最近はキャンプなどにハマる人が増えてきていますが、アウトドアに欠かせないアイテムと言えばやはり「日焼け止め」です。
夏場はもちろんのこと、アウトドアを楽しむ場合はほかのシーズンでも日焼け止めを持参するようにしましょう。
ただし、これまであまりアウトドアをしてこなかった方からすると「どういった日焼け止めを選べば良いのか?」といった疑問もあるかと思います。
そこで、この記事ではアウトドア派な人におすすめしたい日焼け止め5選や、日焼け止めの選び方などをまとめました。
「アウトドアを趣味にしてみたい」「でも日焼けはしたくない」という方はぜひ参考にしていってください。
アウトドアを楽しむのに日焼け止めは必須
アウトドアを楽しむときに、日焼け止めは必須のアイテムです。
特に海や山といった場所でキャンプをするときには、必ず日焼け止めを持参するようにしましょう。
日焼け止めを使わず、肌にそのまま紫外線を当て続けると後々になって肌の黒ずみやくすみの原因になってしまいます。
また、夏場などのキャンプで日焼け止めを使わずに遊んでいると、夜になって炎症に泣くこともあります。
あまりにも日焼けの炎症がひどいときには発熱や痛みといった症状が出ることもありますので、陽射しが強いときには必ず日焼け止めを塗るようにしてください。
日焼け止めの選び方
続いては日焼け止めの選び方をご紹介していきたいと思います。
一言に日焼け止めといっても用途や効果の強さによって色々な種類が販売されています。
自分にとって最適な日焼け止めを選ぶためにも、どういったところを抑えておけば良いかチェックしておきましょう。
タイプ
日焼け止めには以下のようなタイプがあります。
・クリームタイプ
・ローション、ジェルタイプ
・スティックタイプ
・スプレータイプ
アウトドアにもっとも適しているタイプはクリームタイプの日焼け止めです。
クリームタイプはしっかりと肌に馴染み、高い持続性を兼ね備えているところが特徴的な部分です。
また、クリームタイプにはウォータープルーフ効果のある日焼け止めが多く販売されていて、汗などによって日焼け止め効果が薄れる可能性も低くなっています。
ただし、クリームタイプの日焼け止めを使った後にはしっかりとしたクレンジングやボディウォッシュが必要です。
対してローションやジェルタイプの日焼け止めはサラッとした使い心地が特徴となっています。
塗り直しやすい・アフターケアが楽といった部分が使用する上でのメリットとなりますが、やはりクリームタイプより少し日焼け止め効果が弱いといった印象は否めません。
続いてスティックタイプはクリームタイプと似た特徴を持っていますが、手が汚れないというのが一番のメリットです。
「塗り直しをしたい」「でも近くに水道や水場がない」といったときにも使いやすいので、アウトドア用としてひとつは携帯しておきましょう。
最後のスプレータイプもスティックタイプ同様に手が汚れないところが魅力的な部分です。
髪用の日焼け止めに使われていることが多いので、女性の方などはこうしたタイプの日焼け止めも用意しておいてください。
SPF・PA
日焼け止めを選ぶときにもっとも大事な部分が「SPF」「PA」といった数値です。
紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があるのですが、このうち肌の炎症を引き起こすのがUV-Bです。
そしてUV-Bをカットする目安になるのが「SPF」となります。
SPFはどれくらいの時間「日焼けを遅らせられるか」といったことを表しています。
SPFの数値が高ければ高いほど日焼け止め効果が高く、日本で売られているものだとだいたいSPF50が最高レベルです。
もちろんそれ以上の数値にあたるSPF60といった日焼け止めも売っていますが、SPFの数値があまりにも高いと肌への別の負担が大きくなるので適度なものを選ぶようにしましょう。
(SPF50以上の日焼け止めの場合、SPF50+といった表記がされることもある)
次にPAですが、これは肌の内部まで達するUV-Aをどれだけカットできるかを表しています。
PAは「+」の記号で表示され、「+(プラス)~++++(フォープラス)」までの段階があります。
+の数が多いほど効果が高いとされていますので、国産のものであれば「SPF50/PA++++」という日焼け止めが最強となるわけです。
アレルギーなどがなく、敏感肌でない人であれば上記のような日焼け止めを使ってみてください。
アウトドア派必見!おすすめの日焼け止め5選!
