アロハシャツは、いまやハワイだけでなくアメリカ本土や日本でもよく着られるようになったファッションアイテムです。
独特な模様やテロテロっとした素材が特徴的なアロハシャツは、暑い夏などに欠かせない服のひとつと言えます。
ただ、初めてアロハシャツを買おうとするときに悩むのがその「選び方」です。
どんな風に着ればいいのか?どんな素材のものがいいのか?といったことに悩む方も多いと思いますので、この記事ではアロハシャツの選び方や着こなし方について詳しくご紹介していきます。
また、アロハシャツを選ぶならコレ!というおすすめブランドも7つピックアップしていますので、ぜひアロハシャツ選びの参考にしてみてください。
アロハシャツの選び方
それでは最初にアロハシャツの選び方から見ていきましょう。
アロハシャツを選ぶ際に重要なポイントは3つです。
・サイズ
・素材
・柄やデザイン
アロハシャツはデザインが豊富で、使われている素材ごとに異なる魅力があります。
また、サイズ感もアロハシャツ選びには欠かせない要素ですので、ぜひこの3つのポイントを踏まえた上で購入するアイテムを決めていってみてください。
ちなみに、ラフに着こなすことが多いアロハシャツですが、着用するシーンによっては選ぶことを避けた方がいいデザインというのもあります。
サイズ
大きく分けるとアロハシャツには、ハワイで生産されているようなローカル系のアロハシャツと日本やアメリカなどで生産されているようなタウンユース向けのアロハシャツの2パターンがあります。
ローカル系のアロハシャツであればやはり若干大きめのサイズのものを選び、ゆったりと着ることで雰囲気がアップします。
タウンユース向けのアロハシャツの場合はタイトに着こなすことでスタイリッシュに見えますので、自分の背丈とジャストフィットするものを選びましょう。
また、仕事などでアロハシャツを着用する際も、なるべくタイトなものを選ぶようにしてください。
仕事用に大きめのサイズのアロハシャツを着ているとだらしなく見えてしまう可能性があります。
こうした部分もアロハシャツ選びにおいては重要なポイントですね。
ちなみに使われている素材によっては洗濯をすることでサイズが縮むアロハシャツもあります。
特にローカル系のアロハシャツは縮みやすい素材で作られていることが多いので、こうした部分も考慮しておいてください。
素材
アロハシャツによく使われている素材は以下の3つです。
・レーヨン
・シルク
・コットン
ほかにも混合素材のものがありますが、まずはこちらの3つの基本素材について知っておくとアロハシャツを選ぶ際に困りません。
〇レーヨン
アロハシャツ特有のテロテロっとした質感と柔らかい触り心地を生み出しているのがレーヨンです。
レーヨンは1891年にイギリスで開発された人工素材で、触るとツルツルしているところが特徴的な部分となっています。
また、発色の良さも魅力のひとつですね。
ちなみに、ハワイの人が昔から着ているようなアロハシャツにはだいたいこのレーヨンが使われています。
ただし、レーヨン素材のアロハシャツは洗濯をすると縮むことが多いため、手入れが少し大変です。
吸水性もそこまで高くないので汗をかくような仕事着として選ぶにはあまり適していないかもしれません。
そのため、レーヨン素材のアロハシャツは「ここぞというとき」のためのおしゃれ着として着用することをおすすめします。
〇シルク
アロハシャツに使われている素材の中でもっとも高級とされているのがこちらのシルクです。
元々はハワイに渡った日系移民が、着物素材からアロハシャツを作ったことがその由来と言われています。(諸説あり)
ご存知のようにシルクは上質な肌触りが魅力的であり、素肌にそのまま着ることが多いアロハシャツには最適な素材です。
しかし、高価であることと手入れに手間が掛かる部分が選ぶ際の難点です。
保管する際には虫食いなどにも注意が必要ですので、シルク素材のアロハシャツを購入する場合はこういった点も理解しておくようにしましょう。
〇コットン
コットン素材のアロハシャツは手軽に購入が出来て、汗に強く洗濯してもあまり縮まないところが最大の特徴です。
普段着用として複数揃えるのであればコットン素材のものを選ぶのがベストと言えるでしょう。
初めてアロハシャツを買うという方に対してもおすすめ出来ますので、ぜひまずはこのコットン素材のものから選んでみてください。
