コンビニの駐車場

アウトドアを楽しむ方々が増える一方で、車中泊者やキャンパーたちによる様々なトラブルも増えてきています。

そのひとつが「コンビニ駐車場での車中泊」というものです。

基本的にコンビニの駐車場はコンビニ利用者のために用意されているスペースなので、無断で宿泊を伴う駐車をすることは禁止されています。

そうした禁止行為を破る方々が増えると、車中泊を楽しむ人すべてが社会的に「嫌悪される存在」になってしまうので注意が必要です。

ここでは、車中泊をおこなうのに適したおすすめスポットや、車中泊の場所選びに関するルールについてご紹介していきます。

これから車中泊を始めるという方にも知っておいてもらいたい情報となっていますので、ぜひ最後までご覧になっていってください。

コンビニでの車中泊はNG!

まずコンビニでの車中泊はNGということを前提に話をしていきます。

コンビニの駐車場は買い物客が利用するために使うスペースです。

人の出入りが少ない深夜だからと言っても、勝手に車中泊用の場所として使うことはルール違反と言えます。

また、コンビニの駐車場で車中泊をすることには色々なリスクもあります。

ひとつはコンビニ側が注意書きや罰則を記載した看板などを設けている場合、これに従わないと民事訴訟の対象になる可能性があるという点です。

たとえばコンビニのオーナーが「当店の敷地内にて無断で宿泊を目的とした駐車をおこなった場合は○○万円の罰金をいただきます」などと書いていたとしましょう。

この○○万円の罰金に関しては、その場ですぐにコンビニオーナーが徴収する法的権利はありません。

しかし、コンビニオーナーが車のナンバーなどを控え、あとから警察に通報する可能性はあります。

警察に通報されたとしても刑事裁判になる可能性は低いのですが、民事裁判に持ち込まれる可能性は否定できません。

実際、過去には長期間に渡ってコンビニの駐車場に車を停めて寝泊まりしていた人が損害賠償請求を受けることになったという事例があります。

「注意書きがあるにも関わらず車中泊をしているということは、ルールを破っている認識があった上で違反行為をおこなっている」と見なされてしまうため注意が必要です。

つまり、一晩だけであったとしても無断でコンビニの駐車場を使って車中泊をしていると訴えられる可能性があるということです。

もちろんすべてのコンビニがこうした対応をしてくるとは限りませんが、トラブルを回避するためには知っておいた方が良い情報だと思います。

また、コンビニの駐車場で車中泊をするもうひとつのリスクとしては、「あまり良くない方々に絡まれる可能性がある」といった部分も理解しておいてください。

深夜のコンビニには地元の怖い方々が溜まっていたりするケースもあるので、安眠できる場所とは言い切れません。

こうしたことを考えても、コンビニの駐車場は車中泊用のスペースとして適さないわけです。

それでは次に、どういったスペースが車中泊に適した場所なのか?ということについて見ていきましょう。

車中泊に適した場所

車中泊をするときにはあらかじめ「車中泊を目的とした駐車が認められている場所」を探しておく必要があります。

そこでおすすめしたいのが「RVパーク」と「オートキャンプ場」の2つです。

どちらも車中泊目的での駐車が認められている場所となりますが、それぞれの詳しい情報について説明していきたいと思います。

RVパーク

RVパークとは「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために日本RV協会が推進しているシステム・スペースのことです。

日本RV協会は車での旅行や車中泊を応援するための協会で、車中泊ができる道の駅や日帰り温泉施設などの情報をウェブサイトにまとめてくれています。

中にはほとんど使っていない敷地を車中泊用のスペースとして提供してくれているところもあるので、参考にすると非常に便利です。

RVパークは基本的に予約なしで利用することが出来ます。(一部予約制のスペースもあり)

また、24時間使用可能なトイレなどの施設が揃っているところ、100V電源が確保できるところが魅力的な部分です。

ちなみに利用料金はだいたい1泊2,000円前後となっていますが、ちゃんと寝泊まりをするための許可が下りている場所なので安心感があります。

コンビニのような場所で「ここで寝泊まりしていて怒られないかな…、あとで何かトラブルにならないかな…」といった心配をしながら車中泊をするより確実に良いので、ぜひ利用してみてください。

ただし、RVパークでは車外のスペースで焚き火をしたり調理をしたりすることは禁止されています。

一部スペースでは近くに炊事可能な場所があるところも存在しますが、基本的にはあくまで寝泊まりするための駐車場を提供するだけのサービスとなっています。

全国のRVパークの検索はこちら

くるま旅 RVパーク施設一覧

オートキャンプ場

より自由度が高く、車中泊が認められている場所がオートキャンプ場です。

むしろ車中泊キャンプを楽しむ場合は基本的にこちらのオートキャンプ場を選ぶようにしましょう。

オートキャンプ場の利用料金は場所やシーズンによってバラバラですが、だいたい1台5,000円~10,000円くらいで利用できます。(例:車1台、人数5名までなど)

ちなみに安いところなら1台3,000円くらいで利用できる場所もありますので、そうしたオートキャンプ場を探すのも楽しみのひとつと言えそうです。

もちろんオートキャンプ場にはトイレなどの設備が揃っているので、車中泊初心者には特におすすめです。

決められた区画内であればテントやタープを貼ることが可能で、焚き火や調理なども自由におこなえます。

アウトドア+車中泊を楽しむのであれば全国のオートキャンプ場を巡るのがベストと言えますので、ぜひ利用してみてください。

道の駅や高速SAでの車中泊は?

最後に道の駅や高速道路のサービスエリアでの車中泊についてご紹介していきます。

道の駅や高速道路のサービスエリアは「休憩はOK、宿泊はNG」といったところが大半です。

ただ「仮眠を取ることは休憩に入る」など、このあたりに関するルールはやや曖昧な形になっています。

しかし、最初から車中泊を前提とした駐車はあまり好ましい行為ではないということを覚えておいてください。

もちろんこれは場所によってもルールが異なるので、車中泊を目的として利用する場合は事前にその場所のルールをよく確認しておきましょう。

なお、先ほどご紹介したRVパークの中には車中泊OKな道の駅の情報も掲載されています。

そうした「宿泊OK」な道の駅であれば気兼ねなく駐車が出来ますので、ぜひこれから車中泊を始める方は参考にしてみてください。

ちなみに車中泊がNGになっている道の駅や高速道路のサービスエリアで寝泊まりを繰り返していると、コンビニ同様に注意される可能性があります。

注意を聞かずにそのまま利用し続ければ当然通報されるリスクも出てきますので、必ずルールやマナーは守るようにしましょう。

まとめ

車中泊に適したおすすめの場所やその見つけ方、またコンビニの駐車場で車中泊をするリスクなどを解説してきました。

ご覧いただいたように、本来の目的とは違った形でコンビニの駐車場を利用すると色々なトラブルに繋がる原因となります。

そのため、車中泊をする際には「宿泊目的での駐車が認められている場所」を使うようにしましょう。

マナー違反が目立つ車中泊キャンパーが増加すると、今後様々な場所で車中泊がNGになってしまう可能性があります。

そうしたことにならないためにも、ひとりひとりがルールやマナーを意識することが非常に重要です。

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