ここ数年でアウトドアが大変なブームとなってきていますが、そんな世の中の動きに合わせてキャンピングカーの需要も高まってきています。
しかし、実際にキャンピングカーを持っている人というのは少ないので、いまいち魅力やデメリットなどが分かりづらい部分もありますよね。
そこで、この記事ではキャンピングカーの魅力やデメリット、そして今じんわりと流行ってきている「バンコン」についてもご紹介していきたいと思います。
バンコンって何?と興味がある方は、ぜひ最後までご覧になっていってください。
キャンピングカーの魅力
それではまず、キャンピングカーの魅力からお伝えしていきたいと思います。
キャンプなどがより楽しくなるキャンピングカーは、アウトドア好きからすれば憧れの存在です。
「購入したいけど値段も安くないから…」と迷っている方は、もう一度キャンピングカーの魅力を再確認してみましょう。
自由な旅ができる
キャンピングカーの最大の魅力は、とにかく自由な旅ができるという点です。
普通の車と違って、キャンピングカーには生活に必要なものがほぼすべて積み込めます。
しかもシャワーやトイレといった設備も付いているタイプもあるため、どこへでも何日でも移動することが可能です。
また、ひとりでも家族と一緒でも、時間に縛られずに旅行が出来るというのは最高の贅沢です。
しかもキャンピングカーであれば好きなときに料理をして食事を楽しむことも出来ます。
そこが街中であろうと大自然の中であろうと、普段と変わらないレベルの生活力を持ちながら旅行を楽しめるというのがキャンピングカーならではの魅力と言えるでしょう。
宿泊費がかからない
キャンピングカーというのは、簡単に言ってしまえば「移動できる家」みたいなものです。
そのため、どこに行ったとしても駐車できるスペースさえあればその日の宿泊先が確保できます。
もちろん普通の旅行で必要となる宿泊費が掛かりませんので、年間に何度も旅行をする方からするとトータルしてお金の節約にもなるかもしれません。
また、日本中を旅してみたいという夢を持っている方にとっても、キャンピングカーは最高の相棒です。
毎日どこかに宿泊するとなると大変な金額になってしまいますが、キャンピングカーが1台あればずっと車の中で寝泊まりすることが出来ます。
ある意味「車が壊れて使えなくなるまで宿泊代に困らない」わけですので、これもまたキャンピングカーの魅力のひとつと言えますね。
ペットを連れていける
ペットを飼っていると旅行をするときに、宿泊先が「ペット可かどうか」というのも気になる点ですが、キャンピングカーがあればそんなことにも困りません。
どこへでもペットと一緒に旅行が出来ますので、家族揃って遠出を楽しめます。
大自然の中で犬や猫を遊ばせてあげたいといった飼い主の願望を叶えてくれるのも、キャンピングカーだから出来ることと言えるでしょう。
キャンピングカーを持つデメリット
旅行好き・アウトドア好きの方からすれば堪らない魅力を持っているキャンピングカーですが、やはりそこにはデメリットもあります。
デメリットを理解した上で、上手くキャンピングカーと付き合っていくというのも大事なことですので、ぜひこちらの内容も参考にしていってください。
購入費・維持費が高い
販売されているキャンピングカーというのはどれもかなり高額です。
そのため、キャンピングカーが欲しいけど手が出ない人が多いわけですね。
やはりキャンピングカーはほかの車にない設備などを搭載しているため、当然値段も高くなります。
また、キャンピングカーではメンテナンスなどの維持費も掛かりますので、所有しているだけでもある程度のお金が掛かってしまうというのがひとつのデメリットです。
普段使いに適さない
見た目からしてインパクトのあるキャンピングカーは普段使いにあまり適しません。
というのも、キャンピングカーのほとんどは大型の車両となりますので、道幅が狭い都市部などではかなり運転がしづらいです。
また、キャンピングカーで買い物に行こうとしても、都市部にあるような普通のスーパーではサイズ的に駐車スペースからはみ出してしまう可能性もあります。
もちろん車体が重たい分、省エネ設計の車よりガソリンをよく使うというのもデメリットとなる部分です。
こうした様々な理由からキャンピングカーは普段使いに適さないと言えますので、購入する際には自分が住んでいる周りの環境なども考慮するようにしましょう。
清掃やメンテナンスが必要
キャンピングカーにはシャワーやトイレといった水回りの設備が含まれていますので、定期的な清掃やメンテナンスが必要となります。
また、キャンピングカーの中で水を使用する場合は、その水も自分で貯めなければいけません。
もちろん排泄物の処理も自分でおこなわなければいけないので、この点もデメリットのひとつとして数えられるでしょう。
駐車場を探すのが難しい
キャンピングカーを購入できるだけのお金がある、メンテナンスなどの手間も特に気にならない。
そういった方がキャンピングカーを買おうと思っても、日頃から停めておける駐車場が家の近くになければ現実的に所有することが難しくなります。
ちなみに一般的な車の車庫証明を取得するには、自宅から2キロ圏内の駐車場を使わなければいけません。
しかし、キャンピングカーのような特殊車両の場合は警察署に申請を出すことで2キロ圏外の駐車場でも認められるケースがあります。
とは言っても、都市部においてはキャンピングカーが停められるような広い駐車場があまり多くないので、まずは車体を買う前に駐車場を探すということを覚えておいてください。
バンコンとは?
デメリットに挙げたものの中には、いくつか「車体の大きさ」が問題となる部分もありました。
そんな車体自体の問題を解消してくれるのがバンコンです。
バンコンとは、市販されているワンボックスカーやバンをベースに作られたキャンピングカーのことです。
車体のベースに一般的なワンボックスカーやバンを使っているバンコンであれば、駐車場探しなどに困ることもありません。
また、普通にキャンピングカーを買うより比較的安く購入できるというのもバンコンの魅力です。
お金が問題となりこれまでキャンピングカーを諦めてきた方は、ぜひ一度バンコンをチェックしてみてください。
キャンピングカーはレンタルできる
本格的にキャンピングカーを買う前に1回試しに使ってみたいという場合は、レンタルキャンピングカーがおすすめです。
自分に運転が出来るのか?実際の乗り心地はどんなものなのか?といったことを確認したいときにも便利ですので、ぜひ利用してもらえればと思います。
ちなみに場所によってはレンタルキャンピングカーを借りる時間を細かく設定できるところもあります。
憧れのキャンピングカー選びに失敗しないためにも、事前に色々と確認をしておくことは大事です。
ぜひこうしたサービスも賢く活用してみてください。
まとめ
アウトドア好きの方からすれば憧れの存在であるキャンピングカーについて、その魅力やデメリットに感じる部分をご紹介してきました。
キャンピングカーは旅行好きの方やペット連れの方にも人気があります。
しかし、決して安い買い物ではないのがキャンピングカーです。
購入を検討する際には、ぜひご覧いただいた魅力とデメリットをよく理解した上で決断してもらえればと思います。
また、ちょっとしたキャンピングカー体験をしたいのであればレンタルもおすすめですので、そちらもどうぞ参考にしてみてください。