最近、北米やヨーロッパなどで人気を呼んでいるウェイクサーフィン。日本でも段々と流行り始めているのですが、まだウェイクサーフィンがどういったものか知らないという人も多いと思います。
そこで、ここではウェイクサーフィンの特徴やウェイクボードとの違いについて解説をしていきます。また、日本国内でウェイクサーフィンが体験できるスポットについてもご紹介していきますので、ぜひ興味がある方はこれをきっかけにウェイクサーフィンを始めてみてください。
ウェイクサーフィンとは?
ウェイクサーフィンというのはボートの引き波を利用して水面を滑走するウォーターアクティビティです。日本だと主に湖や川などでおこなう場合が多いのですが、もちろん波が立っていなければ海でもおこなうことができます。
ちなみにウェイクサーフィンをする際のボードですが、これは海で使っているサーフボードと同じものでかまいません。リーシュコードを付けるというのも普通のサーフィンと同様です。ウェイクサーフィンは海でおこなうサーフィンと違って人工的に作った波に乗るので、上手ければいつまででも波に乗っていられます。
もちろんターンなどの技を決めることもできますので、その爽快感というのは普通のサーフィンにまったく引けを取らないといって良いでしょう。むしろボートで波を発生させるので、海のように当日のコンディションを気にしなくていい分、時間を有効的に使えるとも言えます。こうした条件の良さから、最近では湖でウェイクサーフィンを楽しむサーファーの方も増えてきているようです。
ウェイクサーフィンとウェイクボードの違い
ウェイクサーフィンと聞くと「ウェイクボードのこと?」と思う人が多いのですが、ウェイクサーフィンとウェイクボードは違うスポーツです。もちろん似ている部分もありますが、違う点もたくさんあります。
まず似ている部分から説明をしますが、「かならずボートを利用すること」「湖などでおこなうのがメイン」というところが2つのスポーツの似ているところです。
そして、次に違う部分についてですが、こちらは分かりやすいよう下記に特徴をまとめました。
ウェイクサーフィンとウェイクボードの違い
・ウェイクサーフィンはボートから伸びるロープ(ハンドルラインとも呼ぶ)を持つのは最初だけで、あとはボートが水面を走ったあとに発生する引き波を利用して進む。ウェイクボードはロープをずっと持ったまま水面を滑走する。
・ウェイクサーフィンは素足でそのままサーフボードに乗る。ウェイクボードはブーツを使ってボードと自分を固定する。
ウェイクサーフィンとウェイクボードの大きな違いはこの2点です。
あとはウェイクボードの方がローブを持ったまま水面を進み、さらにボードと足が固定されているため大きなジャンプをしたり空中でクルクルっと回る大技ができたりするという点が挙げられますが、ウェイクサーフィンも慣れてくると普通のサーフィンのようなエアリアルを決めることができます。
海と同じように波の動きを読む力が付きますし、さらに上達をしていけばどこまででも滑走ができるという喜びを感じることができます。
ウェイクサーフィンのおすすめ体験スポット
ここからは「ウィンドサーフィンに興味が沸いてきたかも!」という方のために、日本でウィンドサーフィンができるおすすめのスポットをご紹介していきます。
東北
S.A.Y ウェイクサーフィン体験教室
こちらは福島県猪苗代湖にあるウェイクボードショップが開催している「ウェイクサーフィン体験教室」です。ひとり5,500円程度から遊ぶことができて、最大で3時間しっかりとウェイクサーフィンの練習をすることができます。もちろんグループみんなで予約することも可能です。(最大9名まで)東北にお住いの方であれば、まずはこちらでウェイクサーフィンを体験してみてください。
甲信越
Wake board field SATIVA ウェイクサーフィン体験
東京からもアクセスがしやすい山梨県河口湖にてウェイクサーフィンが楽しめるのがこちら。ひとり3,500円程度で1時間のウェイクサーフィンレッスンが受けられます。評判や口コミもよく、すぐに立てるようになったという声も多いので非常におすすめです。
関東
波道tokyo ウェイクサーフィン体験
