この記事では「これからサーフィンを趣味にしてみよう!」と思っている方のために、関東でおすすめの3つのサーフポイントをご紹介していきます。
どちらも初心者向けのサーフポイントなので、きっと参考になるはずです。
また、ここではそのほかにもサーフィン初心者が知っておくべきサーフポイントの特徴などについても解説しています。
初心者がサーフィンを始めるにはどんなポイントが最適なのか?どういった場所を選べば練習しやすいのか?といった点を知りたい方は、ぜひチェックしていってください。
初心者向けサーフポイントの特徴
まずは初心者に向いているサーフポイントの特徴から見ていきましょう。
・ビーチブレイク
・遠浅
・トロイ波
サーフィン初心者が練習を始めるときは、上記3つの条件が揃ったサーフポイントを選ぶのがコツです。
ということで、それぞれの条件について詳しく解説していきます。
ビーチブレイク
サーフポイントには大きく分けてビーチブレイクとリーフブレイクの2つがあります。
ビーチブレイクというのは海底が砂で出来ているサーフポイントのことです。
対してリーフブレイクとは海底にサンゴ礁(リーフ)や岩場などがあるサーフポイントのことを指します。
初心者の場合だとテイクオフの練習をしているときにボードから落ちる回数が多いわけですが、このとき海底が岩場だとかなり危険です。
波の勢いが強いときにはそのまま海底に身体を打ち付けられることもあるので、最初のうちは海底が砂になっているビーチブレイクを選ぶようにしましょう。
ちなみにビーチブレイクのサーフポイントは海底に積もっている砂の形によって波の大きさなどが変わってきます。
いつも同じ場所でサーフィンをしていると段々とビーチブレイクのパターンが読めてきたりもしますので、継続して同じサーフポイントに通うというのもひとつのコツです。
ぜひこのあたりも意識してみてください。
遠浅
初心者の場合であれば遠浅のサーフポイントを選ぶというのも重要です。
遠浅のポイントだと比較的足がつきやすいので、何かあった際にも安心です。
ある程度サイズの大きな波に巻き込まれると海中でどちらが上か下かも分からなくなるときがあるのですが、こういったときにも遠浅の海であれば安全性が増します。
波が発生しやすい沖の方まで出てもちゃんと足がつく場所であればリスクも少ないので、ぜひそういったポイントを選んでください。
トロイ波
大きく分けると波の種類には速い波とトロイ波の2つがあります。
ブレイクしてから波が崩れるスピードが早いものがいわゆる速い波と呼ばれ、ブレイク後も波の崩れ方がダラダラとしているのがトロイ波と呼ばれています。
トロイ波の方がテイクオフのタイミングが図りやすいので初心者向きです。
初心者がいきなり速い波に乗ろうとしてもピークに達するまでの時間が短いのですぐにボードから落ちてしまいます。
そのため、最初のうちはトロイ波でテイクオフのタイミングを掴む練習をするようにしましょう。
ちなみに波の種類にはダンパーと呼ばれるものもあるのですが、こちらは波が一斉に崩れるようなものを指します。
ダンパーの波はサーファーが嫌う波の代表格とも言え、初心者向きではありません。
これは波が一斉に崩れると上手くテイクオフが出来てもその後が続かないからです。
なお、海岸から海をチェックしてみて、波の状態がダンパーのようであれば別の場所を探すのが賢明とも言えます。
このあたりもぜひ覚えておいてください。
関東の初心者向けサーフポイント3選
ここからは関東で初心者向きのサーフポイントを3つご紹介していきます。
神奈川・鵠沼海岸
神奈川県の鵠沼海岸は関東屈指のサーフポイントです。
年間を通して多くのサーファーが訪れる場所であり、コンスタントに良い波がやってくるポイントとしても知られています。
ちなみにこちらの鵠沼海岸は海底がビーチブレイクになっていてほどほどに遠浅です。
このあたりに関しては初心者向きである条件が揃っています。
さらにサーフポイントとして有名なこともあり公共施設が充実しているところも魅力的な部分です。
近くにはサーフショップが数多く点在しているので着替える場所などにも困りません。
また、近隣には多くの駐車場があり、車での訪れやすさは抜群です。
電車でも都心から1時間程度で着きますので、アクセス性という意味では関東ナンバーワンのサーフポイントと言えるでしょう。
なお、近くにあるサーフショップではサーフボードやウェットスーツのレンタルをおこなっているところも多いです。
同時にサーフィンスクールをおこなっているお店も多数ありますので、初めてサーフィンをするという方の場合は手ぶらでもサーフィンが楽しめます。
千葉・太東
千葉県北部・九十九里浜の一部にあたるのが、こちら太東というサーフポイントです。
太東はサーフィンのオリンピック会場に選ばれた釣ヶ崎海岸の隣に位置するサーフポイントでもあり、波の質はまさに抜群です。
釣ヶ崎海岸より穏やかな波がやってきますので初心者向きであり、ビーチブレイクで遠浅といった条件にも当てはまっています。
太東はサーフィン初心者も多く訪れる場所なので、基本的な練習をしていても周りの目が気になりません。
こういったところも太東をおすすめする理由なので、千葉県でサーフィンをするならぜひ太東を選んでみてください。
ちなみに太東も公共施設やサーフショップが充実しているサーフポイントです。
トイレ・駐車場・着替える場所には困りませんので、女性の方でも安心して利用できるサーフポイントと言えるでしょう。
茨城・大洗(大貫)
茨城県の大洗にある大貫も初心者向きのサーフポイントです。
非常に遠浅なポイントでもあるので、かなり沖まで行っても足がちゃんとつきます。
もちろん海底はビーチブレイクで安全性も確かです。
1年を通じてトロイ波が発生しやすいポイントとして知られているので、初心者がテイクオフの練習をするには絶好の場所と言えるでしょう。
また、こちらも駐車場やトイレが完備されていて、利用のしやすさという面でもおすすめができます。
初めてのサーフィンなら体験スクールがおすすめ
これから初めてサーフィンにチャレンジするという場合は、サーフショップ主催の「体験スクール」を利用するのもひとつの手です。
サーフィン体験スクールではサーフボードからウェットスーツまで全部レンタルが可能です。
そのため、道具を何も持っていなくても利用できます。
いきなりサーフボードを購入するのはハードルが高いと思っている方にもおすすめなので、ぜひ一度チェックしてみてください。
ちなみに先ほどご紹介したおすすめサーフポイントの近くであれば、どこでもサーフィン体験スクールをおこなっているサーフショップが見つかります。
また、サーフィン体験スクールを利用するメリットには「独学より上達が早い」「講師がいるので安全」「サーフィンに必要な道具の選び方を教えてくれる」といった部分も挙げられます。
自分ひとりでサーフィンを始めるより効率的でもありますので、ぜひ利用を検討してみてください。
関東の初心者向けサーフポイントをチェック
サーフィン初心者におすすめしたい関東のサーフポイント3選をご紹介してきました。
ご覧いただいたサーフポイントはどこも非常にメジャーです。
初心者向きの地形・波質・利用のしやすさを兼ね備えていますので、ぜひこれからサーフィンを始めるという方は一度足を運んでみてください。