サーフミュージックの第一人者で、自身もプロサーファーとして活動していた経験があるアーティスト・ジャックジョンソン。2018年に彼自身初となるベストアルバムをリリースしました。
ここではジャックジョンソンのプロフィールや過去にリリースした楽曲の中からおすすめのナンバーをランキング形式でご紹介していきたいと思います。ぜひジャックジョンソンのバックボーンを知った上で、極上のサーフミュージックに聞き惚れてみてください。
ジャックジョンソンのプロフィール
ジャックジョンソンはハワイ出身のシンガーソングライターであり、映像クリエイターでもあります。なお、1975年5月18日生まれで2018年時点では43歳です。
幼少期から生まれ育ったハワイ・オワフ島で波と戯れ、自然とサーフィンをするようになっていったというジャックジョンソンは、高校生の頃にはプロサーファーになるほどの実力となっていきます。実際にプロサーファーとして活動をしていた時期もありますが、サーフィン中での怪我を理由に一線を退くことに。
そして趣味でおこなっていた音楽活動をメインにするようになり、その後は映像クリエイターとしても活動をおこなっていくことになります。プロサーファーの中でもトップクラスの実績を持つケリースレーターを親友に持つジャックジョンソンは、サーファーたちのサーフトリップなどを映像に残し、そのサーフムービーに自身の楽曲を落とし込んだ「シッカー・ザン・ウォーター」や「セプテンバー・セッションズ」といった作品が評価され、アーティスト・ジャックジョンソンは誕生しました。
その後はシンガーソングライターとして、インディーズレーベルを経てメジャーシーンへと進出。瞬く間にサーフミュージックというジャンルの中でもトップセールスを記録するほどとなり、日本でもそのアルバムはさまざまな方に愛される1枚として記憶されています。
実際にサーフィンへ出かける際にジャックジョンソンのアルバムを聞いているという方も多いのではないでしょうか。現在でもハワイの自宅や昔からのガレージを使い、音楽制作や趣味でのサーフィンに没頭するというジャックジョンソン。究極のスローマリンライフとも言える彼の生活スタイルは、世界中のサーファーから憧れの的ともされています。
ジャックジョンソンの音楽のジャンルは?
ジャックジョンソンの楽曲は、どれもアコースティックギターをメインとしたナチュラルなメロディーが特徴的でもあります。ジャンルとしてはサーフミュージックと分類されることが多く、そのほかサーフロックやオルタナティブロックともいわれています。
なお、非常にメローなフレーズが多く、アンビエントミュージックとしての一面も併せ持っているところが魅力的な部分でもあります。環境音楽のように自然に溶け込んだギターの音色がとても心地よく、サーフィンをする前にも後にも聴ける音楽です。
もちろん生活の中で聴く分にもまったりとしていて、非常に心を落ち着かせることができます。バンド形式での楽曲もありますが、真骨頂としてはアコースティックギターや自然なパーカッションだけのナンバーが人気も高く魅力的に感じられているようです。
ジャックジョンソンのおすすめ名曲10選
ここからはジャックジョンソンの楽曲の中でもおすすめのナンバーをご紹介していきたいと思います。どれも秀逸なメロディーが楽しめて、サーフトリップなどにもぴったりの曲ばかりです。
ぜひジャックジョンソンを初めて聴くという方も参考にしてみてください。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲①】
Traffic In The Sky(トラフィック・イン・ザ・スカイ)
まったりとした雲の流れや、ハワイの夕暮れなどをイメージさせるようなアンビエントな1曲です。柔らかなアコースティックの旋律が、サーフキャンプなどの朝などにもおすすめのナンバーとなっています。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲②】
Better Together (ベター・トゥギャザー)
日本でも人気となったアルバム「In Between Dreams」からリード曲を選出しました。こちらの楽曲を耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。ボサノヴァっぽさもあるリズミカルなパーカッションと、ギターのアンサンブルが心地いい1曲です。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲③】
Good People (グッド・ピープル)
