海まで車を利用して訪れているサーファーは多いと思います。そんなサーファーにとって欠かせない車ですが、それぞれのサーファーにとっていろいろなこだわりがあるはずです。そして、そんなこだわりを全部まとめて搭載した人気の車種が「Jeep」です。
Jeepは元々軍事用として開発された車種だけあって非常に頑丈かつ機動性に優れているところが特徴でもあります。また、Jeepは秀逸なそのデザインも魅力のひとつとして数えられ、オシャレなサーファーからすれば憧れの1台と言えるでしょう。ここでは、そんなJeepについての魅力やおすすめの3車種をご紹介していきたいと思っています。
Jeepの魅力に触れることで、きっとあなたもJeepに乗ってみたくなること間違いなし。ぜひ、車の買い替えなどを検討している方もご覧になっていってください。
Jeepとは?
街中でもよく見かけるJeepですが、そもそもどんな車かご存知でしょうか?Jeepは第二次世界大戦中にアメリカの陸軍が3つの自動車会社に開発を要請して生み出されたいわば軍用車です。そして戦後になり、いくつものブランド転換期を経て、現在は「フィアットクライスラーオートモービル社」が販売をしています。
大戦中に必要だった機能として、情報収集や物資の運搬をするため「小回り」が利く車として誕生しつつも、さらに頑丈な車を目指したところからJeepの歴史は始まりました。そして、そんな元々軍用車であったJeepは、とにかく男らしいデザインが魅力的でもあります。
どこか無骨ながら洗練されたそのデザインは、ほかの車にはない魅力を放っていると言えるでしょう。さらに、Jeepは荒れた悪路など、オフロード走行にも適した性能を持っています。4WD仕様車種が多く、海岸などの砂地でもスムーズな走行が可能という部分がサーファーにとってのメリットとも言えます。
穴場の海岸などに車でそのまま乗り入れるというサーファーにとっても便利な1台ですね。また、Jeepは元々運搬車としての役割も持っていたことから、サーフボードなどを運ぶ際にも使いやすい車です。サーファーにとって魅力的なポイントが多いJeepは、まさにサーフィン用に購入するのに最適な1台と言えるでしょう。
JeepはWSLのスポンサー
サーファーにとって魅力的な車として知られていたJeepが本格的にサーフィン業界に進出したのが2015年のことでした。サーフィンの世界大会ツアーであるWSLとのパートナーシップを締結し、ツアー中トップの成績のサーファー1名だけにJeep公認のゼッケンジャージを与えるものとしています。
また、年間の王者にはJeepから車も与えられるということで、まさにサーフィン業界との密接な関係性を構築し始めていると言えるでしょう。やっぱりJeepの無骨ながらスタイリッシュな車というのは海岸でもよく映えます。大会に観戦へ訪れた際には多くのJeepブランドの車を見かけることもあり、まさにサーファーを象徴する車とも言えますね。
Jeepの車がサーファーに人気の理由
Jeepの車がサーファーに人気の理由は全部で3つ挙げられます。その理由とは、先ほども軽くご紹介しましたが、「オフロードでの走行が可能」「サーフボードなど荷物を運びやすい」「海岸で映えるデザイン性」といったところです。
まず、やっぱりサーフィンに訪れる際には舗装された道ばかりを走るわけではなく、荒れたオフロードを走行することもあります。そんなときでもJeepの車は走行にまったく影響がなく、スムーズにドライブを楽しむことが可能です。
また、サーフボードやウェットスーツなど多くのアイテムを運ぶ際にも便利な収納性を兼ね備えていて、それでいて外から見て格好が良いという、まさに最高な車ブランドと言えます。そして、サーフィンをしていないときでも街中でオシャレに乗りこなすことができますので、絶対に買って損はしません。
次に、そんなJeepの中でも実際に人気のJeep3車種をご紹介していきたいと思います。
サーファーにおすすめのJeepの車種「コンパス」
まずご紹介するのはこちらの「コンパス」です。2006年に発売された車種で、従来のJeepの印象を変えるカジュアルなデザインが魅力的であり、FF仕様と4WDの2タイプがあります。ちなみに「スポーツ」と「Longitude」という車種がFF仕様で6速AT、「リミテッド」が4WD仕様の9速ATです。
また、このあとご紹介するフラッグシップモデルとしての「グランドチェロキー」を踏襲していて、要所にJeepならではのこだわりが詰まった1台でもあります。小型のクロスオーバーSUVのため、小回りが利く走行性能は女性でも運転がしやすく、ファミリーカーとしても選ぶこと可能です。
なお、現在市場で販売されているコンパスは2代目であり、シャシ部分にレネゲード用の「スモールワイド4×4アーキテクチャー」を使用。初代よりもホイールベースを70 mmサイズアップし、2,640 mmとしたものを採用しています。
サーファーにおすすめのJeepの車種「ラングラー」
Jeepと言えば、このラングラーを想像する方も多いかと思います。Jeepの代表的な車種であり、1987年にCJタイプの後続モデルとして初代ラングラーが誕生しました。ラングラーは、2018年におよそ11年ぶりとなるフルモデルチェンジをしましたが、その際に2ドア仕様のモデルと4ドア仕様のモデルの2タイプを展開。
2ドアモデルが「スポーツ」で、4ドアモデルが「アンリミテッド・スポーツ」と「アンリミテッド・サハラローンチエディション」となります。また、さらにその後に追加モデルが販売され、現在ではG型V型の6気筒DOHCエンジンを搭載した「アンリミテッド・ルビコン」といった車種も販売中です。
現行のラングラーはどれも4WD・8速AT車であり、パワフルかつ繊細な運転が可能となっています。なお、後部座席部分をフラットにすれば大容量空間が広がり、サーフボードも余裕で収納することができるというのもサーファーにとってはおすすめのポイントと言えるでしょう。
サーファーにおすすめのJeepの車種「グランドチェロキー」
ラグジュアリーなデザインと全長4850という大きなサイズ感が魅力的でもあるのが、こちらの「グランドチェロキー」です。様々な路面シチュエーションに対応した走行性能はブランドトップとも言え、アーバンスタイルにもオフロードシーンにも使える最高の1台と言えるでしょう。
なお、現行のグランドチェロキーではV6エンジンとV8エンジンの2タイプを展開していて、どちらも4WD仕様です。リヤシートは「6:4分割可倒式」となっていて、後部座席は最大で1554Lといった大容量空間を実現。さらにハンズフリーで開閉が可能なパワーリフトゲートなどの最先端技術もおおいに盛り込まれた1台です。サーフィンはもちろんのこと、キャンプなどのアウトドア全般に利用することができます。
サーフィンのパートナーにJeepを選んでみては?
サーファーに人気があり、どんな路面環境でも走行性能を落とすことのないJeepについてご紹介してきました。荒れたオフロードに対応したJeepは、海岸などを走るときにも非常に便利。また、ご覧いただいたおすすめの車種はどれもリヤシートに大容量空間があり、サーフボードも楽に積み込むことが可能です。
サーファーにとって欲しい性能をすべて兼ね備えたJeep。ぜひ、サーフィンのパートナーにJeepを選んでみてはいかかでしょうか。
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