ここ十数年ほどで日本にも浸透してきた「ロハス(LOHAS)」という言葉ですが、「なんとなく聞いたことはあるけど実際にどういった生活のことかよく分からない」という人もいますよね。

この記事ではそんなロハスという言葉について分かりやすく解説をおこなっていきます。

ロハスな生活とは具体的にどういったものなの?

ロハスとエコって似ているような気がするけど、どういった違いがあるの?

こうした疑問を持っている方も含め、ぜひ健康で精神的に豊かな生活を目指している方は最後までご覧になっていってください。

ロハス(LOHAS)とは?

ロハス(LOHAS)というのは1990年代後半からアメリカで提唱され始めた「環境と健康を意識したライフスタイル」のことです。

正式には「Lifestyles of health and sustainability」と言い、その頭文字を取ったものがLOHASです。直訳をすると「健康的かつ持続可能なライフスタイル」となるのですが、このロハスに関する定義というのは明確には決まっていません。

なお、広義に渡る解釈としては「経済的にも精神的にも無理のない暮らしをしながら、地球環境に配慮した生き方をしよう」というのがロハス的思考の根本にあるものです。

そして狭い定義で言えば環境に配慮した生活を送る上で、たとえばマイタンブラーを持参することや買い物袋を持参することがロハス的な生活に繋がるとも解釈できます。

とは言え、どちらにしても自分が出来る範囲(持続可能=サステナビリティ)で無理なく環境保全に役立つような生活を送るというのがロハスな生き方と言えるでしょう。

そんなロハスですが、意味合いとしては少し「エコ」と似ているようにも感じられますよね。

エコという言葉はロハスよりも前から浸透してきている言葉です。エコバッグやエコタンブラーといった言葉にも使われていますので、日本においてはロハスよりも市民権を得ていると言えます。

そんなロハスとエコという2つの考え方にはどういった違いがあるのか?という点について、次に見ていきたいと思いますのでご覧ください。

ロハスとエコの違い

ロハスとエコの違いについては諸説ありますが、その一つとして「ヘルス(Health)」という意味が含まれるかどうかにあります。

なお、現在のところ使われている「エコ」という言葉には「エコロジー(生態学的観点)」と「エコノミー(経済学的観点)」という2つの意味が含まれ、独自の言葉として発展しているように感じられます。

というのも、エコロジーには生態学の一分野として地球の生態系を守るための活動という意味があり、エコノミーには節約するといった意味があるわけです。

この2つを組み合わせると「地球の生態系や環境を守るために不要なものを生み出さず・使わずに節約をする」といった意味が出来上がります。

こう見るとロハスにおける「持続可能な生活」という意味に近いものが感じられるのですが、そこには健康を意味する「ヘルス(Health)」の文字が入ってきません。

そのためロハスという言葉を「環境保全に取り組みつつ、さらに自分の健康も持続的に保つ」と定義するのであれば、その健康という部分に違いがあると言えるわけですね。

つまり簡単に言えば「ロハスは自身の健康と地球環境を持続的に守るためのライフスタイル」であり、「エコは経済効率を考えながら地球環境を守るためのライフスタイル」といった形にまとめられるかと思います。

ということで、次にロハスな暮らしとは具体的にどういったことを指すのか?といった疑問を解消していきましょう。

ロハスな暮らしとは?

ロハスの定義を「自身の健康と地球環境を持続的に守るためのライフスタイル」とすると、そこには健康と地球環境という2つのテーマが出てきます。そのため、ロハスな暮らしをするにはこの2つのテーマに配慮しなければいけないということですね。

ただし、ロハスな生活をしようとしすぎて、逆にストレスを溜めてしまうのは絶対にNGです。

「精神的にも肉体的にもストレスをなるべく感じないようにする」

これが出来なければ持続的なライフスタイルは実現しません。

こうしたことからも、とにかく自分が出来る範囲の中でロハスな暮らしを見つけるというのが大事な部分と言えるわけです。

環境保護を意識した生活

地球環境を持続的に守るというのは「環境保護を意識した生活を送る」という意味にもなります。

そこで、環境保護とは何か?と言いますと、たとえば「地球温暖化」という問題を考えるのであればなるべく不要なゴミを出さないことや電気を節約するといった行為が挙げられるわけですね。

また、ほかにも太陽光発電を活用することや車やバイクに頼らず自転車で移動をすることも環境保護を意識した行為に該当するかと思います。こうした行為を生活の一部に取り入れ、それを無理なく持続的におこなうことがロハスな暮らしの一例です。

もちろん野菜などを自分で作ることによって包装紙や紙パックの使用量を減らすというのもロハスな暮らしと言えますが、都市部に住んでいるとなかなかここまで徹底することは難しいと言えるでしょう。

あとは現実的に考えると自宅の家電をすべて省エネ家電に買い替えるというのもひとつの方法です。

これならすぐに実践が出来て、しかも買ってしまえばあとは何もしなくても地球に優しい生活が送れますので、最初の一歩としてはおすすめかもしれません。

健康を意識した生活

環境保護を意識しながら「自分の健康にも気を使う」というのがロハスな暮らしをおこなう上では重要なポイントです。とにかく現代の日本はストレス社会とも言われています。

そのため、日々のストレスをどう緩和させるのかがロハスな暮らしの決め手になってくると言えるでしょう。

なお、具体的にはヨガやピラティスをおこなうことで身心ともに健康を目指す方法や、オーガニックな食材を使って身体の中から健康になろうという行動がロハス的ライフスタイルの一例に挙げられます。

ただし、やはり時間的・経済的な制約があってそれらを実践できないという方もいますよね。そうした方の場合は、まず1日の中でスマホやパソコンの電源を切る時間を決めて実践してみてください。

これはデジタルデトックスという行動なのですが、1日1時間だけでもスマホやパソコンを見ない時間を作るとそれだけでもストレスが緩和されると言われています。

ほかにもあまりお金を掛けない方法だと、「ベランダセラピー」といった方法もおすすめです。

これは家庭のベランダで野菜や植物などを育てることによって、ストレスが緩和されるというものなのですが、プランターと種を含めても数千円程度で実践することが出来ます。

毎日自分が育てている植物に水をやり、それが成長する姿を見る。これだけでも随分と精神的に豊かな生活へと近づけますので、どうぞ試してみてください。

まとめ

ロハス(LOHAS)という言葉の意味や具体的な実践方法をご紹介してきました。ロハスと聞くとお金が掛かりそうなイメージを持っていたという人もいるかもしれませんが、実際にはその真逆です。

あまりお金を使わずとも地球と自身の健康に優しい生活を送ろうというのがロハス的思考の根本にあるものですので、誰でもすぐに取り掛かることが出来ます。

ぜひ、まずはあなたもデジタルデトックスなど出来ることからロハスな生活を始めてみてはいかかでしょうか。

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