ステファニー ギルモアのプロフィール!サーフィンの実績〜暴力事件まで!

現役女性サーファーの中でトップクラスの実績を持っているステファニーギルモア。過去には男女合わせても史上初となる世界大会3連覇を成し遂げた凄腕のサーファーです。

そんな彼女の華麗なる過去の実績やプロフィール、また過去に彼女の身に起こった悲惨な暴力事件についてもご紹介していきたいと思います。サーフィン界の世界女王・ステファニーギルモアについて、ぜひこれを機会に知っていってください。

ステファニー ギルモアって?

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ステファニーギルモアは2020年現在において世界ランク上位のトッププロで、まさに女王という称号にふさわしい女性プロサーファーです。これまでに女性の世界チャンピオン記録としては、レインビーチリーの持つ「7回」が最高となっていますが、2018年にその記録に並び、まだ32歳(2020年現在)ということもあり、前人未到の8度目のチャンピオンも夢ではありません。

また、ライディングが終わり大会のヒート後には満面の笑顔で海から上がってくることを、ステファニースマイルともいわれ、ビジュアル面でも女性サーファー界を牽引する存在です。

仕事でもプライベートでも、いろいろな方から好かれる性格で、さらに男性プロサーファーのレジェンド・ミックファニングとは同じホームでサーフィンをすることから親交も厚く、そのほか男女問わずサーファーからは憧れの人物としてリスペクトを受けています。

ステファニー ギルモアのプロフィール

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ステファニーギルモアはオーストラリアのニューサウスウェールズ州出身で、2020年現在32歳の女性プロサーファーです。これまでに7度の世界チャンピオンに輝き、名実ともに世界女王として女性サーファーのトップアイコンとして知られている人物でもあります。

オーストラリア国内でもサーフィンの聖地と呼ばれるクーランガッタをホームとしていて、幼い頃からサーフィンに明け暮れていたというステファニーギルモアですが、10代半ばからすでに世界を舞台に戦ってきました。そんなステファニーギルモアは、身長178センチということでオーストラリア人女性の中でもやや大柄な体格です。

そのため、当たりの強い波でも男子顔負けのアプローチが可能で、そのパワフルなターンやエアーが魅力的でもあります。実際に日本女性サーファーではなかなかトライしづらい波にもバンバンと挑戦していく様は圧巻で、まだまだ彼女の時代は終わりを迎えなさそうな印象。これからも前人未踏の記録を塗り替えていくであろう、女性サーファー界きっての実力者です。

ステファニー ギルモアのサーフィンの実績

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ステファニーギルオアは、女子サーフィン界では伝説になりつつあるほどの実績を持っています。まず彼女が最初に世界戦で勝利を収めたのは弱冠19歳のときのこと。

プロとしてはルーキーの年、現在のワールドサーフィンリーグに参戦したステファニーギルモアですが、いきなりツアーでワールドタイトルを獲得することになります。もちろんそれまでもアマチュアやジュニアの大会では優勝経験があったものの、ルーキーイヤーでの世界チャンピオンというのは異例な実績で、当時においては史上初の快挙です。

さらにステファニーギルモアのすごいところは、そのルーキーイヤーで優勝した年から3年連続で世界チャンピオンとなったこと。これは男女合わせても彼女だけしか成し遂げたことのない偉業です。

この活躍により、一躍世界女王となったステファニーギルモアは、その後通算で7度の世界チャンピオンに輝いています。ちなみに世界ツアー3連覇を達成したサーファーというのは、その後も表われていませんので、まさにステファニーギルモアだけのスペシャルな実績といえるでしょう。

そしてその活躍ぶりはサーフィン界だけに留まらず、2010年にはローレウス世界スポーツ賞という世界の年間優秀女性アクションスポーツ選手に選出。これはサーフィンの地位向上にも一役を買った形となっています。オーストラリア国内でいえば、同じ出身であるミックファニングと共に国の英雄として尊敬されていて、これからの活躍にも期待が寄せられている存在です。

ステファニー ギルモアが被害にあった暴力事件

ステファニーギルモアと検索すると「事件」というキーワードが上がったりもしますが、これは彼女が事件を起こしたわけではなく、被害者として取り上げられたものとなります。その事件は2010年12月27日未明に発生、ステファニーギルモアが夜の9時過ぎに帰宅すると、いきなり鉄パイプを持った男性に襲われたというのです。

彼女の自宅はツイーズへッズという地区で、当時はあまり治安が良くなく、ギャングのたまり場として悪名が広まっているような場所でした。もちろんそういった場所ということは地元民であるステファニーギルモアは知ってはいたものの、まさか自分が襲われるとは想像もしていなかったと思います。

鉄パイプで殴打された彼女はなんとか叫び声を上げて応戦しました。そして手と頭を殴られながらもなんとか犯人を撃退することに成功します。その後、犯人は近隣に住むステファニーギルモアの知人や住人に取り押さえられる形となり、あっけなく逮捕されることに。

26歳の犯行で、さらには無差別的なものだったということもあり、ステファニーギルモアからすると、なんとも運のない事件となりました。しかし、襲われたことには変わりなく、彼女はこの事件で大きな怪我を負ってしまうことに。

鉄パイプを防いだことによって手首は骨折、さらには頭にも裂傷を負うことになり、しばらくの間は入院を余儀なくされました。結局、全治には6週間ほどの時間が必要となり、もちろん海に入ることも禁じられたステファニーギルモア。

事件の8週間後には翌年のワールドツアー第1戦が開催予定だったということで、当時はかなり悲壮な心持ちだったようです。しかも大会は地元開催、さらにタイトルホルダーとしての立場もあったので、状況としてはかなり最悪なものでした。

本来であればディフェンディングチャンピオンとして、初戦の開幕地で世界のサーファーを迎えるはずが、かなり厳しい状態となったステファニーギルモア。しかし、彼女のすごいところはその事件が起きた翌年2011年に、結果としてESPY賞を受賞することになっています。

普通ならば外に出ることすら怖くなってしまいそうなものですが、強靭なメンタルと不屈の闘志でサーフィンに復帰した彼女は、2013年にもESPY賞を獲得。まさにサーフィンをやるために生まれてきたような彼女にとっては、暴力事件すら伝説の1ページに過ぎないような印象となっています。

ステファニー ギルモアはサーフィン界の女王!

2007年から2020年までに7度目のワールドチャンピオンに輝いている世界を代表する女性プロサーファーのステファニーギルモア。誰も成し遂げていない8度目の世界タイトルの可能性も充分にあります。東京オリンピックの出場も濃厚ですので、これからの活躍に目が離せません。

ステファニーギルモアのサーフィン動画まとめはこちら

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