この記事ではハイバックのアウトドアチェアおすすめ5選をご紹介していきます。
アウトドアチェアには色々な種類がありますが、ハイバックタイプのアウトドアチェアは長時間座っていても疲れにくいところが大きな特徴です。
中にはリクライニング機能付きの商品や、ハンモックのような座り心地が気持ちいい商品などもあり、キャンプ時の快適性をグンとアップしてくれます。
そんなハイバックアウトドアチェアの選び方から利用する際のデメリットまで詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になっていってください。
ハイバックのアウトドアチェアの選び方
続いてはハイバックのアウトドアチェアの選び方をご紹介していきます。
素材
ハイバックアウトドアチェアを選ぶ際には、シートやフレームに使われている素材をチェックしましょう。
シートの場合は主にポリエステルやナイロンといった素材が使われています。
ポリエステルやナイロンは雨に濡れても乾きやすく、汚れにも強いところが魅力的です。
なお、アウトドアチェアの中にはシートにコットン生地を使ったものもありますが、そういった素材は雨に濡れた場合に乾きづらくカビを防止するための手間が少々掛かってしまいます。
ハイバックタイプのイスはシートの面積が広いので、手入れを考えると扱いやすいポリエステルやナイロン系の素材がおすすめと言えそうです。
また、フレームに関してはアルミもしくはスチールを使っているものが多いです。
アルミは軽くて丈夫、持ち運びの際に楽といった部分がメリットとして挙げられます。
対してスチールは熱に強く堅牢性も高いところが選ぶメリットです。
デザイン
先ほども軽く触れましたが、ハイバックのアウトドアチェアには座面が高いものと低いものがあります。
こちらの選び方の基準としてはテーブルに合わせるのが一般的です。
すでに使っているアウトドアテーブルがハイテーブルなら座面が高いものを、ローテーブルなら座面が低いものを選びましょう。
また、横幅や奥行きといった部分のデザインもイス選びには欠かせないポイントです。
横幅や奥行きが広いと座っているときの体勢を変えやすいので、長時間座りっぱなしのことが多い方はワイドなデザインのアウトドアチェアを選んでみてください。
機能性
ハイバックのアウトドアチェアを選ぶときには自分が欲しいと思う機能が搭載されているものを購入しましょう。
たとえば前述の通り「リクライニング機能」はハイバックタイプのイスならではの特徴です。
食事をする、本を読む、昼寝をするといった目的に合わせて角度が調整できると非常に便利なので、新しいイスを買う際にはぜひリクライニング機能の有無をチェックしてみてください。
また、ハイバックアウトドアチェアを「片付けやすさ」で選ぶ方も少なくありません。
ハイバックタイプのイスはどうしてもサイズ感が大きくなるので、脚を折りたたんだときの大きさやフレーム構造が簡単かどうかは事前に確認しておきましょう。
ちなみに、便利な商品になるとワンアクションでフレームを折りたためたりします。
そのほか「水濡れに強い」「洗いやすい」「収納ケースの有無」といったところもチェック項目と言えますので参考にしてみてください。
ハイバックのアウトドアチェアおすすめ5選
ここからはおすすめのハイバックアウトドアチェア5選をご紹介していきます。
こちらはシンプルなデザインと多機能性を特徴とするハイバックアウトドアチェアです。
座面高が43cmあり、ハイタイプのチェアとなっています。
【ここがポイント】
・座面と背もたれにクッションシートを搭載
・使い方はフレームを広げるだけ
・背面にメッシュポケットを採用
・寛ぎやすいアームレスト付き
・ポリエステル素材がメインでお手入れが簡単
・座面高43㎝(地上高91㎝)×幅55㎝×奥行72㎝
・重量約3.6kg
・耐荷重90㎏
・キャリーケースが付いているので持ち運び楽々
長時間座っていても疲れないよう、座面と背もたれの部分にはクッションシートが使われています。
座り心地が快適で、キャンプのときにゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。
