サーフィンに携わる人であれば一度は「ロビーナッシュ」の名前を聞いたことがあるかと思います。ロビーナッシュはウィンドサーフィンがまだマイナーなマリンスポーツだったころからの先駆者で、これまでに何度となく世界王者に輝いているまさに「帝王」です。
ここではロビーナッシュのプロフィールやキャリア、そして彼が手がけるブランドについてご紹介していきたいと思います。
ロビーナッシュとは?
ロビーナッシュはカリフォルニア生まれハワイ育ちという生粋のサーファーです。幼いころからサーフィンという文化に触れ、57歳を迎える今でも現役のウォーターマンとして活躍をしています。
プロフィール
ロビーナッシュは1963年4月23日にカリフォルニアで生まれました。父親がサーファー兼シェイパーだったということもあり、小さなころからサーフィンが身近な存在だったことは間違いありません。
そんな父親の仕事も影響して、一家は当時5歳だったロビーナッシュを連れてカリフォルニアからハワイへと移住しました。そしてロビーナッシュが11歳のころ、ハワイでまだ世の中に出始めたばかりのウィンドサーフィンと出会うことになります。
ウィンドサーフィンのキャリア
ウィンドサーフィンにのめり込むこととなったロビーナッシュは、その後1976年の世界大会でアマチュアとして優勝を果たすのですが、このときはまだ若干13歳でした。そして、翌年から1979年までの間チャンピオンであり続けたロビーナッシュは、自他ともに認めるウィンドサーフィン界の絶対王者になっていきます。
その後もロビーナッシュの強さは変わらず、何度もワールドチャンピオンに輝き、実力に加えて当時としてはまだ珍しいウィンドサーフィンによるフォワードループといった空中回転技を決めるなど、その名は世界中の人へと知れ渡っていきます。
カイトサーフィン界へ
ウィンドサーフィンの世界で一世風靡を巻き起こしたロビーナッシュが次に目を付けたのは、これまた世界でまだ珍しかったカイトサーフィンでした。1990年代に流行を見せ始めたカイトサーフィンに挑戦したロビーナッシュは、ここでも世界タイトルを2度獲得。
そして、そのほかパドルアップサーフィンなどにもチャレンジをしたロビーナッシュは、自身でマリンスポーツに関連したブランドを立ち上げることとなっていきます。
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ロビーナッシュがプロデュースするブランド「ナッシュ」
ロビーナッシュの名前が入っているマリンスポーツブランド「ナッシュ」は、ハワイのマウイ島に本拠地を置いています。このマウイ島にある「ナッシュ」では日々、様々なマリンスポーツに関連するアイテムが開発されていますが、最近ではフォイルボードなども手掛けるようになってきました。
小さなころから海を遊び場としてきたロビーナッシュが、これまでに経験してきた色々なサーフィンの形を具現化する工房がこちらの「ナッシュ」というわけです。
ちなみにマウイ島を本拠地としているのは、あらゆるシチュエーションを想定しながらサーフボード作りが出来るからとも語っています。
まとめ
ウィンドサーフィン界のレジェンドであり、今でも様々なサーフィンの形にチャレンジし続けるロビーナッシュは全世界のサーファーにとって憧れの存在です。そんなロビーナッシュのポリシーや遊び心が詰まったアイテムが、マウイ島の「ナッシュ」では開発をされています。
サーフィンの新しい楽しみ方を見つけたいという人は、ぜひこちらの「ナッシュ」で作られている商品をチェックしてみてください。