この記事ではサーフィンや海水浴といったシーンで活躍してくれる「ビーチテント」についてご紹介していきます。
通常のテントより軽量かつ持ち運びしやすいように設計されているのがビーチテントです。
ビーチテントは一般的によく見かけるパラソルより日差しを遮る面積が広く、さらにパーソナルスペースを確保するためにも役立ちます。
そんなビーチテントには色々なタイプがありますので、ここでは「種類」「サイズ」「機能」といった部分を解説しながらビーチテントの選び方をまとめてみました。
また、合わせて「おすすめのビーチテント5選」もご紹介していますので、ビーチテントの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ビーチテントの選び方
それではまず、ビーチテントの選び方から見ていきましょう。
ビーチテントには色々な種類・タイプ・大きさのものがあります。
また、機能性からビーチテントを選ぶという方法もありますが、ここでは購入する前にチェックしておくべきポイントを分かりやすくまとめてみました。
種類・タイプ
ビーチテントには大きく分けて「オープンタイプ」と「クローズタイプ」の2種類があります。
オープンタイプはフロント面が大きく開いていて片側からの日差しを避けられるもの、クローズタイプは通常のテントと同じように四方が囲まれていて出入り口を開け閉めできるものとなります。
オープンタイプの魅力は「設置のしやすさ」「持ち運びやすさと軽さ」といった部分で、クローズタイプの魅力は「パーソナルスペースが確保できる」「更衣室代わりとしても使える」といった部分です。
また、設置方法で考えると「フレームがすでに組み込まれているタイプ」と「フレームを自分で組み立てるタイプ」の2つに分けられますが、初心者におすすめするのは前者の方です。
ただし、フレームを自分で組み立てるタイプの方が堅牢性や防風性に優れていることが多いので、このあたりは使用するシチュエーションを考えながら選んでみてください。
サイズ
ビーチテントを選ぶときにはサイズも確認しておきましょう。
「何人で使うのか?」によって選ぶビーチテントが変わってきます。
ちなみにサイズから選ぶときは「使用人数+1人」を目安にしてみてください。
使用人数とビーチテントのサイズ(中のスペース)がぴったりだと、荷物を置いたときに狭く感じてしまうことが多々あります。
もちろん一緒にビーチテントを使う人の身長によっても選ぶべきサイズが変わってくるため、その点もあらかじめ考慮しておきましょう。
なお、サイズと共にビーチテント全体の重量を確認しておくことも大切です。
仮に女性の方がビーチテントを購入する場合は、自分でも持ち運べる重さなのかチェックしておいてください。
機能
ビーチテントには様々な機能を搭載しているものがあります。
たとえばオープンタイプのビーチテントでもフロント部分が閉められるものなら更衣スペースとして使えますので非常に便利です。
また、クローズタイプのビーチテントを選ぶのであれば、テント内の温度が上昇しないよう窓が「メッシュ素材」になっているものをおすすめします。
そのほかビーチテントの生地に「紫外線カット効果」が施されているかどうかも大きなポイントです。
なお、紫外線カット効果ありのビーチテントには「UPF」や「SPF」などの数値が表示されていますので、そちらを参考にしてみてください。
あとは「テント内にインナーポケットが付いているか?」「メッシュ窓をふさぐスクリーンが付いているか?」などもチェックしておくべき部分です。
インナーポケットやスクリーンが付いているビーチテントの方が実際に使ったとき便利だと感じられますので、ぜひそういった商品を選んでみてください。
【最新】ビーチテントおすすめ5選
それでは続いて「最新のおすすめビーチテント5選」をご紹介していきます。
色々なタイプやサイズのビーチテントをピックアップしましたので、ぜひチェックしていってください。
キャプテンスタッグ
こちらはアウトドアブランドの定番「キャプテンスタッグ」から販売されている「プリズムビーチテント」です。
サイズ:幅200cm×奥行180cm×高さ140cm
収納時:幅60cm×奥行13cm×高さ13cm
重さ:約1.8kg
重さが2kg以下で専用のキャリーバッグも付いてきますので、持ち運びのしやすさを重視する方におすすめしたいビーチテントとなります。
なお、目安の使用人数は1~2人です。
カップルで海に訪れる際などに使えますが、そのほかピクニックなどのレジャーシーンでも活躍してくれるアイテムと言えます。
また、最大の魅力は4,000円以下という手頃な価格をしているところです。
「試しにビーチテントを買ってみようかな」と考えている方にもぴったりだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャプテンスタッグ
続いてご紹介するのも「キャプテンスタッグ」のビーチテントです。
サイズ:幅188cm×奥行×140cm×高さ115 cm
収納時:直径12㎝×長さ110㎝
重さ:約1.2kg
こちらはビーチパラソルとテントを組み合わせたようなアイテムとなっていて、設営方法が簡単なところが特徴的な部分となっています。
閉じた状態のパラソルの頭を持ち、軽く揺すりながら開いていけば自然とビーチテントが完成する仕様です。
一般的なビーチパラソルのように中央の支柱がない分、広々としたスペースを確保できる形となっています。
また、背面や側面の生地にはメッシュ加工が施されているため風通しの良さは抜群です。
(日差しを遮りながらもテント内部が暑くなることを防いでくれる)
さらにシルバーコーティングのおかげで紫外線もカットしてくれるという優れものなので、日焼けを気にする方には特におすすめと言えます。