コットン素材のアロハシャツは洗濯を重ねるごとに色落ちしてしまうのがデメリットですが、安価のため買い替えることも容易です。
また、色落ちも含めて「いい味」と捉えれば、コットンのアロハシャツも悪くありません。
柄・デザイン
豊富な柄や多彩なデザインもアロハシャツの特徴です。
選び方に決まりはありませんが、タウンユースにはポップでカジュアルな柄、仕事用であればボタニカルでシックな柄と使い分けてみると幅が広がります。
また、アロハシャツの場合はボタンデザインも重要なポイントです。
プライベート用であれば胸元まで開くデザインのもので構いませんが、オフィスカジュアルとしてのアロハシャツであればボタンダウンシャツのように首元まで留められるものが無難と言えます。
こうした選び方の基本を踏まえた上で、次はアロハシャツのおすすめブランド7選を見ていきましょう。
アロハシャツのおすすめブランド7選
アロハシャツはハワイ発祥のローカルなファッションアイテムですが、今ではそこからたくさんのブランドが生まれています。
ここではおすすめブランドを7つ紹介します。ブランドごとに異なる特徴や魅力を持っていますので、ぜひアロハシャツを選ぶ際の参考にしてみてください。
KAHALA (カハラ)
1936年に誕生したアロハシャツブランドの老舗がこちらの「KAHARA(カハラ)」です。
ハワイの英雄デューク・カハナモクからブランド名を取っていて、長い間アロハシャツのブランドとして人気があります。
ちなみに現地のハワイでは高級ブランドのひとつとしても知られているので、お土産として選ぶにも最適です。
普段着用にもオフィス用にも使えるアイテムが揃っていて、初心者にもおすすめのブランドと言えますね。
Pacific Legend (パシフィックレジェンド)
お手頃価格のアロハシャツを多数取り揃えているのがこちらの「Pacific Legend(パシフィックレジェンド)」です。
だいたい1枚4,000円~6,000円といった価格帯ですので、実用的なアロハシャツを探しているという方にもおすすめ出来ます。
また、カラフルな色使いやポップなデザイン性も特徴的な部分です。
ちょっと派手な柄を選んでみたい場合にも使えるブランドとなっていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
GO BAREFOOT(ゴー・ベアフット)
ハワイ出身の創業者がカリフォルニアに移り住んで立ち上げたブランドが「GO BAREFOOD(ゴー・ベアフット)」です。
現在は3代目が後を継ぎ、伝統的なハワイアンスタイルのアロハシャツと現代的なおしゃれアロハの両方を販売しています。
なお、こちらのブランドは60年以上の歴史があるため、特に80年代あたりのヴィンテージアロハが人気です。
やはり昔のアロハシャツは雰囲気が抜群に良いので、ぜひそういった商品もひとつ買い揃えてみてはいかがでしょうか。
Hilo Hattie ( ヒロハッティ)
「Hilo Hattie(ヒロハッティ)」は、ハワイの人が選ぶベストファッションブランドに10年もの間選ばれ続けているブランドです。
アラモアナセンター内にお店があるので、お土産用にアロハシャツを買う際にもぜひご覧になってもらいたいですね。
特徴としてはとにかく品数がたくさんあるところで、誰でもお気に入りの柄やデザインがきっと見つかります。
また、女性用のムームーなども展開していますので、カップルや夫婦での利用にもおすすめです。
TWO PALMS(トゥーパームス)
日本のセレクトショップでも取り扱いがあるほど人気の高いブランドがこちらの「TWO PALMS(トゥーパームス)」です。
レーヨン素材100%のアロハシャツがおすすめで、デザイン性にも実用性にも優れています。
また、創業から50年近い歴史と実績がありますので、ヴィンテージのアロハシャツを探すにも最適なブランドです。
特に昔ながらのココナッツボタンを使ったアロハシャツはほかとの違いを見せつけてくれます。
ぜひ1枚持っておきましょう。
Avanti (アバンティ)
続いてのおすすめブランドは「Avanti(アバンティ)」です。
現地での人気もさることながら、海外のセレブも愛用するほど質の良いアロハシャツを販売しています。