こちらもアルバム「In Between Dreams」から選んだ楽曲です。カッティングが効いたギターサウンドが気持ちよく、小刻みなテンポがドライブミュージックにもぴったりなナンバーとなっています。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲④】
Talk of the Town(トーク・オブ・ザ・タウン)
アコースティックギターのアルペジオイントロから始まるミディアムテンポのナンバー。メロディアスな旋律が魅力的で、ジャックジョンソンの楽曲の中だとちょっと物悲しげな音色が逆に特徴でもある1曲です。後半に進むに連れてアッパーなイメージに変わっていくのもこの曲のポイントとなっています。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲⑤】
Sleep Through the Static(スリープ・スルー・ザ・スタティック)
この曲はジャックジョンソン好きの間ではマストな楽曲ともいえます。浜辺でまったりとしながら聞くのもよし、車でドライブミュージックとして聞くのもよし、いろいろなシーンにマッチした1曲です。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲⑥】
To the Sea(トゥー・ザ・シー)
ちょっと牧歌的なイメージのあるこちらの楽曲は、聴いているだけでちょっと気分が盛り上がってくるナンバーです。スローな楽曲ですが、バックグランドで打たれるドラムスが力強く、どこかテンションアップに繋がります。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲⑦】
My Little Girl(マイ・リトル・ガール)
こちらはブルースハープとピアノ、ギロやパーカッションといった複合的なサウンドが魅力的です。ブルージーな印象のある楽曲で、オールドサーフミュージックといったイメージもあります。昔の西海岸系音楽が好きという30代~50代くらいの方にもおすすめの1曲です。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲⑧】
we’re going to be friends(ウィアー・ゴナ・ビー・フレンズ)
アルペジオ系のギターサウンドが好きならこちらの楽曲がおすすめです。ジャックジョンソンのウィスパーボイスが心地よく、眠りにつく前の音楽としても秀逸な旋律となっています。穏やかな気分になりたいときに聴くのもいいかもしれません。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲⑨】
I Got You (アイ・ガット・ユー)
ギターと口笛から始まるユニークな楽曲です。ジャックジョンソンの真骨頂的なメロディーでとても魅力的。サーフトリップの帰り道などに聴くのも良いと思います。
【ジャックジョンソンのおすすめ曲⑩】
Upside Down(アップサイド・ダウン)
アップテンポで気分が高まる1曲です。晴れた日などにも聴きたくなるメロディーで、旅行に出かけるときにもおすすめ。もちろんドライブミュージックにもぴったりで、友達同士で海に向かう際にも車中で流してもらいたいナンバーとなっています。
ジャックジョンソンのベストアルバム収録曲
最後にジャックジョンソンが2018年に発表した自身初のベストアルバムに収録された楽曲をご紹介しておきます。ぜひ実際にアルバムを購入して、その緩やか且つメロディアスな楽曲を楽しんでみてください。
日本のファンに向けたベストアルバム
「ザ・エッセンシャルズ」
1バナナ・パンケーキ
2ホライゾン・ハズ・ビーン・ディフィーティッド
3ベター・トゥゲザー
4フレイク
5グッド・ピープル
6シッティング・ウェイティング・ウィッシング
7ゴーン
8バブル・トーズ
9アップサイド・ダウン
10イフ・アイ・ハッド・アイズ
11アイ・ガット・ユー
12ホープ
13ユー・アンド・ユア・ハート
14ロデオ・クラウンズ
15マイ・マインド・イズ・フォー・セール
16ウェイスティング・タイム
17ホーム
18ビッグ・サー(マイクD・リミックス)*未発表ヴァージョン
どれもジャックジョンソンらしいナンバーで、おすすめの楽曲でご紹介したものもいくつか含まれています。サーフトリップの際のBGMにもぜひどうぞ。
ジャックジョンソンのベストアルバムはこちら
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