冬のサーフィンはとにかく寒い……だがサーフィンが上手くなりたければ寒い冬を乗り越えなければならない。むしろサーファーなら冬の空いている海を前に寒いなんて言っていられないはずだ。
そうは言っても、なるべく暖かくそして動きやすい装備を整えて冬を迎えたい。冬用ウェットスーツ選びでは押さえておきたいポイントや最近のウェットスーツ事情について紹介。
冬用ウェットスーツもオーダーがベスト
冬用ウェットスーツはオーダーがいい。もちろん春秋用のウェットもオーダーしたほうがいいが、冬用に関して言えば、海水の侵入も少しでも防ぎたいので、なおさら体にぴったり合ったものを着用したい。
基本的には多くのメーカーでは30箇所近いポイントを採寸しオーダーメイドで作る。オーダー料などは大体は10%ほど、それもオーダーフェアなどを逃さずにオーダーできれば安く抑えることもできる。
ウェットスーツの生地は年々進化している
ウェットスーツの生地は年々進化していて、軽い中空糸や吸湿発熱機能など快適になってきている。そして生地自体が進化したことで厚みを薄くして動きを軽く出来る。などの変化も出てきた。
例えば、今までの冬のウェットスーツといえば基本は5ミリで表面がラバーで内側が起毛の生地をメイン、腕等の良く伸ばすところは3ミリというのが一般的だった。
しかし最近は湘南エリアなど水温が暖かいエリアでは4ミリで表面はジャージ、内側は起毛などのウェットスーツを着る人も多くいる。自分の行く海に合わせて快適な生地を選ぶことは重要だ。
冬用ウェットスーツにも様々なタイプがある
冬用ウェットスーツのファスナーシステムには流行りがある。ファスナーのないタイプが流行ったりチェストジップ(胸元に小さいファスナー)が流行ったりネックイン(首元から入る)が流行ったりと沢山の種類が合って流行りがある。
着脱の難易度やそれぞれのメリットやデメリットは人それぞれ異なる。どれが良いのかは一概には言えないが、実際に手にとってみてオーダーするショップなどで詳しく話を聞くのがいいだろう。
ドライスーツとは?
寒さが厳しい地域でのサーフィンはドライスーツという選択になる。ドライスーツは基本的に水が侵入しない。という前提で作られている。ブーツ付きといってブーツとウェットスーツが一体型になっていて水が侵入しない造りになっている。
主に寒さが厳しい東北方面などで活躍するウェットスーツだ。中に重ね着でヒートテックを着るのがオススメと東北ローカルサーファーに聞いたことがある。水の侵入テストをしたりと手間はかかるが防寒対策としては最強だ。
まとめ
冬用ウェットスーツ も基本的にはオーダーが良い。また生地は年々変化していて、入る海の冬の水温に合わせたほうがいい。種類やタイプは様々で実際に手にとって見るのがいいだろう。
冬用ウェットスーツの購入は同じ地域でサーフィンをする経験豊富な人に相談するのが無難。量販店などで買うときは試着は必須で、試着ができない通販での冬用ウェットスーツの購入はおすすめできない…