ちなみにアーティストのブルーノマーズがこのブランドのアロハシャツを着ていたことでもまた知名度を上げていますね。
特徴として挙げられる点は、ヴィンテージレプリカの再現具合が非常に良く、レトロな雰囲気のアイテムをたくさん取り揃えているところです。
そのため、昔ながらのアロハシャツが欲しいという方にもおすすめ出来ます。
Paradise Found (パラダイス ファウンド)
アメリカ本土のカリフォルニアやフロリダでも人気が高いブランドがこちらの「Paradise Found (パラダイス ファウンド)」です。
100%レーヨン素材、伝統的な開襟スタイルが持ち味で、ゆったりと着こなすには最適なアロハシャツを多数販売しています。
高級感がありながらもお手頃価格というところも魅力的な部分ですので、安っぽく見られないアロハシャツを探している方はぜひチェックしてみてください。
アロハシャツのおしゃれな着こなし方
素肌にそのまま着用するのがアロハシャツの基本的な着こなし方ですが、日本の場合だと少し工夫を加えるパターンもあります。
たとえばアロハシャツの柄やカラーを踏まえた上で、中にTシャツを着るのがオーソドックスなパターンですね。
同系色のTシャツを着ることでグラデーション効果を出したり、逆にアロハシャツと反対色を着こんでギャップを見せたりと、その着こなし方は様々と言えます。
また、少し肌寒くなってきた頃にはインナーに長袖Tシャツやカットソーを重ね着するのも着こなしパターンのひとつです。
ズボンにはショートパンツを合わせるのが基本的なスタイルですが、チノパンやサマージーンズと合わせてもおしゃれに見えますので試してみましょう。
ゆったりめのアロハシャツにタイトなチノパン、足元は少ししっかりしたサンダルといったスタイルもタウンファッションとしてはアリです。
さらに帽子やネックレスといった小物でアレンジを加えると、より独自の着こなし方が出来るようになります。
ラフなイメージを与えるアロハシャツですが、首元までボタンを留めることで少しフォーマルな印象にもなりますので、そういった工夫もおこなってみてください。
ちなみにその際にはプラスアルファでメガネを活用するのもひとつの手です。
柄は派手なのにどこか落ち着いていて大人っぽく見えるファッションに仕上がるはずです。
アロハシャツの歴史
アロハシャツは1900年前後、ハワイで誕生しました。
つまり100年~120年ほどの歴史があることになりますね。
アロハシャツの起源については諸説あるのですが、もっとも有力とされているのはヨーロッパの船員が着ていた「パラカ」が大元になったという説です。
その頃のハワイには日本から多くの移民が海を越えてやって来ていました。
そんな日系移民が注目したのが、ヨーロッパからハワイまで船で訪れていた船員たちが着ていたパラカです。
パラカは木綿生地の開襟シャツで、動きやすく涼しいといった特徴を持っていました。
当時の日本人からすると昔の「絣」に似ていたことからも親しみが持てたようで、好んで着用するになっていったそうです。
そして、自分たちが日本から持ってきていた「和装の着物」の生地がだんだんとダメになってくると、その生地を利用してパラカ風の服を仕立て直すようになりました。
これがアロハシャツの原型と言われています。
シルクで作った最初のアロハシャツということになりますね。
ちなみに着物を着ていた日本人が、現地の人に「この生地を使って現地でも着やすい服を作って欲しい」と頼んでアロハシャツが生まれたという説もあるのですが、どちらにしてもアロハシャツの誕生に日本人が関わっていることは間違いありません。
こうして誕生したアロハシャツの原型が時と共にハワイで定着をしていき、現地のローカルファッションとして発展していったわけです。
おしゃれなアロハシャツを取り入れてみては
アロハシャツの選び方やおしゃれな着こなし方、そしておすすめブランドやその歴史についてご紹介してきました。
実は日本人との間に意外な関係性があったアロハシャツですが、最近では夏の定番ファッションアイテムとしてもよく着られています。
涼しくて動きやすいアロハシャツは、1枚持っておいて損はありません。
ぜひ、ご覧いただいたおすすめブランドを参考に、自分好みのアロハシャツを購入してみてください。