この記事では洗車やアウトドアの際に持っていると便利なアイテムである「電動シャワー」についてご紹介していきます。
電動シャワーはキャンパーやサーファーたちの間で愛用されているアウトドアグッズのひとつです。
どんなところでもシャワーが使えて、汗や汚れた足などをササっと流せるところが魅力的な部分となっています。
ここでは、そんな電動シャワーの中からおすすめの商品を3つピックアップしてみました。
どれもおすすめの電動シャワーとなっていますので、ぜひ参考にしていってください。
電動シャワーの選び方
それではまず、電動シャワーの選び方から見ていきましょう。
電動シャワーにはいくつかの種類がありますので、自分が使うときのことを想像しながら選んでみてください。
電源
電動シャワーの電源には大きく分けて3つのタイプがあります。
・車から電力を供給するタイプ
・充電タイプ
・乾電池タイプ
車のシガーソケットから電力を供給するタイプの電動シャワーはパワーがあり、水圧に関しても問題がありません。
もっとも一般的なタイプとも言えますが、車のバッテリー上がりにだけは注意が必要です。
充電タイプは車から伸びるコードが不要な分、スッキリとした形で使えるところが魅力的な点と言えます。
ただし、充電がなくなれば使えなくなってしまいますので、持っていくときにはバッテリーの残量をよく確認しておきましょう。
最後の乾電池タイプはバッテリー上がりや充電不足といった心配がなく、誰でも手軽に使えるタイプの電動シャワーとなります。
しかし、乾電池タイプは他のタイプと比べて水圧がやや弱めなので、事前に商品の「放水量」などをチェックしておくことが必要です。
容量
電動シャワーを利用する際のポリタンクの容量は20リットル~30リットルあたりが一般的と言えます。
30リットル以上になると持ち運ぶのに男性でもかなりの力が必要となりますので、この点はよく覚えておきましょう。
ちなみに電動シャワーの水圧はだいたい「3L/分」くらいとなっていますので、30リットルのポリタンクならシャワーを10分間使えるということになります。
水圧
電動シャワーを選ぶときにもっとも重要なポイントが「水圧」です。
水圧が弱いとシャワーとしてあまり役に立たないので、出来る限り高い水圧のものを選ぶようにしましょう。
なお、先ほども軽く触れましたが大半の電動シャワーは「3L/分」くらいの水圧です。
「3L/分」ほどの水圧があれば十分にシャワーとしての役割を果たしてくれますので、まずはこの基準を覚えておいてください。
中には「4L/分」~「5L/分」といった電動シャワーもありますが、こうした放水量の多いものであれば自宅のシャワーと同じような感覚で使えて便利です。
電動シャワーおすすめ3選
ここからはおすすめの電動シャワー3選をご紹介していきます。
どれもアウトドアなどにぴったりなアイテムとなっていますので、ぜひ参考にしていってください。
まずはアウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」から販売されている電動シャワーをピックアップしました。
こちらの電動シャワーは10分間に50Lの放水が可能というパワフルな水圧を特徴としています。(水圧:5L/分)
車のシガーソケットから電力を供給できるようになっていますので、アウトドアや洗車などすべてのシーンに使える便利なアイテムです。
また、ホースの長さも2mと十分です。
車のボディーに直接貼り付けられる吸盤に加えて、木の枝などに引っ掛けられるS字フックも付いています。
使い方は給水用ポンプをポリタンクの中に入れて、電源ボタンをONにするだけです。
手元に水圧調整用のボタンが付いているので、好きな水圧加減でシャワーが利用できます。
ちなみに値段が5,000円弱と手頃なところもおすすめポイントのひとつです。
アウトドア初心者の方が最初に選ぶ電動シャワーとしては申し分のない一品となっていますので、ぜひチェックしてみてください。
こちらは充電式のポータブル電動シャワーです。
充電式なので余計なコードがなく、持ち運びやすいところが最大の魅力となっています。
(充電はUSB形式)