ここからは実際に販売されている日焼け止めの中からおすすめのアイテムを5つご紹介していきます。
ザ パーフェクト プロテクター
こちらは資生堂から販売されている日焼け止めです。
「SPF50+/PA++++」という最高レベルの日焼け止めとなっていますので、夏場のアウトドアにはまさに最適です。
さらに「シンクロシールド™」(ヒートフォーステクノロジー・ウェットフォーステクノロジー)を搭載していて、汗や水に触れることでより優れた紫外線防止効果を発揮するという特徴も兼ね備えています。
普段あまり日焼け止めを使わないのでどれを選んで良いか分からないという方は、ひとまずこちらを買っておけば間違いありません。
アウトドアUV
こちらは「SPF50+ PA+++」というスティックタイプの日焼け止めです。
携帯するのに便利なコンパクトサイズなので、アウトドア用に購入するにはぴったりなアイテムと言えます。
登山やランニングといったシーンでササッと日焼け止めを塗り直したいときに重宝しますので、ぜひチェックしてみてください。
サラブレス アウトドア UVプロテクト
こちらは「SPF28/PA+++」と比較的効果がライトな日焼け止めです。
肌に負担を掛けずに使える日焼け止めで、虫の嫌がるフレグランスを配合しているところが特徴的な部分になっています。
「あまり強すぎる日焼け止めは肌に合わない」という方は、ぜひこちらを選んでみてください。
NALC パーフェクトウォータープルーフ
顔や全身に塗れて、さらに敏感肌の人でも安心して使えるという日焼け止めがこちらです。
「SPF50+/PA++++」という最高レベルの日焼け止めでありながら、保湿成分や肌荒れ対策をバッチリと施しているところが特徴的な部分となっています。
また、ジェルタイプなので塗ったあとに肌が白くならず、女性用の化粧下地にも使えるところが魅力的です。
さらにアルコールや香料、着色料を配合していないため肌へのストレスを掛けずに使用できます。
オルナ オーガニック
こちらは7種類のオーガニック成分と12種類の美容成分を配合した肌に優しい日焼け止めです。
「SPF50+/PA++++」と効果は高いものの、肌への負担を軽減させたクリームタイプの日焼け止めなので、どんな方にもおすすめすることが出来ます。
また、乳液のような使用感で白くなりにくいところも特徴のひとつです。
さらにベタつきを抑え、簡単に洗い落とせるようになっていますのでアウトドアの際にはかなり重宝します。
髪や唇の日焼け対策も必須
日焼け止めは顔や身体だけでなく、髪や唇にも必要です。
そのため、アウトドアに出掛けるときには髪用の日焼け止めスプレーやUVカット効果ありのリップクリームも用意しておきましょう。
ちなみに髪というのは意外と日焼けダメージを溜め込みやすい場所なので、アウトドアの際には帽子を着用するのもおすすめです。
唇に関してはコロナ禍ということもありますので、マスクを着用すれば日焼け止めと感染予防の2つの効果が得られます。
関連記事:サーフィン中の唇の日焼けに要注意!予防・ケア方法など
まとめ
アウトドア派の方におすすめしたい日焼け止めアイテム5選や日焼け止めの選び方をご紹介してきました。
日焼け対策は若いうちからおこなっておいた方が良いので、20代や30代という方もぜひ意識してみてください。
また、紫外線というのは常に降り注いでいるものなので、屋外に出るならいつでも日焼け止めを使うようにしましょう。