタオルを掛けたりといろいろな用途に使えて便利です。付属のビスだけで取り付け可能なので、手軽に改造することができるところもおすすめのポイントとなっています。

TOYOTA純正シートエプロン

運転席や助手席用のシートエプロンは、防水のシートカバーとして使うことができます。サーフィンの後というのは、どうしても体や髪の毛が濡れがちなので、シートが汚れてしまうという懸念がありますが、こちらを使えばそうした不満も解消されます。

ここまでに紹介したカスタムパーツやグッズというのは、すべてハイエースに合わせて作られたものですので、基本的にはぴったりと寸法が合うようになっています。ただし、標準ボディなのかワイドボディなのかによって若干横幅が変わってくることがありますので、商品を購入する際には一度その商品の対応車種を確かめてからにしましょう。

ハイエースでサーフィンに出かけよう!

サーファーにとって非常に便利で使い勝手の良いハイエースは、いつの時代も人気車種のひとつです。広々とした空間にたくさんの荷物とボードを積み込めるというところが魅力ですが、ほかにもカスタムパーツを使えばさらにいろいろな使い方ができます。

快適にサーフィンを楽しみたいのであれば、ぜひともご紹介したハイエースとカスタムパーツを組み合わせ、自分なりのオリジナルハイエースに乗って海まで出かけてみてください。

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