設営方法はただフレームを広げるだけなので、アウトドア初心者の方でも使い方に困りません。
また、イスの背面にはメッシュポケットが付いていて、焚き火周りで使う道具を収納するのに便利です。
そのほか、シートにポリエステルが使われているのでお手入れが楽というのも特徴のひとつと言えます。
キャンプや釣り、子供の学校行事の見学といったシーンにぜひ使ってみてください。
続いてはまるでハンモックのような座り心地を体験できるハイバックアウトドアチェアをご紹介します。
【ここがポイント】
・超頑丈なアルミ素材を使ったフレーム
・まるでハンモックのような座り心地
・シート下に荷物置きスペースあり
・シート座面に通気性の良いメッシュ素材を採用
・収納バッグが付属
・座面高47㎝(地上高90㎝)×幅66㎝
・重量約1.4kg
・耐荷重90㎏
・収納時の大きさは43cm×13cm×15cm
・選べる4つのカラーバリエーション
こちらは耐久性に優れた超頑丈なアルミフレームを使ったハンモック風のアウトドアチェアです。
フレームの四隅にシートを吊り下げる構造となっていて、普通のイスとは違った座り心地を実感できます。
また、シートの下には荷物置きスペースがあるのでキャンプギアの紛失を防げます。
さらにシート自体にメッシュ素材を取り入れることで通気性を良くしているところも特徴のひとつです。
これによって長時間座っていても汗による蒸れが気になりません。
そのほか収納時の大きさが非常にコンパクトなのも魅力的な部分で、持ち運びに便利なサイズ感となっています。
ちなみにフレームに使っているアルミは頑丈なだけでなく超軽量な素材でもあるので、総重量がたったの1.4㎏しかありません。
「とにかく軽いアウトドア用のイスが欲しい!」という方は、ぜひこちらの商品をチェックしてみてください。
こちらは人気アウトドアブランド「ロゴス」から販売されているロータイプのハイバックアウトドアチェアです。
【ここがポイント】
・ロータイプのハイバックアウトドアチェア
・あぐらが組めるほどゆったりとした座面
・背中全体を覆ってくれる広々とした背もたれ
・背面に大型ポケットを採用
・折りたためばコンパクトに収納可能(収納バッグ付き)
・ロゴ入りのオシャレなデザイン
・座面高20㎝(地上高76.5㎝)×幅70㎝×奥行56㎝
・重量約3kg
・耐荷重120㎏
もっとも大きな特徴はあぐらが組めるほど座面がワイドで、背中全体を覆うほど背もたれが広々としている点です。
座面高20㎝ということもあり、焚き火を目の前にしてあぐらの状態で寛ぐことが出来ます。
また、背面部分には大きなポケットを採用していますので、必要なキャンプギアをたくさん収納しておけます。
さらに魅力的なのは折りたたんだときのサイズ感です。
フレームを閉じれば17㎝×89㎝の大きさになりますので、車に常時積んでいても邪魔になりません。
そのほか耐荷重120㎏というのも特徴のひとつです。
平均的な体重で考えれば、小さなお子さんを抱えたまま座ることも可能なので、子連れキャンパーにとってはありがたいアウトドアチェアと言えるでしょう。
定番アウトドアブランドのひとつ「コールマン」からは、リクライニング機能付きのハイバックアウトドアチェアをご紹介します。
【ここがポイント】
・3段階リクライニング機能付き
・軽量アルミフレームを使用
・ワンアクションで折りたたみ可能
・しっかりとしたアームレスト
・地上高98㎝×幅61㎝×奥行70㎝
・重量約3.7kg
・耐荷重80㎏
こちらは3段階に角度を調整できるリクライニング機能付きのアウトドア用チェアです。
地上高98㎝と広い背もたれを採用したデザインは、ゆったりと寛ぐのに最高な仕上がりとなっています。
自分好みの角度に調整すれば、いくら座っていても疲れを感じることがありません。
また、キャンプ時に星空を眺めるのにも最適なアウトドアチェアと言えますので、ぜひ一度使ってみてください。
ちなみに背面のフレームを引っ張ればワンアクションで折りたためるところも魅力的な部分で、後片付けの手間を省いてくれます。
