車中泊でシャワーを浴びるには?お風呂事情やおすすめアイテムも

最近ちょっとしたブームになってきている「車中泊」ですが、車で寝泊まりしているときに「みんなはシャワーやお風呂とかってどうしているの?」という疑問がありますよね。

そこで、この記事では車中泊におけるシャワー事情についてご紹介していきたいと思います。

車中泊をする方というのは、趣味や楽しみの一環としてやっている方から仕事上車中泊をすることが多いといった方まで様々です。

それぞれの方がどういったシャワー対策をおこなっているかを知ると、車中泊スキルがワンランクアップしますのでぜひ参考にしていってください。

車中泊でのシャワー・お風呂事情

それではまず車中泊でのシャワーやお風呂事情について見ていきましょう。

なお、こちらは各施設を利用したパターンとなります。

銭湯

アウトドアの一環で地方に訪れた場合は、銭湯を利用するのがポピュラーな方法と言えます。

また、銭湯ではなく温泉巡りをしながら車中泊の旅を楽しむ人も少なくないはずです。

ちなみに銭湯であれば1回数百円の入浴料で事足りるので非常に経済的です。

シャワーも浴槽も付いているのでしっかりとした入浴をしたい方にとっては最適な方法と言えるでしょう。

コインシャワー

キャンプ場の中にはコインシャワーが設置されているところがあります。

車中泊をしていて「手軽に汗だけ流したいといった場合」や「近くに銭湯などがないといった場合」には、こうしたコインシャワーを利用する機会が多いです。

ちなみにコインシャワーは高速道路のパーキングエリアに設置されていることもあります。

仕事で夜通し車を運転して、パーキングエリアで仮眠を取るといったときにお世話になることが多いのもこちらのコインシャワーです。

コインシャワーはだいたい100円~200円くらいの料金で、お湯が10分前後出るといったものが一般的となっています。

なお、コインシャワーというと「しっかり身体や髪が洗えなさそう…」といったイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最近のコインシャワーは性能が良いので不便さをまったく感じません。

また、場所によってはコインシャワーとコインランドリーが併設されている場所もあるので、昼間に汗をかいたTシャツなどをパパっと洗濯することもできます。

ネットカフェ

ある程度の都市部を移動しながら車中泊旅行を楽しんでいる場合は、ネットカフェでシャワーを浴びるといったケースもあります。

ネットカフェの中にはシャワーだけの利用が可能なところや、女性専用のシャワールームを用意しているところもあり、実はかなり便利です。

しかもネットカフェのシャワーを利用するとタオルやドライヤーが使えたりするので、快適さという点でも申し分がありません。

車中泊を楽しむために寝るのは車だけど、シャワーはしっかりとしたところを利用したいといった方は、ぜひネットカフェの利用も検討してみてください。

車中泊でシャワーを浴びる方法とおすすめグッズ

ここからは「せっかく車中泊をするのならシャワーもアウトドア仕様にしたい」という方に向けておすすめのグッズをご紹介していきます。

アウトドアの環境でシャワーを浴びられるようにするためには「シャワーテント」と「ポータブルシャワー」が必要になってきます。

こちらは手軽に設置することが可能なポップアップテントで、シャワーテントとしても使える優れものとなっています。

テントの内部にはポケットやハンガーロープが付いているため、下着やタオルなどを持って入れるところが魅力的です。

また、重量が2.3kgでコンパクトに折りたためる部分もおすすめのポイントと言えます。

これなら女性ひとりでも持ち運びができますし、簡単に組み立てることが可能です。

4,000円前後とリーズナブルな値段になっていますので、ぜひひとつ買って車の中に常備しておいてください。

海や川などに行った際、着替え用のテントとしても重宝すること間違いなしです。

そしてこちらが合わせて用意しておきたいポータブルシャワーとなります。

各モバイルバッテリーやシガーソケットから充電できるのでとても便利です。

原理としてはポンプで水を吸い上げてシャワーヘッドから流すというシンプルなものですが、1分間に2.5Lの水を出せるので水圧的には問題がないと言えます。

なおこちらのポータブルシャワーはホースの長さが1.8mで、フル充電で45分~60分ほど使用可能です。

付属品にシャワーヘッドを固定するためのフックや吸盤が付いていますので、シャワーテント内はもちろんのこと車にシャワーをくっつけて使うことも出来ます。

ファミリーで川遊びなどに行くときにも重宝するアイテムなので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

なお、ポータブルシャワーを使うときには水やお湯を貯めておくタンクも必要となりますが、そちらは30リットルタイプでだいたい3000円前後となっています。

その他車中泊グッズ

車中泊でシャワーを浴びるために必要なアイテムをご紹介してきましたが、ここからは他にもあると便利な車中泊グッズを見ていきます。

必需品

まずは車中泊の必需品からです。

最低限持っておかないと厳しいと言えるグッズは以下2点となりますので参考にしてみてください。

・寝具(寝袋、マット、ブランケットなど)
・カーテンやシェード

車中泊をするわけですから寝具は欠かせないグッズと言えます。

夏場であればマットを敷いてその上に寝ればOKですが、寒くなってくると寝袋が必需品になってきます。

車中泊をする場所や季節によっては車内の温度が非常に下がる可能性もあるので、寝袋は常備しておくようにしましょう。

また、ブランケットはオールシーズン使える便利グッズです。

1枚あるだけでかなり助かるときもあるので、ぜひ車の中に置いておいてください。

さらに外からの光や視線を遮るカーテンやシェードも必需品です。

寝ている姿を外から見られていては無防備すぎるので、車中泊をする際にはカーテンやシェードを使って車内を見えなくしましょう。

便利グッズ

持っていると便利なグッズで言いますと、以下のようなものが挙げられます。

・小型扇風機
・小型エアコン
・LEDライト
・ポータブルバッテリー
・シェラカップ
・ケトル
・テーブル

冬場の寒さはとにかく着こむ(真冬用の寝袋を使う)ことでなんとかなるケースもありますが、夏場の暑さはどうしようもありません。

そこであると便利なのが小型の扇風機やエアコンです。

最近は屋外や車中泊用に使えるポータブルエアコンというものが販売されていますので、夏場に車中泊をする方はぜひチェックしてみてください。

また、こうした冷房アイテムを使うにはポータブルバッテリーが必要になってきます。

ポータブルバッテリーはあらゆるアイテムの充電に使えますので、ひとつだけでも持っておくと便利です。

ちなみにアウトドアをしていて「ちょっとカップラーメンでも食べようかな」といったとき、電気ケトルとポータブルバッテリーの組み合わせは最高です。

そのためケトルも便利グッズのひとつに入れてあります。

あとはお湯を沸かしてコーヒーやお茶、即席スープを飲むときにシェラカップがあると助かりますし、そういったグッズを置くテーブルもあれば便利です。

このあたりを抑えておけば車中泊デビューの際にも失敗することがありませんので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:車中泊グッズおすすめ10選!必需品から便利グッズまで

まとめ

車中泊でのシャワー事情やおすすめのシャワーアイテム、さらにあると便利な車中泊グッズをご紹介してきました。

車中泊を快適に楽しむためにはこうしたグッズたちの存在が必要不可欠です。

特にこれから車中泊を始める方は現地に行って「あれがないこれがない…」と慌てないように、各グッズをしっかりと準備していくようにしましょう。

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