サーファーにとって憧れの場所といえば、やっぱりハワイですよね。そんなハワイには先住民から受け継がれているハワイ語というものがあります。ハワイ語は英語と共に公用語として認められていますが、最近ではそのハワイ語が話せる方も減ってきているというのが現状のようです。

しかし、ハワイ語には非常に素敵な言葉もたくさんあり、これからもひとつの文化として受け継がれていってもらいたいものです。そこで、ここではそんなハワイ語にまつわるお話をしていきます。ハワイ語での挨拶やサーフィンに関するハワイ語、またハワイ語を使った子供の名前などもご覧いただこうと思っていますが、日本人プロサーファー・五十嵐カノア選手の「カノア」というのもハワイ語です。そんなハワイ語についての魅力的な情報を知りたい方は、ぜひ最後までご覧になっていってみてください。

ハワイ語とは?

ハワイ語というのは、かつてオーストラリアやインドネシアといった地域からハワイに移住してきた「ハワイ諸島先住民族・ポリネシア人」たちの言葉を指します。ハワイはかつてひとつの王朝として栄えていて、そのときに使われていたのが現在にも残るハワイ語です。

なお、アメリカ合衆国に吸収合併されたあとも、英語と共に公用語として使用が認められている言葉となっています。そのため、ハワイではたくさんのハワイ語による地名や看板を見ることができます。そんなハワイ語は学術的にサモアやマオリといった地域の言葉と親戚関係にあり、近い言語が使われているところが特徴的です。

また、かつてハワイに職を求めて移り住んだ日系人や中華系民族たちの影響によって、アジア圏の言語も多少入り混じっているともされています。ハワイ語の特徴としては使われる音素が少ないというものがあり、一般的なハワイ語で使われる母音・子音というのは以下のみです。

母音 : a, e, i, o, u
子音 : h, k, l, m, n, p, w, ʻ
(この少ない音素に「‘ 」(オキナ)と「¯」(カハコー)という記号をつけることでハワイ語は成り立っています)

こうした要因もあって、ハワイ語というのは似た言葉で違う意味を持つものがたくさんあります。どうしてハワイ語がほかの言語のように多彩な音を使うようにならなかったのかはまだハッキリとは分かっていないようですが、一説には文字という文化が発達しなかったため、少ない言葉でコミュニケーションを取るようになったともいわれています。さてそんなハワイ語ですが、次に実際に使われている挨拶の言葉から見ていきましょう。

ハワイ語の挨拶

ハワイ語における挨拶とはだいたい以下の3パターンがあります。

・アロハ:aloha
・マハロ:mahalo
・エコモマイ:e komo mai

どれもハワイにいったことがある人なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。もっとも有名なのは「アロハ」だと思いますが、アロハという言葉にはいろいろな意味があります。また、ほかの2つに関しても挨拶以外の意味を含む場合がありますので、ぜひその内容を知っておきましょう。

アロハ

だいたいハワイでアロハと言えばアロハと返してくれますが。アロハには「こんにちは」「ありがとう」といった意味があります。そのため、日常的にもっとも多く使われる言葉がアロハといえるでしょう。

ただ、アロハにはほかにも「さようなら」「愛しています」といった意味があります。しかし、こうなると使い分けるのが大変そうですよね。なぜ、アロハにはこのようなたくさんの意味があるのか?と不思議にも感じます。ちなみにそんなアロハ(aloha)という言葉ですが、実は5つの言葉から成り立っているということをご存知でしょうか。

<alohaを構成する5つのハワイ語>
Akahai:思いやり
Lokahi:調和
Olu'olu:喜び
Ha'a ha'a:謙虚
Ahonui:忍耐

つまり、アロハには上記の5つの言葉が複合的に含まれているので、多彩な意味が入り混じっているわけです。このようにシチュエーションや相手との関係性でもアロハという言葉のニュアンスが変わってくるというのも、ハワイ語の面白いところだと思います。

アロハポーズに関する記事はこちら

マハロ

アロハについで使う機会が多いのがこちらのマハロです。マハロは主に感謝を伝えるときに使う言葉で、「ありがとう」や「敬意」を評するときに使用するのが一般的とされています。

ちなみに最大限に相手へ感謝を伝えたいときには「Mahalo nui loa(マハロ・ヌイ・ロア)」という言葉を使います。イメージとしてはサンキューとサンキューベリーマッチの違いといったところですね。

ぜひハワイに訪れた際、現地の人から何か助けてもらった際には「Mahalo nui loa(マハロ・ヌイ・ロア)」と伝えてみましょう。

エコモマイ

こちらは英語でいうところの「welcome」に近い挨拶です。ようこそ、いらっしゃいといったニュアンスですね。つまり、ハワイで「エコモマイ」といわれたら歓迎されていることを意味します。

サーフィンにまつわるハワイ語

次にサーフィンにまつわるハワイ語をご紹介していきたいと思いますが、まずサーフィンはハワイ語で「he’e nalu(ヘエ・ナル)」といいます。「he’e」が滑るという意味で、「nalu」が波を意味しています。

つまり、波を滑る=サーフィンといったイメージですね。ちなみに、昔のハワイではサーフィンは王族たちだけにしか許されていなかった競技だったので、この「he’e nalu(ヘエ・ナル)」という言葉は神聖なものでもありました。

なお、ほかにもサーフィンや海に関するハワイ語を知ってもらうため、下記に一覧としてまとめました。ぜひ、こちらもご覧ください。

<サーフィン・海に関するハワイ語>
・アウアウ'au'au:泳ぐ
・アウカイAukai:船乗り
・カイkai:海
・カナロアkanaloa:水や海の神
・カハカイkahakai:砂浜、ビーチ
・パアアオpaao:カヌー
・モアナmoana:大洋、太平洋
・ワイwai:水(ちなみにwaikiki=水が吹き出す場所、という意味があります)

【次のページ】ハワイ語の素敵な名前

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