最近のアウトドアシーンで注目を集めている「車中泊」。
車中泊が出来るセットを持ってキャンプに行けば、雨が降った際などにとても便利です。
また、最初から車中泊を目当てに屋外へ遊びに行くといった方も増えてきましたね。
そして、そんな車中泊に欠かせないものと言えばやはり「マット」です。
ここでは車中泊用マットおすすめ5選をはじめ、マットの選び方についてもご紹介していきます。
ぜひ、これからアウトドアを趣味にしようと考えている方は参考にしていってください。
車中泊マットの選び方
まず車中泊用に使うマットの選び方について見ていきましょう。
サイズ
マットの大きさは車の荷室スペースの横幅に合ったものを選びます。
横幅が足りないと寝返りをうったときに車の座席の凹凸部分に身体が当たってしまって快適に寝られません。
もちろんマットの横幅の方が大きすぎるとかえって邪魔くさいということにもなります。
そのため、マット選ぶときにはこの横幅をあらかじめチェックするようにしましょう。
ちなみに縦の幅に関しては概ね1.8m~2m前後ほどのマットが多いので、そこまで大きく商品選びに影響することはないですね。
なお、ベッドのマットレスを基準にして考えると分かりやすいかと思います。
以下のサイズ表を参考にしてみてください。
シングル:幅97cm × 長さ195cm
セミダブル:幅120cm × 長さ195cm
ダブル:幅140cm × 長さ195cm
クイーン:幅160cm × 長さ195cm
キング:幅180cm × 長さ195cm
車種別だとトヨタ・ハイエースで荷室の横幅がだいたい1.7m前後、軽自動車のスズキ・ハスラーで1.3mほどとなっていますので、こちらも参考にしてもらえればと思います。
厚さ
車中泊用のマットを選ぶときにもっとも重要なポイントが「厚さ」です。
車の座席がフルフラットになったとしても、やはり多少の凹凸というのは気になるものです。
そのため、なるべく厚いマットを選んだ方が本当のベッドのような寝心地が得られます。
ちなみにキャンプ用として販売されている「外で寝るためのマット」は、だいたい3cm~5cmくらいのものが主流です。
もちろん車中泊用のマットとしても使えますが、スペースに余裕があるなら厚さ10cm以上のマットがおすすめとなります。
屋外のキャンプだと寝袋を使うことを想定しているので、3cm~5cmでも十分に寝られるのですが、夏場の車中泊などの場合はマットの上にそのまま寝ますので10cm程度の厚さがあった方が快適です。
ただし、厚さが増せばその分折り畳んだときや丸めたときのサイズは大きくなりますので、バランスを考えた上で選ぶようにしましょう。
素材
車中泊マットに使われている素材の多くはポリエステルです。
そして、中の素材にはウレタンフォームが使われることが多いですね。
ほかにはPVCと言ってポリ塩化ビニル素材のものも販売されています。
これらの素材はどれも汚れに強く、アウトドアに適した素材と言えます。
中にはニット地のマットも販売されていますが、飲み物をこぼしたりした際に洗濯が面倒なので、出来れば素直にポリエステル素材のものを選ぶようにしましょう。
車中泊マットおすすめ5選
それではここから「車中泊マットおすすめ5選」をご紹介していきます。
こちらのマットはいわゆる「インフレータブルタイプ」と呼ばれるエアーマットです。
自動で空気を入れられるのでセッティングに掛かる手間がほとんどありません。
そのため、車中泊初心者の方にもおすすめが出来ます。
なおこちらのSサイズは横幅が60cmです。
どんな車種でも使えるサイズと言えますね。
厚さもしっかりと10cmあるため、かなり快適な寝心地が得られます。
シリーズ商品にはサイズ違いのものもありますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
こちらも自動で空気が入るタイプのエアーマットですね。
厚さが5cmなのですが入れる空気の量を調節することが可能で、マットの硬さを自分好みに調整できます。
また、厚さ5cmということもあり、丸めたときのサイズが非常にコンパクトです。
そのため、軽自動車で車中泊をするという方にはとてもおすすめのマットとなっています。
ちなみに枕部分もセットになって付いているのでひとつ持っておくと便利ですね。
なお、幅は65cmとなります。
こちらは厚さ8cm、幅56cmというインフレータブルマットです。
同じマット同士を連結させられるという特徴を持っているため、車の幅によってセッティングするマットの数を決めるとスペースがキレイに埋まりやすいですね。
また、表面の素材がスエード調の生地になっていて、触り心地が良いというのもおすすめのポイントとなっています。
幅の広いマットをお探しの方におすすめの商品がこちらです。
サイズは「幅130cm×縦200cm×厚さ5cm」となっていますので、ひとりで寝る分には十分なサイズで家族での利用も可能とも言えるでしょう。
なお、高反発ウレタン素材を使っているため、厚さ5cmでも快適な寝心地が体感できます。
また、表面はポリエステルですので、万が一飲み物などをこぼしても掃除・洗濯が簡単です。
そのため、お子さんやペットと一緒に車中泊をするという方にもおすすめとなっています。
最大の厚みが22cmもあり、さらに値段が安いという魅力を持つエアーマットがこちらです。
空気に関しては手動式ですが、付属のポンプを使えば簡単に空気を入れることが出来ます。
ちなみに、幅も73cmありますので男性でも女性でも十分寝られるサイズと言えるでしょう。
また、素材にはベロア風の生地を採用していて、触り心地も抜群です。
折り畳んだ際のサイズもコンパクトですので、様々なアウトドアシーンで活用できるマットと言えそうですね。
車中泊マットなしのデメリット
マットなしで車中泊をするというのはデメリットが多いのであまりおすすめはしません。
というのも、やはりマットなしで寝ると翌朝身体がとても痛くなります。
車中泊という楽しい時間を過ごしたいのに、身体が痛くて夜中に起きたりしたらせっかくの趣味の時間が台無しになってしまいますよね。
また車の座席部分で直接寝ると、車自体を汚したり傷つけたりする可能性もあります。
そうなると車を買い替える際に査定も低くなってしまいますので、こうした点からも車中泊用のマットは1枚持っておいた方が良いと言えるでしょう。
さらに、マットがあるのとないのとでは車内における体感温度もかなり変わってきます。
特に冬場の車中泊では、マット自体が保温・断熱効果を発揮してくれるので必ず持っていった方が良いです。
マットなしの車中泊には、このようなデメリットがありますのでぜひ覚えておいてください。
車中泊を快適にするマットを選んでみては
車中泊マットおすすめ5選とその選び方についてご紹介してきました。
やはり車中泊をするのであれば良いマットを選びたいところです。
厚さやサイズ、そして素材などを確認しながら、自分の車やアウトドアスタイルに合ったものを探してみてください。