なお、こちらのビーチテントも5,000円以下とリーズナブルな価格で、試し買いにはぴったりだと思います。
YITGOG
こちらは「YITGOG」のビーチテントです。
3~4人用の大きさなのでファミリータイプのビーチテントをお探しの方におすすめのアイテムとなります。
サイズ:幅210cm×奥行140cm×高さ130cm
収納時:幅43cm×奥行16cm×高さ16cm
重さ:約1.41kg
フロントシート以外の面にはメッシュ窓が設けられていて、十分な通気性を確保してくれます。
(メッシュ窓にはスクリーンが付いているため中を隠すことも可能)
また、テントの内部には財布やスマホなどを収納しておけるインナーポケットや明かりを吊り下げられる天井フックが付いていますので、利便性という点においても優れたビーチテントです。
そのほか「シルバーコーティングによる紫外線カット」「両側で開閉可能なダブルジッパー」などの機能が搭載されていて、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしのアイテムとなっています。
ちなみにこちらのビーチテントなら中で着替えをすることもできますので、ローカルな海岸で遊ぶときには最適です。
LetsFunny
次にご紹介する「LetsFunny」のビーチテントも3~4人用のサイズとなります。
サイズ:幅218cm×奥行149cm×高さ119cm
重さ:約1.6kg
フロント面以外はメッシュ窓が付いていますが、スクリーンで中を隠すことも可能です。
ペグを使って固定するタイプのビーチテントなので、風がある日でも安心して利用できます。
海水浴以外にもキャンプや花見、子供の運動会など様々な場面で使えるビーチテントです。
大きさの割にはそこまで重くないため、持ち運びのしやすさという点から考えてもおすすめのアイテムと言えます。
4人家族で使っても問題ないくらいのサイズ感がありますので、ファミリー用のビーチテントをお探しの方はこちらを参考にしてみてください。
BEAR
こちらは「BEAR」から販売されている2人用のビーチテントです。
サイズ:幅190cm×奥行190cm×高さ120cm
最大の特徴はワンタッチで簡単に設営できるところで、これまでにテントの組み立てをしたことがない方でも数分でセットが完了します。
また、生地全体に紫外線カット加工が施されていて、UPF50程度の効果が期待できる部分もおすすめするポイントです。
フロント以外はメッシュ素材が使われているため風通しがよく、その分だけ軽量化もされています。
もちろん専用のキャリーバッグが付いていますので、持ち運びやすさという点も問題ありません。
大人が2人で使用してちょうど良いくらいのサイズ感のため、カップル用のテントをお探しの方にはぴったりだと思います。
ビーチテントとキャンプテントの違い
ビーチテントと一般的なキャンプ用テントの違いには以下のような部分が挙げられます。
・組み立て方
・重量
・通気性や遮光性
ビーチテントは海岸での使用を前提としているため、普通のキャンプテントよりも簡単に組み立てられるように設計されています。
特に最近はフレームとシートが一体型となっていて、あとは広げるだけで設置完了するといったタイプのビーチテントが人気です。
また、ビーチテントの場合は海岸まで持ち運ぶことを考えて軽量化されているものが多く見られます。
極力フレームを減らし、持ち運びやすさに重点をおいているところがビーチテントならではの特徴と言えるでしょう。
そのほか、ビーチテントは通気性と遮光性にもこだわっています。
風が強く吹きやすい海岸でも風力を逃がせるようメッシュ素材を多用している、直射日光から身体を守るために紫外線カット効果を施している、といったところがキャンプテントとの違いです。
ビーチテントの活用シーン
ビーチテントは夏場の海水浴だけでなく、通常のデイキャンプや花見といったシーンでも使えます。
また、ピクニックや子供の運動会といった場面でもビーチテントがあると便利です。
特にオープンタイプのビーチテントは様々な用途に使えるため、ひとつ持っておくと非常に重宝します。
(オープンタイプのビーチテントなら花見会場や学校の校庭で広げてもそこまで目立たないので使いやすい)
そのほか、ベランダや庭に設置して子供と一緒にちょっとしたアウトドア感を楽しむこともできます。
このようにビーチテントには色々な使い道がありますので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてください。
ビーチテント禁止の海水浴場もある?
海水浴場や海岸によってはビーチテント(または普通のテント)の使用が禁止されているところもあります。
特に7~8月のオンシーズンは海の家や監視員からルールを守るよう注意されるケースもありますので、事前に「ビーチテントの設置が可能かどうか」を確認しておいてください。
また、ビーチテントが利用できるところだとしても強風でテントが飛ばされないよう対策を講じる必要もあります。
他の方の迷惑になるような行為はトラブルの原因となりますので、その点を留意した上で正しくビーチテントを使ってください。
まとめ
海水浴場や海岸で使える「ビーチテント」の選び方やおすすめの商品をご紹介してきました。
ビーチテントは直射日光から身体を守るために必要なアイテムです。
また、タイプによっては更衣室代わりとしても使えるため、ひとつ持っておくとかなり重宝します。
選ぶときにはビーチテントの種類やサイズを確認し、自分の目的と合っているかどうかをチェックしておきましょう。
なお、ご覧いただいた通りビーチテントは海水浴場以外でも使えるものなので、屋外レジャーを趣味とする方なら買っておいて損はないと思います。