サーフィンでの”痛い擦れ”を防ぐ『ワセリン』の使い方やおすすめの代用品

ウェットスーツ擦れやサーフパンツの股下擦れで「肌がヒリヒリして痛い…」というのはサーフィンあるあるで多くのサーファーが経験することです。

それらを予防してくれるのが保湿剤のひとつでもある『ワセリン』でサーファーの強い味方といえる存在です。

そもそもワセリンって?

ワセリン

ワセリンは、石油から抽出した炭化水素類を脱色し精製したもので、肌に塗ると浸透することがなく表面に留り、肌のバリア機能の役割を果たすため、軟膏の基材や保湿剤として広く使われており、水にも強くそのバリア機能がサーフィンでの擦れ防止において効果を発揮します。

サーフィンで”擦れ”が起きやすい箇所

・首

・脇

・股下

サーフィンで季節を問わず擦れによって痛みが出やすいのが首や脇で、サーフィンに夢中になっていると気付いたらウェットスーツと肌の摩擦によって肌が赤くなってヒリヒリするというのはよくあることです。また夏の時期に水着でサーフィンをしていると股下が擦れるというのもあります。

サーフィンでのワセリンの使い方

痛みが出始めたら使う

擦れの痛みは摩擦による炎症ですので、刺激され続けるとどんどん悪化して痛みが増してきます。肌が赤くなり、痛みが出始めた時点でワセリンを塗ると摩擦が軽減されるので悪化を防ぐことができます。1日に2回サーフィンをするときなど、1回目のサーフィンで赤くなっているところがあれば、2回目の海に入る前にワセリンを塗っておくなどの対処がおすすめです。

予防で使う

日頃から予防のために擦れそうな箇所にワセリンを塗ってからサーフィンをするのもおすすめです。ウェットスーツを着用する時は首や脇、夏の水着でのサーフィンの時は股下に塗ってから海に入ると予防効果が期待できます。

サーファーにおすすめのワセリン商品は?

薬局などで一般的に販売されているワセリンでもサーフィンで効果を発揮します。

一般的に薬局などで販売されているワセリン

大洋製薬 ワセリン(100g)【spts7】

ただマリンスポーツ向けに販売されているワセリン商品もあり、一般的なワセリンとの違いはココナッツやライムなど海をイメージした香り付きという部分で香りも楽しみたいという方にはそうした商品がおすすめになります。

マリンスポーツ向けの香り付きワセリン

ワセリンがないときの代用品は?

最後にワセリンが手元にない、切らしてしまったときにワセリンの代わりになる代用品を紹介します。

ニベアクリーム

スキンケアの定番アイテムでワセリンをはじめ、ミネラルオイル、グリセリンなどの成分が使われている「ニベアクリーム」はワセリンの代用品として使うことができます。

オロナイン

既に擦れによる赤みや痛みが出ているときは、きりきず・すりきずに効果的な軟膏のオロナインも代用品として使うことができます。オロナインにもワセリンが使用されています。ただしこちらは医薬品になりますので使用時は、商品の箱の記載や添付されている「使用上の注意」を必ず確認しましょう。

サーフィンの擦れ対策を忘れずに

日焼け対策などと違ってついつい忘れがちなサーフィンの擦れ対策。予防や早めの対処が悪化を防ぐことにつながります。サーフィンが終わってから「擦れ対策をしとけば良かった…」とならないようにするためにもワセリンや代用品で対策をしましょう。

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