また、フル充電をすれば連続して1時間半ほど使えるので2~3泊のキャンプをおこなうときにも非常に便利です。
水圧は「高ストール・4L/分」「低ストール・3L/分」という2つの形に分かれています。
低ストールでも3L/分の水圧が得られますので、通常のシャワーや洗車をする際にも不便さを感じることはありません。
なお、ホースの長さは1.8mとなっています。
コンパクトでスペースを取らない電動シャワーなので、軽自動車での車中泊キャンプなどには特におすすめです。
防災用として車に積んでおくにも丁度いいサイズ感となっていて、買っておいて損はない電動シャワーと言えるでしょう。
見た目もオシャレなので、ぜひ一度実際のデザインをご覧になってみてください。
最後にご紹介するのは車から電源が取れて、なおかつ乾電池でも使えるタイプの電動シャワーとなります。
こちらは先ほども取り上げた「LOGOS(ロゴス)」から販売されている別パターンのアイテムです。
車から電源を取った際の水圧は「50L/10分(5L/分)」で、乾電池使用時は「20L/10分(2L/分)」となっています。
乾電池で動くということもあり、車から離れた場所でシャワーを使いたいときにはとても便利です。
また、車のバッテリーを気にせず使えるところも魅力的な部分と言えるでしょう。
ちなみにこちらもホースの長さは2mとなっていますので、高身長の方でも十分に余裕を持って使えます。
シャワーホルダー・吸盤・S字フックといった付属品も完備されていて、ひとつ持っておけばアウトドアや緊急時など幅広いシーンで活躍してくれること間違いなしです。
本格的なキャンプや車中泊のお供におすすめできる電動シャワーですので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
電動シャワーが活躍するシーン
ここからは電動シャワーが活躍するシーンについてご紹介していきます。
洗車
電動シャワーは洗車をする際にとても役立つアイテムです。
一戸建てに住んでいる方なら自宅からホースを伸ばして洗車が出来るかと思いますが、マンションなどに住んでいる場合だとそういった形で洗車が出来ません。
そんなときにポータブル電動シャワーがあると、近くの駐車スペースなどで手軽に洗車が出来るわけです。
「毎回洗車にお金を払うのはもったいない」「自分でしっかりと洗車したい」という方は、一度電動シャワーを使ってみてはいかがでしょうか。
海・アウトドア
海でサーフィンをした後や海水浴を楽しんだ後にはシャワーが必須となります。
ある程度整備されている海水浴場ならシャワー施設があるところも多いのですが、ローカルな海岸だとシャワーがないケースも少なくありません。
そうしたとき、多くのサーファーたちに重宝されているのが電動シャワーとなります。
また、キャンプなどのアウトドアシーンでも電動シャワーは欠かせないアイテムのひとつです。
近場に入浴施設がない場合には自分でお湯を運び、電動シャワーを使って汗を流すというのが一泊キャンプでの入浴方法です。
もちろん一泊くらいならシャワーを浴びなくても平気という方もいるかと思いますが、大自然の中で浴びるシャワーはいつもと違った楽しさや爽快感があります。
災害・緊急時
電動シャワーは地震などの自然災害が発生したときにも使える便利なアイテムです。
水や電気がストップして自宅の風呂が使えなくなったという場合でも、あらかじめバスタブに水やお湯を溜めておけば最低限の入浴は出来ます。
(乾電池式や充電式の電動シャワーなら電気が止まっていても使用可能)
キャンパーの中にはアウトドア用と緊急用を兼ねて電動シャワーを購入している方も多いので、こうした点もぜひ覚えておいてください。
まとめ
洗車やアウトドアの際に持っていると役立つアイテム「電動シャワー」について詳しくまとめてきました。
ご覧いただいたおすすめの電動シャワーはどれも手ごろな値段で高いスペックを誇るものばかりです。
車の中にひとつ用意しておけば様々なシーンで活躍してくれます。
これからキャンプやサーフィンといったアウトドアな趣味を始める方は、ぜひ電動シャワーの購入を検討してみてください。