サーフィンのテイクオフ使い分けてる?プロに学ぶテイクオフ!

サーフィンの基本動作テイクオフ。上手いサーファーが波によって動作やタイミングを使い分けているのはご存知だろうか。

初心者は「とにかくサーフボードの上に立つ」「横に滑る」ことが目標になるが、技を入れたりスムーズに走り抜けたり次のステップに進むとテイクオフの使い分けが大切になる。今回はプロサーファーの動画を元にテイクオフの種類や使い分けについて解説する。

波の斜面が立つ前のテイクオフ

効率よく波からスピードを取り出すテイクオフは小波が参考になる。2018年JPSAショートボード第2戦の動画を参考にする。

まずは15秒〜の小笠原選手のテイクオフ。プロサーファーならではのパドリングスピードで波の斜面が立ってくる前にテイクオフをしている。そして波を滑り降りつつ斜面が立ってくるのを待ってからターンに入る。

この力のない波で、あのタイミングでテイクオフをするのは大前提としてパドルスピードが求められるので初心者には難しい。テクニックというより日々の鍛錬でパドルのスキルアップが必要だ。

ボードを走らせてからテイクオフ


55秒〜の女子の都築選手とその直後の川瀬選手。このパターンはすぐにでも実践できる。小波でもスピードに乗ったテイクオフを可能にするテクニックで波に押されてからボードの向きを横にしてから立ち上がっているのがわかる。

波が小さいときはボトムに降りてしまうと波からの力がもらえない。横に向けてボードを走らせてからテイクオフをすると最初からスピードに乗ったライディングが可能になる。

もちろんパドルのスピードも大切ではあるが、それ以上にパドルの体勢で波から力を受けたときにすぐにテイクオフをするのか、それとも横に向けて走らせてからテイクオフをするのかイメージして使い分けることが大切だ。ちょっとした意識で自分のサーフィンが一変することもある。

ほかの選手のテイクオフも参考になるので、なぜその向きでテイクオフしているのかなど考えながら見ると勉強になる。

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