ホエールウォッチングができる日本のスポットって?注意点も解説

この記事では「ホエールウォッチング」に関する様々な情報をご紹介していきます。

ホエールウォッチングとは船上から野生のクジラを観察するツアーや観光のことです。

四方を海で囲まれている日本ではホエールウォッチングをツアー化しているところが多々あり、年間に多くの方々がツアーを利用しています。

ここでは、日本でホエールウォッチングができるスポットやツアーに参加するときの注意点を詳しくまとめました。

また、合わせてホエールウォッチングの魅力や実際に見られるクジラの種類なども解説しているので、ぜひ最後までご覧になっていってください。

ホエールウォッチングとは?

ホエールウォッチングとは、野生のクジラやイルカなどを観察することを目的とした観光のことです。

クジラとイルカは同類の生き物ですが、主にクジラを対象としたツアーをホエールウォッチングと呼び、イルカを目的とする場合はドルフィンウォッチングと呼んだりもします。

また、ホエールウォッチングは自然環境を学ぶためにも有意義な活動であることから、レジャーではなく環境教育のひとつとして捉えられることもあります。

ちなみに商業的な形でホエールウォッチングが実施されるようになったのは、今からおよそ70年前のことです。

1950年代から1980年代ごろにかけてクジラの観察を目的としたツアーは増えていき、現在のようなホエールウォッチングが確立されていきました。

なお、現在では世界80〜90か国でホエールウォッチングがおこなわれていて、国によってはクジラが重要な観光資源として扱われています。

しかし、ホエールウォッチングを生業とする業者や参加者が増えることで、クジラへのストレスが高まるといった懸念もあるようです。

クジラの生活や生態系を崩さないために、各国の政府や主要な旅行会社では自主規制を促す動きも出てきています。

ホエールウォッチングの魅力

ホエールウォッチングの魅力は何といっても広い海原の中を悠然と動き回る野生のクジラを肉眼で見られるところです。

大自然の中に生きるクジラのリアルな泳ぎや大きさを体感すると「人生観が変わる」という方も少なくありません。

また、クジラには社会性を持つ種類も多く存在するので、ホエールウォッチングの最中に群れを発見することもあります。

全長5〜6m以上のクジラが群れで泳ぐ光景は壮観であり、ほかでは味わえない感動体験となることでしょう。

ホエールウォッチングで見られるクジラの種類

ホエールウォッチングで見られるクジラの種類は場所によって異なります。

日本の場合だとミンククジラやザトウクジラ、ニタリクジラやマッコウクジラなどが観察できますが、見たいクジラが決まっている方はあらかじめどのクジラが見られるのかをチェックしておきましょう。

ミンククジラ

世界最大の生物とされるシロナガスクジラ(およそ30m前後)と同じ科に分類されるのが「ミンククジラ」です。

ミンククジラの全長は6〜7m程度ですが、それでも肉眼で観察したときには相当な迫力を感じます。

現在のところ、定期的にミンククジラを見られるのは北海道の一部海域のみとなっていますが、東北の三陸沖や日本海でも観測された事例はあります。

ザトウクジラ

北海道から瀬戸内海あたりまで、広い範囲で観測されているのがザトウクジラです。

日本近海であればどこでも見られる可能性があるクジラで、ヒゲクジラを代表する種類でもあります。

ザトウクジラは全長10m以上の大きな身体を持つクジラなので、間近で見たときの迫力と感動はまさにトップクラスです。

ニタリクジラ

同じナガスクジラ科に分類されるイワシクジラやカツオクジラとよく間違えられるのが「ニタリクジラ」です。

ニタリクジラは高知県の土佐湾や鹿児島県の近海で通年観察されていて、ツアーで見られる可能性が高いクジラの一種として知られています。

かつては南アフリカ周辺の海域にしか存在しないと考えられていましたが、1940年~1950年代に小笠原諸島付近で発見されてからは、北太平洋にも多くのニタリクジラが生息していることが判明しています。

マッコウクジラ

マッコウクジラはハクジラ類に属するクジラであり、同類のクジラの中ではもっとも大きな身体を持つことで有名です。

オスのマッコウクジラは全長17m前後まで成長するので、日本近海で見られるクジラとしては最大種と言えます。

また、マッコウクジラは幅広いところに分布し、個体数も豊富です。

北海道から沖縄方面まで様々な海域で観察されているため、ホエールウォッチングの対象には適したクジラとされています。

ツチクジラ

マッコウクジラと同じハクジラ類に属するツチクジラは、知床半島や網走沖の海域でよく観測されています。

逆に他の海域で見かけることはほとんどないため、北海道でしか出会えないクジラとも言えるでしょう。

なお、日本近海では上記で取り上げたクジラ以外も観測されています。

ただし、ツアーに参加すれば高い確率で見られるというわけではないため、仮に見かけることができたら非常に幸運と言えるかもしれません。

ホエールウォッチングができる日本の人気スポット

ここからは日本でホエールウォッチングができるスポットをご紹介していきます。

沖縄

沖縄県は世界有数のダイビングスポットであると同時に、ホエールウォッチングのスポットでもあります。

沖縄本島の周辺では出産のために南下してくるザトウクジラを観察することが可能です。

時期としては12月〜4月あたりが狙い目なので、夏のオンシーズンとは重ならずに済みます。

また、慶良間諸島の周辺でもクジラの群れを観察できるため、比較的暖かい環境でホエールウォッチングを楽しみたい方は沖縄方面を選んでみてください。

高知

高知県の土佐湾沖ではニタリクジラの姿がよく観察されています。

出現率がそれなりに高いので、ツアーに参加すれば見られる確率も高いと言えるでしょう。

ニタリクジラは性格が穏やかで人懐っこいため、運が良ければ船の近くまで泳いできてくれるかもしれません。

北海道

観察できるクジラの種類が多いという特徴を持つのが北海道です。

知床半島や網走沖ではクジラだけでなくシャチやイルカなどの姿も観測されています。

ホエールウォッチングに適している時期は5月〜10月ごろなので、ゴールデンウィークや夏休みを利用して北海道旅行を計画してみてください。

夏の北海道ではザトウクジラやマッコウクジラの姿が見られるかもしれません。

奄美大島

奄美大島や鹿児島県の周辺ではザトウクジラの姿を観察できます。

シーズンは1月〜3月ごろです。

運が良ければザトウクジラの群れを見られますので、シーズン中のツアーに参加してみてください。

ホエールウォッチングに参加する際の注意点

ホエールウォッチングに参加するときの注意点は以下の通りです。

・濡れても良い服装

・タオルや着替えの準備

・カメラやビデオ(GoPro)などの用意

・小まめな水分補給

・必要であれば船酔い用の薬を持参

船上では水しぶきが掛かることもあるので濡れても良い格好で参加しましょう。

また、万が一に備えてタオルや着替えも準備しておくと安心です。

スマホのカメラよりキレイな写真や動きのある映像が撮りたいときには専用のカメラやビデオ(GoPro)などを用意してみてください。

あとは体調面として「小まめに水分補給をおこなう」「必要なら船酔い用の薬を持っていく(先に飲む)」などを頭に入れておきましょう。

まとめ

野生のクジラを観察する「ホエールウォッチング」の魅力やおすすめのスポットをご紹介してきました。

日本にはホエールウォッチングのツアーを企画しているところが色々とあります。

その中でもクジラを見られる確率が高いのは北海道や奄美大島、沖縄周辺の海域です。

ホエールウォッチングに興味がある方は、ぜひ連休を利用して各地を訪れてみてください。

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