サーフィンのための移住でおすすめの国内エリア3選をご紹介します。エリア別の特徴や、移住した場合のメリット・デメリットもまとめました。
また移住に役立つ自治体HPもご紹介します。サーフィンのために移住を考えている人も、そうでない人も、もしここに移住したら…の目線で読んでみてください。
サーフィンのために移住する人は多い
サーファーなら、波があればいつでもすぐ海に行ける…そんな環境で暮らすことに憧れる人は多いのではないでしょうか。波があったから仕事前に1ラウンド、波がなくても海へ行ってのんびり散歩、海までの移動手段も自転車やスケボーで…
サーフポイントへ行くにも車で高速を乗り継いで1時間半以上はかかる地域に住んでいる人には羨ましい話でしょう。サーフィンのために国内で移住するならおすすめといえば、【千葉・湘南・宮崎】です。それぞれのエリアの特徴や、移住した場合のメリットやデメリットをご紹介します。
サーフィン移住の定番は「千葉」
千葉は年間を通してコンスタントにいい波がたつエリアです。2020年東京オリンピックのサーフィン会場にもなっている志田下(釣ヶ先海岸)を始め、非常に多くのサーフポイントがあります。中でも一宮町やいすみ市は、サーフタウンとして地域全体でサーフィン振興に取り組んでおり、サーファーに特に人気の町です。東京都心部などへのアクセスも通勤時間の長ささえ我慢できれば可能なため、仕事を変えなくても移住できる場合も。
サーフィンのために千葉に移住するメリット・デメリットをまとめました。
千葉に移住するメリット
・サーフポイントが多い
・年中いい波がたつ
・自然が多い
・東京都内までの通勤も可能(電車で約1時間半~2時間前後)
・電車がすいている
・スーパーや産直所の野菜や魚が安くて美味しい
・家賃、土地、物件価格が安い
・移住誘致に取り組んでいる町が多く、移住しやすい
千葉に移住するデメリット
・通勤時間が長い(電車で約1時間半~2時間前後)
・終電が早い(東京発だと22時台が終電)
・買い物などの日常生活に車が欠かせない
・夏場は県内外からサーファーが集中するため、道が混む
千葉の魅力は、時間がかかるとはいえ、やはり都内へのアクセスが可能な範囲にあることです。一方で終電が早い、日常生活に車が不可欠といったデメリットはありますが、これは千葉に限らず、都会を離れて暮らす場合にはどこでも共通のデメリットといえそうです。
また千葉には地域全体で移住を支援する取り組みをおこなっている所も多く、移住者向けイベントや支援体制なども充実しています。もちろんサーフィンも移住の魅力としてイチ押しされているため、移住者サーファーにウェルカムな雰囲気も嬉しい点です。
<千葉に移住するとき役立つHP>
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サーフィンと私生活の両立ができる移住先「湘南」
海近くの自然豊かな環境ながら、東京都内へもアクセスが良く、町全体がオシャレな雰囲気の湘南エリア。中でもサーファーに人気なのは辻堂・藤沢・茅ヶ崎・平塚などです。サーフィンのために湘南に移住するメリット・デメリットをまとめました。
湘南に移住するメリット
・サーフポイントが多い
・駅前などが栄えており、買い物が便利
・福祉が充実した町もあり、子育てがしやすい
・東京都内までのアクセスが便利(電車で約1時間)
・圏央道、東名、中央道など車でのアクセスも便利
・自然が豊富で、富士山なども見える
湘南に移住するデメリット
・年中波があるとは限らない
・サーフエリアや海水浴エリアとして人気のため海が混む
・夏場は県内外からサーファーや海水浴客が集中するため、道が混む
・電車が混む(特に通勤ラッシュが過酷)
・家賃、土地、物件価格が高い
・駐車料金が高い
湘南エリアは自然を感じられる住環境ながら、利便性の高い点がメリットでもありデメリットでもあります。駅前にはデパートやショッピングモールも多く、日常生活には車がなくとも、自転車が1台あれば事足りることも。
湘南エリアには、ボードキャリアを取り付けた自転車にサーフボードを積み、ウェットスーツ姿で海へと向かう自転車サーファーも多く見られます。一方でサーフポイントは混雑することが多く、夏は海水浴客も増えるため道も渋滞しがちです。
サーフィンがすぐにできる環境には住みたいけど、田舎暮らしには馴染めない…コストや混雑を我慢してでも利便性は手放せない…という人には湘南エリアへの移住がおすすめです。
<湘南に移住するとき役立つHP>
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サーフィンに没頭できる移住先「宮崎」
気候が温暖な南国、宮崎。太平洋側の海岸には、その波質の良さともあいまって、日本屈指のサーフポイントが数多く点在しています。また豊かな自然や食材も大きな魅力です。
サーフィンのために宮崎に移住するメリット・デメリットをまとめました。
宮崎に移住するメリット
・波の質は日本屈指
・気候が温暖(真冬でも最高気温が10度を上回る日が多く、快晴日数も多い)
・自然が豊か
・物価、地価などが安い(全国トップクラス)
・県全体で移住誘致に取り組んでいるため、移住しやすい
宮崎に移住するデメリット
・仕事を探すのが大変(求人が少ない)
・給与が安い場合が多い
・都市部でも店などが少ない
・日常生活に車が不可欠
・都市部を離れると、ネット環境をはじめライフラインが不便になる
宮崎の波質の良さは有名で、遠方からサーフトリップで宮崎へ…というのもよく話に聞きます。自然が豊かで物価や地価も安い反面、仕事探しに苦労することや、給与水準が全国的にも低めなことが移住における難点です。
しかし宮崎県全体で移住を誘致しており、特に日向市などはサーフタウンとして若い世代向けの誘致イベントやビジネススクールなどを積極的に開催しており、移住者支援が充実しています。
<宮崎に移住するとき役立つHP>
▼宮崎県移住・UIJターン情報サイト「あったか宮崎ひなた暮らし」
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サーフィンのために移住する際の仕事は?
サーフィンの移住のために仕事を変えるという人も少なくありませんが、地域や場所によっては周辺に仕事がないということもあります。
移住を検討する際には仕事についてもよく考える必要があります。移住してから仕事を探すのではなく、理想は仕事が決まった上での移住です。
サーファーに合う仕事についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
サーフィンのための移住先はよく検討しよう
サーフィンのための移住でおすすめの国内エリア、千葉・湘南・宮崎をご紹介しました。エリアごとに利便性やコストなどの面で様々なメリット・デメリットがありますが、いずれのエリアにも共通するのは、「海辺への移住」であるということ。
海辺への移住には以下のようなリスクも伴います。
・建物や車などへの塩害
・台風や津波などの自然災害
移住を考えている地域の塩害や災害対策については、事前にしっかりと確認しておきましょう。また移住の前には、いろんな季節や時間帯に何度も足を運んでみるのがおすすめです。
その地の気温や湿度が肌に合うかどうか、町の雰囲気や空気感をより感じることができます。移住を推進する自治体によっては、お試し滞在などを斡旋しているところもあるので利用してみましょう。