ミック・ファニングの2種類のテイクオフ【動画】
筆者が何度となく繰り返し見た動画で場所はカリフォルニアのトラッセルズ。時期はおそらく7〜8年くらい前でコンテスト直前の練習映像。
波の大きさが日本でもありそうで現実的なコンディションなのでイメージしやすく一番の見所はテイクオフのポジションや動作、大きく分けて2種類のテイクオフを使い分けているのがわかります。
一つは波の上の部分でのテイクオフで滑り降りながらターンに入るパターン。一般的で特筆する事はありませんがお手本のようなテイクオフ。もう一つはボトムに近いところでのテイクオフ。特に動画の中で1分15秒〜のバックサイドがわかりやすいです。
軽く横に向けつつ板を滑り下ろしながらテイクオフしてそのままの流れでトップアクションに入っています。明らかにテイクオフしているポジションが普通よりボトムに近いのです。
おそらく波が小さくパワーがないのでテイクオフして滑り降りてからターンに入るよりこの組み立て方のほうがスピードのロスが少なく最初のターンに入れるからでしょう。
波に乗れそうだとついすぐにテイクオフしてしまいがちですが、早く立てば良いというものではなく、全体のバランスを見てテイクオフのタイミングや動作を工夫することはとても大事なことなのです。テイクオフのポジションや動作を意識して動画を見ると自分のサーフィンの勉強になります。
ミック・ファニングのプロフィール
名前:Mick Fanning ミック・ファニング
生年月日:1981年6月13日
国:オーストラリア
スタンス:レギュラー
身長・体重:177センチ・75キロ
サーフィンキャリア:2007年・2009年・2013年WSL優勝
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