埼玉県八潮市にて「荒川でのウェイクサーフィン教室」を開催しているのがこちら。都心からであれば日帰り利用するにも最適で、またやりたくなったときにもちょっとした空き時間に訪れられるのでとても便利です。プロライダーが親切に教えてくれてひとり5,000円からというのも魅力的なポイントとなっています。
GARDEN-A.House ウェイクサーフィン体験
千葉県市川市、江戸川を利用してウェイクサーフィン体験ができるのがこちら。都心からアクセスがしやすく、さらに手ぶらで行っても大丈夫というのが最大の魅力です。(なお、ボードなどのレンタルは無料ですがドライスーツのみ別途レンタル料1,000円がかかります) ちなみに朝7時から予約ができる日もありますので、エクストリーム出社をしたい人にもおすすめとなっています。
東海
CRONY minoguchien towing service ウェイクサーフィン体験
静岡県の浜名湖でウェイクサーフィンが出来るところがこちら。温暖な気候なので冬でも比較的サーフィンがしやすいのが特徴的です。ひとり5,500円で1時間みっちりとレッスンを受けることができます。
関西
PROSHOP USA☆GI ウェイクサーフィン体験
大阪府大阪市の淀川でウェイクサーフィンが楽しめるスポットがこちら。市街地から車で20分、さらにUSJからも近いので近くに泊まれば夏場はテーマパークとウェイクサーフィンという2つの遊びが体験出来たりします。また、1レッスン2,500円からという安さもまたおすすめのポイントです。
RISING FORCE ウェイクサーフィン体験
日本一の大きさを誇る滋賀県琵琶湖でウェイクサーフィン体験が出来るスポットがこちら。琵琶湖は日本においてSAPやウェイクボードなどの聖地ともいわれていますが、ウェイクサーフィンも最近では人気です。初めてウェイクサーフィンをするという方も、海のように広い琵琶湖でやれば思い出に残ること間違いなし。また、インストラクターのレベルも高いので上達も早いというメリットがあります。
山陰・山陽
SLASH ウェイクサーフィン体験
岡山県倉敷市を流れる高梁川でウェイクサーフィンができます。比較的に川の流れがおだやかなので、初心者でもほぼ100%立てるようになるとのこと。時期によって予約の受付可否がありますので、まずはショップまで連絡をしてみてください。
SEA CREWウェイクサーフィン体験
広島県尾道市の向島、雄大な瀬戸内海でウェイクサーフィンが出来るという、とにかくロケーションが最高なスポットがこちら。経営するのは海の家のオーナーで、プロウェイクボーダーの資格を持っています。安心してレッスンが受けられ、1人~9人までのグループ予約が可能。ひとり5,500円からとなっています。
九州
Nice Time ウェイクサーフィン体験
福岡県久留米市を流れる筑後川でウェイクサーフィンを体験できるスポットがこちら。割引ありでひとり3,000円からという安さがとても魅力的で、さらに川の流れがおだやかなので初心者でもボードにすぐ立ちやすいというのがおすすめのポイントです。
池田湖マリーナWARNA ウェイクサーフィン体験
こちらは鹿児島県指宿市にある池田湖でウェイクサーフィンが出来るスポットです。ひとり5,800円でウェイクサーフィンに必要な道具一式がすべてレンタル可能。手ぶらで楽しむことができますので、旅行のついでにウォーターアクティビティを楽しみたいという方にもおすすめです。
WHIZ ウィズ ウェイクサーフィン体験
サーフィンのメッカとしても知られる宮崎県ですが、県内にある石峠レイクランドにある大内原ダム湖でウェイクサーフィンもできます。料金はひとり15,500円からとなりますが道具のレンタルはすべて込みで、さらに湖を自分だけで1時間貸し切れるというのが最大の魅力となっています。本格的にウェイクサーフィンの練習がしたいという人には最適のスポットとなっていますので、ぜひ参考までにその内容を確認してみてください。
※アソビュー! 情報参照
ウェイクサーフィンを体験しよう!
新しいサーフィンの形として注目を集めているウェイクサーフィンについてご紹介してきました。インストラクターに教えてもらえばその日のうちにボードに立つことが出来るようになりますので、ぜひおすすめしたスポットまで足を運んでみてください。