アウトドア初心者からしても使い勝手の良いハイバックアウトドアチェアとして非常に高い人気を誇っている商品です。
最後にご紹介するのは国産テントメーカーとして有名な「小川テント」から販売されているハイバックアウトドアチェアです。
【ここがポイント】
・ナイロンの7倍の強度を持った「コーデュラ繊維」を使ったシート
・背もたれが肩までを覆う広さ
・セルウッドを使ったアームレスト
・背面にメッシュポケット付き
・座面高43㎝(地上高94㎝)×幅50㎝×奥行40㎝
・重量約4kg
・耐荷重80㎏
一般的なナイロンより7倍も頑丈な「コーデュラ繊維」を使ったこちらのイスは、ハードなアウトドア環境でも長く愛用できるところを特徴としています。
もともと国産テントメーカーとしてこれまでに多くの優秀なテントを作ってきた「小川テント」だけあって、モノづくりに関する技術は一級品です。
アームレストには冷たくなりにくいセルウッドを使用しているのですが、このあたりの配慮も小川テントならではのこだわりと言えます。
また、背面部分には小物を入れられるメッシュポケットが付いていて、キャンプギアなどが散乱するのを防いでくれます。
ハイバックのアウトドアチェアの魅力
ハイバックアウトドアチェアには色々な魅力があります。
長時間座っていても疲れにくい
ハイバックアウトドアチェアは背もたれが広く設計されているので、身体を預ける形でイスに座れます。
結果として背もたれがないタイプより快適度が高く、長時間座っていても疲れにくいといったメリットが生まれるわけです。
ちなみにアウトドアチェアには座面が高いハイタイプと座面が低いロータイプの2つがありますが、どちらのタイプにもハイバック仕様のイスはあります。
リクライニング機能付きでより快適に
ハイバックアウトドアチェアならではの魅力が「リクライニング機能」です。
これは背もたれなしのイスにはない機能で、角度を調整することで様々な楽しみ方が出来ます。
「キャンプ時に屋外でちょっと昼寝をする」「夜になったら星空を見る」
こうした目的のためにリクライニング機能付きのアイテムを選ぶ人も少なくありません。
ほかにも色々な機能を持ったハイバックチェアがある
ハイバックアウトドアチェアの中には背面部分にポケットを採用しているものもあります。
焚き火の周りで使うキャンプギアや青空のもとで読みたい本などを収納するのに便利なのですが、これもハイバックタイプのイスならではの魅力と言えます。
また、最近ではフレームにシートを吊り下げるような形で「ハンモック風」の座り心地が楽しめるハイバックチェアも販売されています。
自室やベランダで使えばキャンプに出掛けられないときでもアウトドア気分が味わえますので、ぜひ試してみてください。
ハイバックのアウトドアチェアのデメリット
ここまでハイバックのアウトドアチェアの魅力をご紹介してきました。
しかし、ハイバックタイプのイスには普通のアウトドアチェアと比べて、どうしても「サイズが大きい」「重量がある」といったデメリットが出てきてしまいます。
なお、背もたれがないタイプのアウトドアチェアの中には折りたたんだ状態でリュックの上に積み、そのまま持ち運ぶことが可能な商品もあります。
もちろんハイバックのアウトドアチェアにも持ち運び用の収納ケースが付いているのですが、やはり車での運搬が欠かせません。
車で運搬する際も背もたれなしのイスと比べてスペースを取りますので、こうしたいくつかのデメリットを理解した上でハイバックタイプのアウトドアチェアを購入してみてください。
まとめ
ハイバックのアウトドアチェアの選び方やおすすめ商品5選などをご紹介してきました。
ご覧いただいたように、ハイバックタイプのアウトドアチェアは「あると非常に便利」なアイテムのひとつです。
特にリクライニング機能が付いているものやワイドな座面を特徴とするものがおすすめと言えます。
また、自宅にも合うようなデザインのイスを選べば室内やベランダなどで1年中使うことも可能です。
そのほか海水浴やバーベキュー、子供の運動会といったシーンでも使えますので、お気に入りのハイバックチェアをひとつ用意してみてはいかがでしょうか。