サーフィンをするならやはり波の質が良いところを選びたいものですが、それと同様に海が綺麗な場所でサーフィンをするというのも気持ちがいいものですよね。
そこで、ここではサーフィンをするのに適していて、なおかつ海自体が綺麗というスポットを3つほどご紹介していきたいと思っています。
また、綺麗な海と汚い海にはどういった違いがあるのか?という点についても解説していますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。
綺麗な海と汚い海の違いは?
日本は周りを海で囲まれた島国ですが、海外のリゾート地のような綺麗な海は割と少ないといった印象がありますよね。もちろん沖縄や離島などの海は、海外の海に負けず劣らず高い水質を保っています。
しかし、やはり透き通るような青い海というのは全体を通して見ると多くないと言えるでしょう。なお、これには3つの原因が考えられます。
まず1つ目は「サンゴ礁」の有無です。
サンゴ礁というのは海を綺麗にするために欠かせない海洋生物です。簡単に言えばサンゴ礁が海の中のプランクトンを栄養素として摂りこみ、また二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出すことによって海は綺麗な状態を保っています。
このサンゴ礁があるのは国内だと沖縄が主となりますので、沖縄の海というのは綺麗なわけですね。
2つ目の理由は、「プランクトン」の多さです。
日本を囲む海には多くのプランクトンが生息しています。プランクトンは魚たちの餌となるので、多ければ多いほど魚がよく育つようになっています。
そのため、日本の魚介類というのは非常に質が高いわけです。しかし、プランクトンが多いと太陽光が海の底まで照らされないため、その反射光が海面に映し出されないというデメリットもあります。
また、先ほどのサンゴ礁も関係してくるのですが、サンゴ礁は役目を終え朽ち果てると亡骸が砂となり海底へと沈みます。
その白い砂に太陽光が反射することによって鮮やかな海の色というのは映し出されるのですが、プランクトンが多いとその反射光も遮ってしまうのです。こうした理由により、日本ではあまり海外のような綺麗な海というのが見かけられないわけですね。
なお、3つ目の原因としては生活用水が海に流されることによって汚染が進んでいるという問題も挙げられます。
これに関しては人の力でなんとかくい止めたり、なくしたりすることが出来ますので努力をしていきたいところだと思います。そんな日本の海ですが、もちろん沖縄以外にも綺麗な海というのはたくさん存在します。
サーフィンができる綺麗な海おすすめ3選
ここでは、サーフィンが出来てなおかつ綺麗な海を3つピックアップしました。サーファーの方には是非とも覚えておいてもらいたいので、さっそくご覧いただきたいと思います。
伊豆下田
東京からも近い場所で海が綺麗なスポットと言えば、やはり伊豆下田です。南北に800メートル伸びる白浜をはじめ、多々戸浜や入田浜、大浜など白い砂浜が魅力的なビーチがあります。
その名前に違わぬ美しい景観は、海水浴客だけでなくサーファーからも人気となっています。また、都心部から車でも電車でもアクセスがしやすいというのもおすすめの理由ですので、まだ行ったことがないというサーファーの方はぜひ一度足を運んでみてください。
種子島
種子島は鹿児島県に属し、九州の南東部に位置する島です。国内有数のサーフスポットとしても知られている種子島は、その海の水質の高さでも人気を得ています。
また、島全体にサーフィンに適したポイントが点在しているため、いろいろな波に乗れるというのも魅力的な部分に挙げられます。日本人のサーファーであれば一度は行ってみたい場所だと思いますので、ぜひ連休などを利用して訪れてみてください。
新島
東京都に属する新島は、伊豆諸島を構成する島のひとつです。先ほどの伊豆下田から南東に30キロちょっと離れた場所に位置していますが、東京もしくは下田から船で訪れることが出来ます。
また、東京の調布飛行場から飛行機で訪れることも出来ますので、アクセスには不便がないスポットとも言えるでしょう。
もちろん離島ということもあり、その海の綺麗さは国内でもトップクラスの評価を得ています。最近では観光地としても知名度を上げてきているので、宿泊施設も増え気軽に訪れられるようになってきました。
サーフポイントもたくさんありますので、こちらの新島にもぜひ足を運んでもらえればと思います。
まとめ
海が綺麗に見える理由や、国内でおすすめの海を3つご紹介してきました。海が綺麗な場所でやるサーフィンというのはやはり気持ちがいいものです。
ご紹介したスポットはどこも観光するにも最適な場所ですので、ぜひ旅行がてらサーフィンを楽しんでみてください。